i-CON レポート


I-CON のおもひで

佐藤[開拓班]泉

イラスト版レポート


i−CON宴会企画レポートみたいなもの

猪塚[秘書室長]慶彦

 i−CONの宴会企画は凄かった……
 なにが凄いといって、人外協とは全く関係ない人が、ディーラーズに来て、
 「あのう……人外協の宴会は、何時から、どこでやるのでしょうか?」と聞いて来たのが凄かった。(それも、一人や二人ではなくて……)
 とにかく、そういう訳で、12畳の部屋で50人以上はいたと思われる宴会企画ではとってもうるさくて、スタッフに何度も注意されてしまった。(僕らは、頑張って静かにしようと思っているのだが、素面の人から見ると、うるさかったのかも知れない)
 12畳の部屋に50人もいたら、とても暑い。
 暑すぎるので、我々は、部屋の外のロビーや階段で、車座になって雑談モードに移行した。
 宴会企画部屋にいる人の多くは、民間人であった。これが、その後、何時間後の僕の悲劇の始まりであったかも、知れない……
 途中でギルガメッシュというディスコに、NIFTYの通信企画の後片付けをしにいったので、帰ってきたときは、もう、全てが終っていた。
 真っ暗な中を、自分の部屋に戻ったとき(宴会企画とは、別口で部屋が取ってあ
ったのさ−ただし、4人部屋)、僕達の寝床は出来ており、僕が入るべき布団には、たいちょが寝ていた。どうも、何人か余分な人が、下の宴会企画の部屋で、布団にくるまって寝ているらしい。
 可愛そうなたいちょであったが、僕も布団がとっても恋しかったので、たいちょとの綿密な打ち合せの結果……たいちょと一つの布団で寝ることに相なりました。

 と、猪塚氏のレポートはここで唐突に終わっています。意味深にとられかねない終わりかただと思うのは編だけなんでしょうね、きっと。


i−CON 一言レポート]

森田[ぎーやではない]義也

ルネス金沢編

 「ひしゃくをくれ〜」

みな美旅館編

 甲州さんに言われた。
 「おっ! 内藤陳か?」
 わ、わたしは……。


金沢ってフコウな町

久保田[OEM]満

 私は、はじめて日本SF大会なるものに行った・・・・・・
 私は、はじめてコンベンションのスタッフとなった・・・・
 私は、はじめてパソコン通信ざんまいをした・・・・・・・
 私は、はじめて今まで会った事の無い人にあった!!!!!
 私は、はじめて谷甲州先生に会って・自宅に行った・・・・
 私は、はじめてあれだけの大勢のSFさんを見た!!!!!
 私は、はじめて はじめて はじ はじ は 思い浮かばん

