プールで発見された手記*1
和田［略称ゆかさま］由香
７月２６日金沢へ行く。北陸方面には高校の修学旅行以来である。*2スーパー雷鳥車内でそれらしき人を何人も見かける。やっぱり同類（？）はわかるんだなー。でも、車内でカホなこと言わないで欲しいと、思う。
金沢駅で、“さて、どーしょー”と思っていたら横山ご夫妻達に遭遇。*3タクシーの運転手さんは「まだ、梅雨が終わってないから」とおっしゃったが、確かにＳＦ大会の３日間、時々晴れのぐずついた天気でした。 受け付けは、“あいうえお順”・・・・・やーっぱり一番最後だった。
ルネスに着く早々、スタッフをやっていた鵜川［茶汲み少年］さんからアフターレポート用パンフをもらう。“ごめんねー、結局書けなかったよー。くすん”
ルネスはお風呂とプール、というわけで水着とリゾートウェア持参で参加。
水着でうろうろしていると、どこからともなく「ゆかさまー」と声がかかる。畠山さんだった。まわりは人外協の面々。
「おひさしぶりー、人外協に入ったんだってね」「正式にはまだなんだよ」などと話していたが、せっかくプールに来たんだから泳ごう、となり、５・６人で巨大地球儀ビーチボールで遊ぶ。しかし、プールでちょっと遊んだだけでダウンしてしまうのは情けない。*4前野［孤高の夫婦漫才］さんは「２５ｍプールをｘ回往復したぞ！」と言ってらしたが、うらやましい・・・。
ルネスで参加した企画ってーと、久美先生の「クリスタル・ヒーリング」だがプールサイドの予定が雨で屋内となり部屋を探してうろうろ。やっと見つけたときには既に始っておりました。
先生ご持参のクリスタルを見せていただき、お祓い（お清め？）の仕方や、ジャンケンによるクリスタル争奪戦があったけど、ジャンケンに弱い私は・・・。
ＳＦ大会参加者以外にも一般の人が沢山いたわけだが、ライブ・ロールプレイング・ゲームのオープニングとエンディングでは、子連れのおとうさんが子供に「見てごらん、見てごらん、面白いよ」と言っていたのが、私には面白かった。ＬＲＰＧは水の女神ルネスがゴルバスを倒して、めでたし、めでたし。*5
ルネスでうろうろーっとしてると「和田さん、和田さん」振り返るとＮ嬢であった。４年ぶりである。東京在住だけど、ｉ−ＣＯＮのスタッフをやっているＮ嬢の担当は笹本先生だったが・・・。笹本せんせ、企画多いから・・・。
そのほかにも、１年ぶりの人（やっぱりこれが一番多い）や５年ぶりの人など。*6
さて、「キャサリンにチャイナを着せて写真を撮る」下準備として、チャイナを着させてもらうが、腰までスリットがはいっているので、けっこーきょーあくであった。しかし、胸がゆるかったのは悲しかったよ〜。
で、キャサリンであるが、喉元が留められなかったとはいえ、あのチャイナが着れるというのは・・・。*7とりあえず、手元にある化粧品で化粧をしたが、やっぱり元がいいからハート。でも、もうちょっと化粧うまくなりたいと思ふ。普段しないからねー、うんうん。
写真を撮ってた安藤［二等工兵］さんに「写真、私のがあったら送ってね」と頼む。後日送られた写真は・・・。*8
宿泊は、Ｎ嬢のおかげでロッジがとれたので「替え歌大賞」のさなかに早々に引揚げる。久々の熟睡であった。
翌朝、ルネス内に冷凍マグロがごろごろしてたのは言うまでもない・・・。
文化ホールまでは「時間報」の八瀬さん他一名とタクシーに乗り合わせたが、人外協の名は（悪名は？）どこまでも轟いているのだった。いやはや。
２７日、２８日の二日間で見た文化ホール企画って「いんぼー男」とサイエンスレクチャー「未来の医学」*9
ちょっとだけなら「吉岡平の部屋」（Ｎ嬢が笹本先生がらみで（かな？）担当だったからというのもある）
あと、「マツダのル・マン優勝おめでとうの部屋」ではレースクイーンをする彼女の姿が・・・。ここはルネスじゃないぞ！！
で、他はどーしていたかというと、ひたすらディーラーズルームをうろうろーっとしてたのでした。もう企画を見て回るだけの気力がない・・・。
しかし、猪塚［秘書室長］のお名前と“コアラ”とお顔が一致したのは収穫？だったのかもしれない。
あと、前野［いろもの物理学者］さんに「サインしてください！」という人がいたのが印象的（？）でしたネ。*10
夜の企画は、人外協宴会に行ったら地理的に他の企画に行きにくくなってしまった。*11で、普段着ないようなタンクトップとミニスカートでいたら岡田［なんでもいいかえど桃太郎あらためスイカ太郎］さんに「ヴァレリア」と言ってもらうが、本人は「ジョーカー」のつもりだったりする（無謀）。
みな美のロビーでは大場［ディズニーランド担当・みんなで幸せになろうね］氏が「世にも奇妙な物語」のネタ捜しをしてらしたが、いつの間にか“いかに悲惨な青春を過ごしたか”という話題になっていった・・・。
「谷先生のお宅に、明日お邪魔するんですけど、ゆかさま、どうされます？」と聞かれたものの、有給休暇が金曜しかとれなかったために日曜中に還んなきゃならなくって（金沢から宇部まで７時間くらいかかる）泣く泣くパス。
しかし「焼肉大会」もあったそーで（甲州画報第４０号参照）やっぱり行きたかったよー、しくしく。
