本稿は航空宇宙軍史に登場する主要艦艇の、作中での位置付けについて考察を加えたものである。したがって、シリーズ中の全ての艦種、艦名を網羅的にカタログしたものでは必ずしもない。
ただし、本来的には、その時代のテクノロジーの集約である宇宙艦の位置付けをまっとうに行なおうとするならば、作中で構築されている世界の、文化的・精神的なバックグラウンドを含めた広範囲な検討が必要なはずである。本稿では主に紙幅の都合からこうしたバックグラウンドへの言及については限定されたものにとどまっているが、方法的なアプローチとしては本稿のやり方が、正統的な手法のひとつとなりうるものと十分に信じる。それが、本稿が単なる艦名の羅列と一線を画しているとささやかながら自負する由縁である。
22世紀初めまでの航空宇宙軍外宇宙艦隊の主力は、「主力艦」という通称があてはまる艦がイカロスからオルフェイスまでいずれも観測を主任務としていることが象徴的であろう。外宇宙艦隊は、22世紀初めまでは、最新鋭の外宇宙観測艦とそれを支援する支援艦群のみで構成されていたといて良いように思われる。
ただし、オディセウス分遣隊がつくった観測基地は、恒星系の開発拠点でもあったことからしても判るように、当初から他恒星系の開発=植民の準備という側面もあったことは留意されねばなるまい。
22世紀は、プロキシマへの移民(2130年現地着)を手始めに、移民船団が次々と建造され、発進していった時代でもあった。しかしいままでの航空宇宙軍史では、そえらしい描写は「襲撃艦ヴァルキリー」や「仮想巡洋艦バシリスク」の背景としてちらちらと語られるのみである。
[観測艦]という艦種が正式のものであるかどうかは不明だが、ダイダロス級からイカロス級、オディセウス級からオルフェイス級にいたる外宇宙航宙艦の主力艦はいずれも外宇宙の観測が主任務である。(ただしオルフェイス級に関しては、SG技術の導入による高加速・超光速システムの実験艦としての役割がもっとも大きく、観測艦としては働けずじまいだった)
なお、「星空のフロンティア」P53には、その時代時代の最新鋭艦を「主力艦」と慣習的に呼びならわす、とある。
ダイダロス級観測艦
初発進は1990年代(索敵巻末年表より)
核融合パルス推進システムを主機とする無人外宇宙探査船。片道飛行(フライバイ)とはいえ燃料を自前で搭載しなくてはいけないので質量比100ほどにもなる。最大加速時の最高速は高速の15%弱。
7機が外宇宙に向けて発射される。
イカロス級
2040年〜(イカロスV)
核融合パルス推進システムを主機とする有人多目的探査船。乗員は9人。正確には他恒星系への無人探査船の母機である。膨大な質量を自前の燃料によって外宇宙へ運び出すため、途方も無い巨人機になった(具体的な数値は書かれていないが、実物の十分の一の復元レプリカでもダイダロスより遥かに大きいという記述がある)。
5機存在するが内2機は試験機で太陽系内を周回したのみ。イカロスV以降の3機が外宇宙で実任務についた。
イカロスはクロソイドターン方式による、複数の無人探索機の母船で、人間は母船を離れず、他恒星系へはいかない。
母船は太陽系から一光年も離れずに、太陽系外でクロソイドカーブを描きながら周回航宇宙し、無人探索機を送り出すべき目的宙域に速度ベクトルが正対したとき、無人探査機を分離発進する。無人探査機はその時与えられた初速によって目的宙域に向かう。減速第一段は制動プレート(星間物質によるブレーキ?だとするとプレートというより磁場帆ではないか?)、第二段は逆噴射エンジン。目的恒星の周回軌道に入ると孫機を射出、データ収集・送信。子機・孫機は太陽系に戻ってこない。
