当麻[隊長兼ガメラ]充弘
昨年九月、阪本前隊長がめでたく結婚し、人外協隊則第3条「隊長の退職の要件」の第2項「結婚による退職」の規定により、隊長が交代することになった。二代目隊長の選定方法については、同隊則第5条に「前隊長により決定される」と明記されており、この条項を受けて二代目隊長が当麻[ガメラ]に決定した。
隊長の仕事については、隊則第8条に列記されているが、主なものは「甲州画報の訓示を書く」と「こうしゅうえいせいの巻頭言を書く」の二つである。てなわけで、巻頭言である。
隊則第15条に基づき、今年も年会誌の「こうしゅうえいせい」が発行された。5冊目のこうしゅうえいせいは、「こうしゅうえいせい正」である。「正」といってもこれは単に5冊目を表しているのにすぎず、これまでの「えいせい」が間違っていたと言う訳ではない。これは、前号のタイトルが「誤」だったといっても、内容とは関係ないのと同様である。
人外協の活動も、今年で6年目になる。相変わらず隊員数は200人近く、大阪・名古屋・東京では、隊則第12条に基づいた支部例会が、毎月続けられている。また、隊則第13条に基づいて発行されている会報の「甲州画報」は60号を越え、さらには、会誌「こうしゅうえいせい」も見ておわかりの通り、質・量ともに高い水準を保っている。
このような活動が続けられるのも、甲州先生が精力的に活動を続けておられるからである。甲州作品あるかぎり、われわれは(たぶん)不滅である。なお、「人外協隊則」は冗談なので、本気にしないように。
こうしゅうえいせい正
|