力技


巻頭言

当麻[隊長兼ガメラ]充弘

 「こうしゅうえいせい」の8巻目をお届けする。(いや、こう書いとかないと何巻目かがわからなくなりそうだから。)8巻目がなぜ「力技」なのか.. 解説するのも野暮だから、ヒントだけ与えておく。ヒントは「仮面ライダー」と「ローマ数字」である。
 早いもので人外協の活動も9年目を迎えた。この間、大阪・名古屋・東京で途切れることなく毎月例会が開かれ、連絡誌である甲州画報も近々100号を迎えるというのは、一人の作家のファンクラブとしては画期的なことではないだろうか。調べたことはないけど。 さて、甲州先生であるが、今年も精力的な創作活動を維持されている。また、この度めでたく新田次郎記念賞を受賞され、山岳冒険小説家としても高い評価を得ている。
 我々としては気になるSF作品の創作だが、シリーズ開始当初に「これはSFではない」と言われていた軌道傭兵シリーズが、時代が先に行くに連れSF色が濃くなってきており、またSFマガジンでも連載が開始されるという話もあり、これからがさらに期待できそうである。
 ということで、我々の未来は明るそうである。


目次(もしくは概要)


こうしゅうえいせい力技

谷甲州黙認FC
青年人外協力隊年会誌
発行日: 甲紀17年8月20日
発行者: 人外協隊長 当麻充弘
発行所: 谷甲州黙認FC
青年人外協力隊
編集者: 荻野秀世




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