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なぜ、苦労して(外国語に)翻訳するのか。という疑問を聞くことがあります。
答えは簡単で、
「日本語を解さない人達は、『谷甲州』を読むことができない」
からです。
日本SFの市場を国内だけに限る必要はありません、その価値が有るなら世界へ向けて紹介すべきです。
谷甲州の作品は、海外のSFにも匹敵するものが無い素晴らしいもので、さらに国籍に関係なく受け入れられる作品だと思っています。(世の中には翻訳不可能だったり、翻訳することで良さが失われてしまうものも有りますが、幸いなことにそのどちらでもありません)
ただ、英語を日本語に翻訳する場合でも苦労の多い仕事であり、まして母国語でない英語に翻訳するのは並み大抵の苦労ではないはずです。
この困難な作業に過去に二人の隊員が取り組んでくれ、そして完成させてくれました。
翻訳の質については、もしかすると、なにか意見があるかもしれません。意見や、提案、はいつでも、いくらでもありがたくお受けします。しかし、まず翻訳を始め、完成させた労力にまず感謝したいと思います。
非常にすばらしいことです。さらに新たな翻訳に取り組んでくれる人、協力者を募集しています。
あと、なぜ英語なのか。中国語やスペイン語、その他の言語じゃないのか。
これも簡単です。
英語以外に訳そうと言ってくれる人が(今までのところ)居ないからであり、さらには英語に翻訳するのがもっとも利益を享受する人が多いだろうからです。
英語、中国語、ロシア語、タガログ語、その他どこの言語でも協力してみようと考えられる人がおられたらご連絡ください。
そして、、、後続を、協力者を望みます。そんな話を少しだけ、
頑張ってくれた、当麻・山本の両氏に感謝。