母船のみ、ぐるりと周回しすべての子機を射出した後、太陽系に正対したところで帰還航宙に入る。
オディセウス級
2150年〜(オディセウス1)
ラムジェットエンジンを主機とする有人探査船。
運用にあたっては2機一組となる。
クロソイドターン方式だが、ベクトル修正は全方位ラムジェットによる。
イカロスの無人探査機が探査した恒星系を次々に訪れ、その都度有人探査船を投下していく。後発オディセウスは先発オディセウスと同じ航路をたどり、第一次探査隊の回収と第二次探査隊の投下をおこなう。
3機のイカロスの探査恒星系をそれぞれ2機一組のオディセウスでカバーするので倍の6機必要となる。
オディセウスの帰還は先発・後発ともいつになったか不明。まだ第二次探査隊の回収方法も記述が無い。
オディセウス0
オディセウス級のプロトタイプ機。外宇宙での本格的運用は予定されていなかった模様。太陽系近傍の超光速空間流の存在がイカロスまたはダイダロスの観測で判明した為、その調査のためオディセウス1とほぼ同時期に急遽発進した。
主制御に人脳(ビシュヌ・シマザキ)をつかっているサイボーグ艦でもある。マヤ・シマザキを乗せたまま超空間流内を銀河中心に向かって加速航行している。
ユリシーズ
オディセウス級の改装艦。主機はラムジェット。乗員は本来9人、公式も9人だが、実際は作業体Kをいれて10人いる。
2111年にSGが発見されたため、急遽その観測の為整備された。2112年に発進。
SGの調査が主任務だが、外惑星動乱後(おそらくオディセウス以降)初めての外宇宙観測船なので、他に無数の観測業務をも引受けている。他恒星系は訪れない。
オルフェイス級観測艦
オルフェイス級については「観測艦」という言い方が『索敵』本文でなされているが、超光速航行の実験艦としての性格が強いようである。
SGに教えられた人工的に空間流を発生させる技術を導入し、高Gを生じないで高加速し、超光速にまで達することができる。超光速航行実験に際し当時存在した全機(オルフェイス1〜3)があいついでに遭難。
なお、ユリシーズ2世発進時において、オルフェイス4が建造中であった。最終的な建艦数は不明。
主力となる観測艦の支援を目的とする艦の総称であるらしい。「星空のフロンティア」によれば「ラムジェット機の補助推力として、外宇宙まで牽引し充分な初速をつけてやるための大推力タグボート」や「太陽系辺境でひっそり観測にいそしむ」艦種などもあるという。
支援艦の中には予備機ないし救援機としての性格をもつ、外宇宙航行能力のある大型艦も存在する。『索敵』で活躍するシビル−11およびユリシーズ2世がその実例である。
シビル−11
支援艦とはいえ、オディセウス級のラムジェット主機をもつかなりの大型艦。
乗員は9人。指揮官は主力艦よりひとクラス低い中佐(主力艦艦長には通例大佐、内宇宙用の支援艦ならば少佐が艦長相当の階級である。なお、シビル−11には副官がつくが、少佐が艦長の艦には通例副官はなく、艦の次席は先任士官である)
当初の建造目的については本文の記述はないが、予備機ないし救援機としての性格はもともとあったと思われる。次世代艦の実験機としての性格があったかどうかは不明。
オディセウス0の変事が太陽系内に伝わった為、至急調査(可能なら救難)が必要になった。当時(2076年)、次世代機がまだ完成しておらずオディセウスも未帰還であったためシビル−11が太陽系内でもっとも高い性能をもっており、そのために使用されたと推定できる。
緊急発進に際し減速用のレーザ反射板が船尾に取り付けられている。(ちなみに減速用の大型レーザは当時まだ設計段階だった。シビル−11がさっさと遭難したので建造は中止になった模様。少なくともエリヌス動乱当時(2123年)にはまだできていなかった模様である)