 さてさて、7月の最終金土日曜日は何してたか思い浮かべた・・・しかし・・・あんまし浮かばない あれ?ほれ?ほろ?・・・ルネスの記憶はいっぱいあるのに・・・文化会館の記憶があぁぁぁぁ無いNaiナイないのである*1あれぇぃ私何やってたんだ??
 確かあの時は、NIF*2のブースで2日間通信企画やってたんだよな!何でSF大会初参加*3の私が丸2日も・・・なんか罠にかかったような気もするな。しかも不幸*4な2日間と言えるのだろうな。やっぱり・・・・・・・・
 そん中で最大の不幸っちゅうたらやっぱりギルガメッシュ*5ではないだろうか・・・エ!ギルガメッシュって知らない、そうですよね・・・みなさんその時は、みな美で大宴会*6してたんですものね・・・知らなかった方が絶対に幸せでした(きっぱり!)
 機材を積んで文化会館から会場に行くまでがひと苦労、思っていた道が一方通行で通れない、じゃこの道ではと他に入るとそこも一方通行、ではこっちではどうだと進むとまた一方通行、なんとか後もう少しだと思ったとたんに一方通行・・・・金沢ってなんでこんなに一方通行があるんだ???・・・・もう一方通行なんて見たくもないと、ふと顔をあげると一方通行・・・・車でかれこれ1時間以上さまよったでしょうか・・・・やっとの事でギルガメッシュ手前20mにたどり着くものの、そこにもやはり一方通行*7の看板がありまして・・・しかたなく会場*8まで手運搬で運び込み一息つくころ、誰の口からともなく「こんな事だったら歩いた方*9が早かった。」まったくもってその通りとしか言い様のない状況・・・・・金沢なんてキライだ!!(一方通行なんて嫌いだ)
 そんなこんなで夜の通信企画が始まる。企画の内容はパソコン通信やってる作家(本物)の座談会である。ここでも一つの不幸が待ち受けていた・・当然話の内容をオンラインでパソコン通信に流すのだが・・・下からの音楽*10で作家の会話が聞こえないのである。まぁ、それだけなら許そう!マイクを持ってこなかった私たちにも非があるのだから・・・しかしである。突然電源電圧が落ちるのには困ったものがある。下でライトがワンワンとついたとたん、す〜と上の白熱灯が暗くなるのである*11。それと同時にピッとの音とアッとの声がするのである。商用電源*12(俗にいうAC100V)使ってるパソコン、モデムがリセットしている。これで一瞬のうちに5台あるパソコンのうち2台が使えなくなったのでる。(使えるパソコンはバッテリー内蔵型で電源が落ちても関係無い)私も実は使えなくなった1台だったのである。パソコンはバッテリーが入っていたので良かったのだが、モデムが商用を使っていたため回線が切れる。しかたなくまた一からLOGーINのやり直し、こんな事が何度あっただろうか・・・・ふ、ふこうだ!!
 そんなこんなで夜も更けてゆき会場も一段落ついて宿に戻ったときは、もう夜明けが近い4時を少し回っていた・・・そのままベットに倒れ込み寝てしまったのは言うまでもない。

P.S 家に帰り付いてからふとふと思いついた。金沢に行ってろくなもん食べて こなかったな・・・ルネスの夜の焼き肉から甲州先生との焼き肉の間(約1日半) ハンバーガ1個にお好み焼き1玉だけだった様な・・・なんで食べ物のおいしい 金沢に行ってろくなもんしか食べれなかったのだろうか??やっぱり金沢ってつ くづく不幸な町だ!!!

*1  まだ私は、2?才老人性痴呆症にはチト早い。
*2  ニィフティサーブの略:PC−VAN,日経MIXと並ぶ日本3大パソコン通信ネットワーク会社ここは悪徳使用料が青天井で有名・・しかし貧乏な落合[MSG]隊員を始めとして不思議と人外協の人間が多い。
*3  ちにみに私は、コンベンションは昨年のダイナコン9以来二度目である。(とっても初心者)
*4  決して不幸ばかりではない多少の福もついていたが、損得勘定すれば大赤字!!!
*5  変なとこが災いして潰れたディスコを使って夜の酒場企画が行われた。その中でNIFも通信企画(夜の部)を行われた。
*6  私がみな美に行かなかった訳ではない・・隣の民家に怒られ・・ほとんどゲリラ的宴会になった頃・・こっそりとロックを飲んできました・・ちゃんと出席してるでしょ!
*7  ここまでひどいなら、パンフのどっこかに書いておいてくれれば良かったのに
*8  会場はちなみに3F、その上に階段がまるで迷路のように入り組んでいたので最初に上まで上がるのには5分以上掛かったのではないか?
*9  ほとんどの機材(パソコン)はノートORカード型でもって歩ける状態だった。単に遠いからと車で移動した。
*10  そのころ下の階(2F)では会場の特異性を発揮してディスコが行われていた。
*11  あんなに電圧が落ちるってことは、いつかは火がでるぞ。(職業柄あんな電圧管理してる事が許せない!)
*12  俗に言うAC100Vのこと。

