ワンフェス・レポート

脇坂[気違い丁稚]和博

 去る一月二十三日、ある種の人間には聖地とも言える東京は晴海の国際見本市会場にて、ワンダー・フェスティバル(略してワンフェス)があり、岡村[体操のお兄さん]さんと行ってきました。ワンフェスと言うのは、同人誌の代りに、ガレージキット(個人で造った模型の複製品。略してガレキ)を売るコミケのようなものだと思ってください。ワンフェスにはディーラーズ参加で、目的は『こうしゅうえいせい正』の行商と、今回量産・販売できなかったが、夏にはきっと……の 1/200イントレピットU&HOPE の見本展示です。
 まず、今回はどんなアイテムが有るだろうと各ブースを見ていくと、ゲーム関係が優勢で、特に「サムライ・スピリット」の大自然のおしおき娘、ナコルルが予想通り一番人気で、他は「ぷよぷよ」、「スーパーストU」のキャミィ、「餓狼伝説」の不知火舞、「銀河お嬢様伝説ユナ」が多かった様です。アニメの方はOAVの「天地無用」、「ジャイアントロボ」が。
 セラムンに関しては、ここでは一日版権さえ取れない(取れるのはバンダイ主催の JAF-CON くらい!)のと、元から版権取得している所は、新作が予約のみの、プルートだけなので、さみしい限りです。
 メカ系は、「ルーンマスカー」のネレイドが目を惹いたのと、全種類の艦艇が揃いそうな「銀英伝」、「ヤマト」、「マクロス」等。
 あと、変わり種と言えば、H-Uロケット、「日本沈没」の「わだつみ」、人形劇の三國志の孔明?(展示)、「×-ペケ」の「ないないの神様&ルイルイ」(展示)、風船型金星人ベガ星人なんてのもありました。
 それではうちのブースに戻りますが、『こうしゅうえいせい正』の方は、「兄チャン、兄チャン、ええ本あるで。」方式の商売方法をとり、ほぼ完売の戦果をあげ、良好。そんななかで「『こうしゅうえいせい』どうですか?」 「持ってるよ。人外協のものですから」という一幕もあったとのこと。
 イントレピッドに関しては、「造りますか?」、「航空宇宙軍史のもキット化するのか(これが多かった)」、「キット出るの楽しみにしてます」とか色々。それと、前にヴァルキリーが出ていた、という情報もあったそうです。
 そんなこんなで夕方近くになり撤収。修羅場となり、走り回ってガレキを買い漁った一日を終え、大阪に帰りました。なお、この夏のワンフェスまたは JAF-CON、どちらかにまた出店するとのことです。

P・S コスプレで、カブリ物のセラムン達がいたが、スゴすぎた。あと、男のセーラージュピターも……




●活動事例に戻る