“ギルガメッシュには入れないよー”といわれたものの、“ま、ちょっと行ってみるべ”と宮本［家老］さんと吉田［オムレツ屋のお姉さん］さんと行く。
しかし、大通りから飲み屋街をずーっと歩いたとこだったんで、宮本さんにいてもらってよかった。*12
確かに２Ｆのディスコには入れず１Ｆの「宇宙軍ＰＸ」も満員、３Ｆのパソ通フォーラムは、やってる人でないと入れない・・・でも宮本さんがニフティにはいっているので３Ｆに入れてもらう。
さて、３Ｆでは佐野［従軍楽士（破目仙人か？）］さんや笹本先生たちがフォーラムの最中。で、“奥に行ってみるべ”と移動したら、３Ｆから２Ｆが見える！（音は聞こえなかったけど）ディスコは終わってて、「創竜伝」を上映中。３人で「始がつり目だ」「余がカワイイ」などなど言っていたが、タダでいさしてもらうんだから、とゆー訳でウェートレス（と、いうか灰皿洗い）をしてました。
いろいろしてたら、下から高木［提督］さんが、「お水ちょーだい」と来られたけど、お水は飲んじゃダメ*13とかで、しばらくみんなと話して、下に帰られました。ビールは、いーっぱいあったんだが・・・。
２時間前、「銀英伝の部屋」に行こうかなぁと思いながらも、宮本、吉田両氏が「そろそろ帰るよ」と言い、Ｎ嬢から「一緒に帰ってね」と言われ*14確かにあの道を一人で帰るのはコワイなぁ、それにへたばったきたし、と思い、「銀英伝」は断念。
みんなと外に出ると笹本先生や大喜戸［陽動艦隊司令官（雪風中尉？）］さんたちが、「自動販売機」トトカルチョをしていた・・・。
で、ホテルに帰ってすぐ寝る。*15
今回の大会には、林［艦政本部開発部長］さんがいらっしゃらなかった。
なんでも、東京に引っ越すとかで、残った仕事をかたずけるために今回は泣く泣くパスだとか。うーーん寂しい。
ところで、引っ越し先がＸＸＸＸだとかで、「じゃあ、そーゆーことなの？」と聞くと「うん、らしーよ」とのこと。*16
今回の大会で見たホール企画は「若手作家（だったっけ？）パネルディスカッション」と「暗黒星雲賞」だけだった。
「星雲賞」「ファンジン大賞」ともに、今年は見なかったなー。
さて「暗黒星雲賞」は、笹本先生、時刊新聞、「未来の医学」、アンパンマン（キッズコン）、銀英伝の部屋、あかね雲ちゃん、が受賞。し、しかし、副賞はあ・の・ゴルバスさまの胴体の輪切りだった・・・。
「星雲賞がもらえるって聞いたんだけど」と笹本先生。「はい、暗黒星雲賞です」とスタッフ。「副賞としてＬＲＰＧのゴルバスの輪切りが後日、嫌でも届きますので」あんなんもらってどーすんだ？*17
私にとって今年の大会は、と、ゆー大会でした。はい。で、デッド・ドッグ・パーティにも、甲州先生宅にも行けず、２時間過ぎにはＮ嬢と共に文化会館を後にしていたのでした。悲しい。
結論・ＳＦ大会はカネと体力と有給休暇をじゅうぶんもって参加しよう。
- 別に深い意味はない。「浴槽」とルネスの「プール］をひっかけただけである。
- カトリック系の女子高なのに、何故か永平寺で坐禅をした。
- だんなが、あの替え歌本の作者である。
- 山口県は大会の一週間前に梅雨明けしたのだが、連日の熱帯夜にダウンしていたので・・・。えーい、体力無し！しかし、暑さとエアコンに弱いというのをどーにかしないと、夏になるたびにダウンすることになるんだよなぁ。
- ゴルバスさまは「出雲の蛇踊り」であった。
- 以前はＸＸ先生に会いたいであったが、最近はコレだったりするあたり・・・。しかし、中には名前しか知らない人もいるしね。いや、カオしか知らない人もいるなぁ。
- でも、やっぱりトランクスは脱いで欲しかった。だってチャイナのスリットから見えるんだもん。（でもあのスリットではハイレグの水着でも見えるかな？）
- アア、もうちょっと（宮沢りえくらいに、とは言わないが）足が長かったら、と・・・。それだけじゃないけどねぇ。
- これほどまともな、でもＳＦ的な企画も・・・。
- 「俺でもまだ、サインしてくれと言われたこと無いのに！」とは陰山［空の要塞」氏の弁である。
- 宿舎がちらばるのは、都市型大会の泣き所ですな。
- よっぱらいにからまれたんだよー、ばかやろー
- なんと３年くらい閉鎖されてて、水も、この為にまた使えるようにしてもらったとか・・・やっぱり、飲まない方がいいよね。
- レオパッドプリントのタンクトップでディスコのＤＪをしてたんである。確かに、酔っ払いがいたら、からまれるよなぁー。
- 今回はシングルをとった。でもやっぱり、ＳＦ大会は雑魚寝がタノシイ。
- 果して真相はいかに！しかし、似たよーなこと、私も去年磯崎［閣下］さんに言われたなぁ、ブツブツ・・・。
- ヒロコンで、このことをお聞きしたら「あれ、ちゃんと来ましたよー。でもオークションにかけたら“あれ”を落したやつがいてねぇー」とのこと。
ちなみに時刊新聞は、社長の五藤［宇宙軍広報部長補佐心得］さんによると「時刊新聞社は事務所に置いてありますよ」とのことでした。
“頭”はどこにいったのかな？
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