i−CONレポート
日 本 一 の い ん ぼー 男

中村[不明]孝

 「中村さん、またSF大会でおもしろいことをやろうと思いますので、手伝っていただけませんか?」と、陰山[空の要塞]隊員にいわれたのはいつのことであったろうか。とにかく、今年のSF大会i−CONでも陰山隊員の企画のお手伝いをさせていただいた。企画スタッフとしてもおもしろかったので報告する(誰か、[お客]の立場からの報告もあればよいのだが)。
 企画の名前は[日本一のいんぼー男]。大会2日目の午後にあったのである。が、しかし。この企画名から企画の内容がさっぱりわからないだろう(私にもわからん)。実はこの世界には***の陰謀により隠された事実が数多く存在し、その***の陰謀を明らかにして***という話が実は***であるということを解明しようというのが企画の内容なのであった(やっぱりわからんか)。
 で、さっそくその内容を紹介する。まず初めが石飛[人外魔教教祖]卓美氏による講演[「ほんとーにあった話」を書く方法]。お得意の新興宗教から古代史、超能力まで、いかにしていーかげんな[闇に隠された真実]をでっちあげて本を書くかのテクニックを伝授して(?)いただいた。しょっぱなからエンジン全開、場内爆笑の大熱演であった。
 続いては前野[いろもの物理学者]隊員による[超絶の物理 研究発表]。永久機関から超光速通信、天動説、**会社の陰謀まで、奇説怪説入り乱れ、抱腹絶倒火の用心、これまた場内爆笑の熱演であった(ちなみにこの発表を聞いて前野隊員のファンになった、という人がいるらしい。私も握手を求められる前野隊員を目撃してしまった……)。
 お次は司会進行役でもあった陰山隊員の[中入り]。半端ネタやら時事ネタを組み合わせて爆笑ものにしたてる手際は相変わらずに鮮やか。「郵便ポストが赤いのも、電信柱が高いのも、みんな***のいんぼーです!」というのが印象的であった。
 そしてメイン(?)が[秘密大喜利]。谷甲州、神林長平、石飛卓美の3氏をゲストに迎え、世の中の秘密計画に真剣に科学的理由付けをしてもらおうという趣向。取り上げたのは[アダムスキー・コース]と[フィラデルフィア実験コース]の2つ。てきとーにえーかげんなことをいう甲州さん、頭を抱えながら考える神林さん、熱演疲れかわりとおとなしめの石飛さん、場内からの鋭いつっこみ、受けてたつ司会役の陰山隊員、企画スタッフからも容赦ないつっこみなどなど……盛り上がった。
 で……私は何をしていたかというと、秘密大喜利の内容をまとめた[ひ・み・つ・ほ・う・こ・く・し・ょ]のワープロ入力。あらかじめかなりの準備はしていたものの、その場でQAをまとめて入力するのはなかなかにたいへん。話はあちこちに飛ぶは矛盾した意見は出るは……ま、なんとかまとめはしたものの(誤字・脱字・変換誤りは私のせいです(;_;))。
 それから。企画終了後かたづけの後に残っておりますは編集&冊子作成。時刊新聞社のご好意により場所と印刷機をお借りして、[ひ・み・つ・ほ・う・こ・く・し・ょ]の作成。で、こいつもなんとかクリアして、いよいよ次の日には冊子の配布。合い言葉をいって冊子をもらう者、合い言葉がわからずにクイズを出される者などなど。これまたなかなかに爆笑ものであった。
 と、いうような企画だった訳です。ゲストのお三方、お手伝いいただいた方々、企画に参加していただいた方々、どうもありがとうございました。
 そうそう。陰山隊員、ご苦労さまでした。またなんかおもしろい企画があったら誘ってくださいませ。


甲州邸お騒がせ報告

前野[いろもの物理学者]昌弘

 う〜ん。どうもよく覚えてない。間違った事書いてたらごめんなさい。(先にあやまっておけば何でもかけるな、うん)