なお、シビル−11はシビル級の11番艦ではないらしい。とういうネーミング・ナンバリングなのか、いままでの記述ではよくわからない。
ユリシーズ2世
オディセウス級の次世代主力艦でもあったオディセウス級の支援艦として建造された。主設計はオディセウス級を引継ぐが、改装ではなく新造艦で、センサ等も最新鋭のものが装備されている。また、SG技術である高加速システムも装備しているが、オルフェイス1〜3の相継ぐ事故のため、往路では使用しなかった。高加速システムは空間流から逃れるために使用され、結果的に客観時間で164年もの航宙を余儀無くされることになる。
「星空のフロンティア」に噂の形のみで登場する艦種。
当時計画中ないし建造中の、オディセウス級の後継機と思われる。
外惑星動乱後初の観測航宙機であるユリシーズがオディセウス級の改装艦にすぎないところからみると、外惑星の性急過ぎる開発のひずみが生んだ太陽系内の緊張の高まりのあおりで、計画のみで延期になったものと推定できそうである。(「星空のフロンティア」の記述では建造中とも思われるが、ユリシーズについての記述からするとたとえそうだとしてもいったん解体されてしまったと思われる)
惑星間戦闘の戦術・戦略研究やオフィユキ級さらにゾディアック級フリーゲート艦の開発・建造をはじめとする内宇宙艦隊の充実に、航空宇宙軍の予算・人員を傾注せざるえなくなったのが21世紀の最後の四半世紀状況なのだろう。
航空宇宙軍内宇宙艦隊の機動打撃力の中核を構成する艦種。航空宇宙軍史では、外宇宙艦隊に「フリーゲート」の名を冠した艦は登場していないので、今のところは惑星間宇宙艦にだけ与えられる名称であるらしい。「星空のフロンティア」にその名が登場しているので、遅くとも2070年代初め頃までには独立した艦種となっていたことがわかる。
「フリーゲート」とは、帆船時代は戦列艦(砲を最も多数掲載した主力艦)に次ぐ、全帆走式の快速艦(後の巡洋艦の前身)を指し、その後一時跡絶えたが、第二次世界大戦後は駆逐艦より小型の、船団護衛・対潜作戦に従事する、外洋作戦用のうちの最も小型の艦を指すようになった。)
2070年代以降、ゾディアック級登場までのフリーゲート艦(オフィユキ級もこの世代に属する)は、「旧式だが防御力は強い」という描写がされている。ゾディアック級の防禦は、外壁の光学的特性を瞬時に変えうるシステムが主と考えられ、これは同時に電磁波に対するステルスをも意味するので、ゾディアック以前は、「防禦」とは対レーザ防禦よりは固体弾に対する直接防禦がメインだったのではないだろうか。レーザ砲戦を企図した建艦技術と戦術思想の頂点がゾディアック級ではなかったか、という推測も成り立つ。
外惑星動乱の艦対艦戦闘は実際には爆雷のふっつけあいで推移したので(敵手たる仮想巡洋艦が、最初からレーザ砲戦を仕掛けることを考えていなかったからである)、オフィユキ級の方がかえって有用な場面もしばしばあったと思われる。ただし、ゾディアック級が対爆雷防禦のためにどのようなシステムを持っていたのかについては、作中では必ずしも明らかではない。
外惑星連合軍の建造した「サラマンダー」を、航空宇宙軍は「正規フリーゲート艦」、外惑星連合は「巡洋艦」と称したが、この両者の間にはどのような差異があるかはわからない。
作中では、第一次外惑星動乱時、航空宇宙軍は、外惑星連合諜報部によれば「二十数隻」のフリーゲート艦を保有していたといわれるが、この数がどの程度正確かも、わからない。
航空宇宙軍内宇宙艦隊の機動打撃力を、フリーゲート艦とともに構成する艦種。
「砲艦」とは Gun Ship
