軌道傭兵研究編

 軌道傭兵シリーズは、90年から93年まで軌道傭兵1〜5が連続したシリーズで出版されました。そして続編として「蒼穹の軌道爆撃機(93)」、「黎明の軌道邀撃機(94)」、「攻撃衛星エルファラド(95)」と少しづつ時代を飛ばした作品が書かれています。
 航空宇宙軍史とは違った、さらに限定された、より現実に近い(?)雰囲気の宇宙開発時代が描かれており、技術的には地味ながら、登場人物は逆に派手で非常に楽しいシリーズです。残念ながら95年以降新刊は出ていません。
 軌道傭兵のキャラクターの中ではやはりダントツでハスミ大佐が、そしてなぜか秋山さんの人気が高いようです。全シリーズを通して活躍したハスミ大佐は、「攻撃衛星エルファラド」では死亡(百才以上、いくつまで生きたのか謎ですが)した後までも活躍しています。
 また、「攻撃衛星エルファラド」で88年に出版された「36、000キロの墜死」と登場人物が共通し、同じシリーズになりました。(さすがに「ヴァレリア・ファイル」とは重ならないようです)

 

検証データ
● 秋山を探せ
● ハスミ・オービットシャトル社のシュピーゲルの運用について
● 町工場での生産現場状況 ● シュピーゲルの打上げバリエイション
● スペースデブリの恐怖 ● ハスミ大佐の家族に関する考察
● KK−24まで何マイル?

普通のサラリーマンでもわかる「軌道傭兵」
● 用語解説
● テーマ解説

その他
● アンケート(主人公は誰、今後の展開は)結果




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