“特集”春が来た来た,めでたいから工作,
手でやるシリーズ・その2

『H-U』、『HOPE』を作る

岡村[体操のお兄さん]隆司

まえふり
 私、今年の1月23日に東京は晴海で開かれた「ワンダー・フェスティバル94冬」に個人サークル「ラマンチャ」で出店してきたんです。もう、みんな凄いんです。
 お目当てのガレージキット目指して目が血走ってて…。私の所、自分サークルの製品が間に合わなかったので、持っていった「こうしゅうえいせい正」を売っていたら、谷甲州先生のキャラクターのガレージキットを求めるお客さんがどんどん来ちゃって…。『こうしゅうえいせい正』も、40冊持っていったうちの36冊も売れちゃってもう予想以上!
 それにお話ししたお客さん達の谷甲州先生のキャラクターのガレージキット化希望が激しくって…。もうすごくって、接客で座る暇も無いんです。でもな〜「『航空宇宙軍史』の『センチュリー・ステーション』のガレージキットをどこかのディーラーから出して欲しい」と言っていた人がいたが、それは版権以前の問題だとお兄さんは思うぞ…。
 さて、「ワンダー・フェスティバル94冬」の詳しいレポートは脇坂隊員のを読んでもらって、私は当日購入した谷甲州先生のキャラクターのガレージキットの作例を…と思ったが、これが残念ながら見付けることが出来ませんでした。ついこの前まではよそのサークルで『ヴァルキリー』が出ていたらしいのですが現在は絶版中との事、と言った訳で今回は会場で購入した「ポップコーン」製『H-Uロケット』と『HOPE』を紹介します。『軌道傭兵』にも出ていたからこれでよしとしてね。

キットの内容
 両方とも完成すれば15cm程の大きさで、素組だけならば、部品を瞬間接着剤ではってやるだけで5分もあれば完成します。両キットにはプラスチック製のスタンドが附属しており、どうやらこれは倒産したLS社の 1/144 「F4ファントム『サンダーバーズ』セット」に入っていた物と同じ物のようです。

-Uロケット
 本体は5つのキャスト製部品から出来ていますが、キットは2段ロケットと1段ロケットを繋ぐ雨どい状の部品が省略されています。私はビニールコードを接着して再現しましたが、真っ直ぐ貼るのが難しいので糸ハンダ等を使用した方が良かったかもしれません。その他にも細かい部分で省略がありますが、縮尺が縮尺なのであまり気にせず製作しました。塗装は最初は2月4日に種子島で打上げられた物にする予定でしたが、塗り分けが趣味ではないのでパス。本体は白一色で仕上げノズル部分は銀+黒の混色を塗りました。

HOPE
 模型化されているのは無人型で、本体は3つのキャスト製部品(本体×1、左右ノズル×2)からなり、垂直尾翼まで一体でシリコン型からぬかれています。『HOPE自体まだ想像図や風洞実験用の模型しか発表されていないので、細かい事は考えずに仕上げました。「ワンダー・フェスティバル94冬」当日に『ラマンチャ』のブースで接客したお客さんの話では、関東地方で『HOPE』のモックアップが公開された事があるそうな…。機会があったら比較してみたいものです。
 塗装は組み立て説明図を参考に白と黒を塗り分けてやり、ノズル部分は銀+黒の混色を塗ってやりました。

仕上げ
 両キット共に「NASDA」や「NIPPON」等のマーキングはインスタントレタリングで作成し、「日の丸」はデカールのストックから適当な大きさの物を選んで貼ってやりました。それらの作業が終了後、クリアのカラーをスプレーしてデカール等を固定してやり完成。それぞれの完成図は写真……してもらう予定が、接写に失敗、とっても出来が悪いので、写真のみ来月に回します。ごめんなさい。

結び
 両キット共に、「ワンダー・フェスティバル」等のイベントのみのキットでは無いとおもうので、ガレージキットを扱っている模型専門店でも置いているところはあると思います。価格は『H-Uロケット」で2000円、『HOPE』で3000円でした。「エッ、値段が高い!』、「こんなん買うなんてアホちゃう!」等、ごもっともな意見です。でもね、製品の良し悪しは別にしてこういった趣味の物って生きる上でのデザートなんだから自分の好きな物だけとればイイ、イヤなら食わなきゃイイ。でも、嫌うのとおいしい物を選ぶのは別だからね。ところでd座ーとばっかりで主食もくわないと頭が虫歯になるぞ、(人のことは言えない、タラリ…)っと冗談かまして今回はオシマイ。




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