の訳語であり、辞書的には砲を搭載する軍艦全てを指しうるが、艦種の場合は、沿岸や河川警備の小型・浅喫水の軍艦を指す。
航空宇宙軍史では、必ずしも惑星の引力圏内、あるいは周辺衛星軌道上にとどまらす、惑星間の船団護衛・哨戒任務にも従事しているので、かなり長距離の作戦行動が可能な宇宙艦であるらしい。ただし、後述の警備艦よりはやや大きいものらしい。
民生船改装の「特設砲艦」も作中にしばしば登場するが、性能に遜色ないないか、あるいはよほど数が不足してたのか、正規の艦隊戦闘にこの特設砲艦が投入された例もある。
主兵装はレーザ砲であるあらしい。
航空宇宙軍内宇宙艦隊の機動打撃力を、フリーゲート艦・砲艦とともに構成する艦種。
船団護衛に従事するほか、正規の艦隊戦闘にも投入される。乗員3名程度らしいが、作戦行動半径はかなり大きく、惑星間空間を行動範囲内とすることができる。砲を搭載しているかはわからないが、投射爆雷を二発程度装備する。
航空宇宙軍内宇宙艦隊で、主に船団護送に従事する艦種。
非武装というほかは、作中にも詳しい描写はない。
外惑星連合軍の、通商破壊作戦用艦艇(群)。
ひとつの母艦が10機程度の小型艦を指揮する一集団が、数十日の長期にわたり、航空宇宙軍の補給船団航路上に低温で待ち伏せ、船団が通りかかったところで高加速戦闘を行うもの。母艦の管理は人工的に知能を高められた、大型の海棲哺乳動物(シャチ)の頭脳中枢が使われているらしい。無人艦により低温・長期の待ち伏せ−高加速戦闘による船団襲撃戦術は、外惑星動乱後半の外惑星連合軍の通商破壊作戦の常套手段となっていたと思われ、ヴァルキリーの開発もこうした脈絡でとらえるべきだろう。
外惑星連合軍の、通商破壊作戦用艦艇。
無人艦であることはオルカ戦隊母艦と同じだが、オルカ戦隊とは違い、艦の機構に一切生体を使用していないらしい。戦闘管理のソフトウェアはタイタンで研究されていた「ラザルス」の転用と考えられる。15,000Kmの大射程レーザ主砲と、主砲と連動したライダー(レーザレーダー)射撃管制システムを持つ。その存在は、外惑星連合軍内でもトップシークレットとされたらしく、敗戦時にはほとんどの資料が処分され、作戦から帰投した艦のハードウェアの主要部分も隠匿されてしまっていたという。
実践での記録は、不明確なものを含めて僅か二回しかないが、真に驚異的なのはあらゆる敵に対してアウトレンジ攻撃できるその長距離射撃管制システムではなく、射撃管制システムを含めた、艦の作戦行動全体をコントロールする戦闘管理システムにあった。
『索敵』本文にはまったく登場していないが、巻末年表によるとプロクシマに2130年に初の恒星間移民船が到着したことになっている。
超光速航行実験の相継ぐ失敗から、外宇宙艦隊の主目標は、亜光速航行による周辺宙域への植民に主力が移ったのかもしれない。高加速システムを亜光速モードで使うなら因果のひずみが生じないのなら(そしてそれがユリシーズ2世がいったん消息を絶った後に明らかになったとすれば)、移民船にも活用されたことだろう。
……等と推定はできるが、どんな編成のどんな艦隊が、どんな規模・構成の移民団を率いたのかは『索敵』からはまったくわからない。『襲撃艦ヴァルキリー』には、2230年ごろにはプロクシマ第一惑星ケイロンの人工が20年後には一千万を越える勢いであること、外宇宙艦隊をつくれるくらいの工業力がある等はわかるが、移民船については、船団という言い方から複数艦であったことが確認できるくらいである。
地球外星系植民地の、宙域治安維持活動の中枢となる艦種。
その登場は少なくとも恒星間移民が始まってから後のことである。地球外の植民星系ひとつに一隻ずつが配備されている。