 3日間のSF大会もようやく終わろうかという時間、我が人外協の面々は他処より少し早くディーラーズルームを片付け始めた。
 その後、大挙して甲州さん宅へお邪魔するという予定になっていたからである。
 何台かの車に分乗して小松へと向かった。甲州先生から「近くに公園があるのでそこでガーデンパーティをしよう」と聞いて、愚かな私達はブランコやすべり台のある公園の砂場でパーティーしている風景を思い浮かべていたが、もちろんこの公園はそんなちゃちなものではなく、ガーデンパーティの為の設備も備えられた、巨大な公園なのであった(公園と言うよりはキャンプ場ですな。実際どれくらいの広さがあったのかはしらない)。
 電車で現地に向かった隊員達は既に到着しており、バーベキュー大会の準備に着手している。おお、赤い血の滴る肉、新鮮な野菜、それにビールがすごいぞ! 物資は抱負だ。甲州さんの奥さんをリーダーとする炊事班がテキパキとこれらの食料を広げている。さすがに女性陣の手際が見事である。(因みにうちの嫁は「私はおかま!」と宣言し、食べるだけの人、を決め込んでいた)全員が揃ったことでもあるし、まずはビールで乾杯、となる。
 肉を焼く為の煉瓦でできた物(何と言うのだろう)に石炭がくべられ、鉄板がその上においてあった。どうも熱い。石炭の火が強すぎるのか、肉の焼け具合いも早すぎて大変である。素手を肉の上にかざしている事ができない程である。その為、肉を焼いていた人達は必死で肉をひっくり返し続ける。高橋[隊員じゃないから役職名はないが、無理やりつけるなら、ボルボ高橋]海苔子が火の近くにおかれた油の容器に触れて火傷するという惨事もあった。(元看護婦さんの甲州夫人の適切な応急措置で大事には至らなかったが…) こうなった理由は簡単で(後から考えてみれば、だけど)本来、地面の高さに置くべき石炭を鉄板の直下に置いて燃やしていたからであった(下図参照)。通りがかりのおじいちゃんに教えてもらったからよかったものの、でなかったら「熱いから手を出すな!」「それはまだ焼けてない!」などと怒鳴りあう険悪な雰囲気が続いていただろう。くわばらくわばら。

肉の焼き方に関して

 その後、通りすがりのとりさん(がちょう、だと思う。こいつは石炭のくべ方は教えてくれなかった)がやってきたが落合[今いちキャラクターが薄い(いろもの註:どこがだ?)MSG]哲也隊員が至芸:蜘蛛男で脅かしたら逃げていった。(うちの嫁がケリを入れたから逃げた、という情報も流れているが、定かではない)
 この時、すでに落合隊員は甲州先生の娘さん(および近所の女の子)に「てっちゃん」と呼ばれ、「おもちゃ」にされていた。そして、この幸福はその後の甲州先生宅訪問時まで続いた。我々、大人のみならず、子供にまでおちょくられる、愛すべき奴である。

 たらふく喰った後、甲州先生宅へ大挙おじゃま(いったい何人いたんだろう???)。いろいろ話(分けのわからないことを叫び合っていただけかもしれない…。とにかく、やかましかった)などしている間にあっという間に帰らなければいけない時間となり、全国から集った人外協隊員たちは祭りの後の余韻を噛み締めつつ、それぞれの家路を急いだのであった。
 大阪勢がさあ帰る、という時に、落合[MSG]隊員は「てっちゃん、帰るの? じゃあ、7時にまたおいでな」という甲州さんの娘さん達の声に見送られる。つくづく子供に受けのいい奴である。

 バーベキュー大会の準備も大変だったろうと思います。また、お宅にお邪魔しまして、ちらかしたまま、後片付けもしないままに、辞去致しました失礼をお詫申しあげます。
 それから、娘さんの、まりかちゃんとまいちゃんも、とてもかわいらしく、僕達によくなついてくれて、本当に楽しいひとときでした。
 甲州先生、それに奥様、本当にご迷惑をおかけしました。そして、有難うございました。




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