イメージとしては、水上艦の「空母」に近い。
一機がかつての第一次外惑星動乱時代の宇宙艦一隻の戦力に相当する、各種の「艦載機」と称する戦闘宇宙艇を約100、搭載し運用することができる。これら艦載機の指揮統制・補給の中枢となる大型の宇宙艦。能力的には外惑星動乱後、木星に建設された航空宇宙軍の根拠地、「ガリレオ・ステーション」に匹敵するものを一隻でもつ。
有事の際(配属されている星系に独立運動が惹起された場合など)には対艦戦闘もできるように建造されているが、どのような固有の兵装を持っているかについては描写がない。ただし推進システムについては「重力制御」が行なえると作中にあるので、あるいは対消滅エネルギーを利用しているのかもしれない。
凡例
『仮装巡洋艦バシリスク』 | (JA200/85.4) |
『エリヌス−戒厳令−』 | (JA281/88.12) |
『星の墓標』 | (JA244/87.7) |
『火星鉄道一九』 | (JA272/88.7) |
『カリスト−開戦前夜−』 | (JA260/88.3) |
『タナトス戦闘団』 | (JA289/89.3) |
『巡洋艦サラマンダー』 | (JA312/89.12) |
『最後の戦闘航海』 | (JA355/91.7) |
第一期(二〇八〇年代半ばまで)
内宇宙艦隊
フリーゲート艦
パトロール艦
輸送艦
*この時期においても第一線戦闘艦艇/支援艦艇等の分類をすべきだろうが、詳細 不明のためこのようにしてある。
外宇宙艦隊
主力艦(正式には艦種ではなく、その時々の最新鋭艦がこう呼ばれる)
ダイダロス級(航空宇宙軍成立以前・無人艦・7隻)
イカロス級(乗員9名・5隻)
多目的外宇宙探査艦(外宇宙巡洋艦/詳細不明・オディセウス級のことか)
オディセウス級(乗員9名)
支援艦(実質はラムスクープ動力の恒星船)
シビル・11(ただし必ずしもシビル級の11番艦を意味しない)
練習艦(外宇宙艦隊要員の太陽系内での訓練用)
第二期(二〇八〇年代以降外惑星動乱終結まで)
戦闘艦艇
フリーゲート艦
オフィユキ(Ophiuche)級
オフィユキ、ジェミニ(Gemini)、オリオン(Orion)、他 (乗員7名)
ゾディアック(Zodiac)級
スコーピオン(Scorpion)、タウルス(Taurus)、アクエリアス(Aquarius)、
アリエス(Aries)、サジタリウス(Sagittarius)、カプリコン(Capricorn)
Capricorn に関しては出典が不明。
警備艦
1号級(詳細不明・番号のみの警備艦か/乗員3名程度か)
12号、27号、42号
砲艦
詳細未詳
特設砲艦(民生船からの改装を中心とするか/乗員4名程度か)
レニー・ルーク(同型艦があるか未詳)、リンクス(同前)
哨戒艦(乗員2名程度か)
詳細未詳
センシングピケット艦(非武装/船団護送任務)
詳細未詳
オルカ・キラー
非戦闘艦艇
タンカー
各種
タンカー回収母艦(仮)
MY級
MY−14
汎用艇(乗員2名程度か。最大質量1000t)
連絡艇
輸送艦
各種
第三期(それ以降)
宙域制圧戦闘母艦
カンチェンジュンガ(Kanchenjunga)級
カンチェンジュンガ(Kanchenjunga)、アコンカグア(Aconcagua)
艦載機
グルカ(Gurkha)級(乗員5名)
マサイ(Masai)級(乗員2名)
シャイアン(Cheyenne)級(乗員1名)
戦闘艇(詳細不明)
戦闘艦
正規フリーゲート艦
サラマンダー(Salamander)級
サラマンダー(Salamander)
仮装巡洋艦
各種
バシリスク(Basilisk)(前・情報収集艦)
掃海艇
CCR−42(同型艦など未詳)