1月例会レポートもどき

松岡[武装ジャーナリスト]ゆきお

平成2度目の日曜日。

 一次会を欠席した私[武装ジャーナリスト]は一時間おくれで、二次会会場[百番]へ急いだ。
 到着してみると、あまりにも座がもり下がっていた。聞いてみると、狭い部屋に十人もつめこまれているので、もうすぐ移動するのだとか。
 私は運命のお導きというものを、実感した。
 ちなみに[日本以外全部沈没]氏は、メンバーが店を出た直後に現れ、SFゴロの運の強さを証明した。
 成人の日で翌日は振替休日。梅田の街は、和服の女の子、DCブランド(この言葉もすでにダサくなってしまった)の男の子であふれていた。(どこが自粛だ!)
 人外メンバーは、2軒目で三次会会場へたどりついた。
そこでのもりあがりはまあいつもと同じ。
 今回のテーマは「降伏の儀式」。(今年の星雲賞はこれに決まり)人類が降伏しても、ワールドコンがなくなっても、例会は続くだろう。つるかめ、つるかめ。
 仕事にひまがない上、身内で不幸まで起こった上に、秋には人生の墓場まで待っているためまるっきり身動きのとれない 松岡[武装ジャーナリスト]ゆきお でした。


3月例会レポート & 自己紹介

西尾[技術士官]雄大

 えー、僕が今この原稿を書いているのは桜も散終りそうな4月の9日、日曜日の昼下がりです。今日は原稿の締切り日、今までずっとうっちゃっておいた3月19日の例会を、なんとか思い出してみたいと思います。
 そーいえばあの日は片思いの相手にふられた翌日で、なんでもいいから誰かと騒ぎたくて久方振りに人外協の例会へ顔を出してみたのでした。
 JRの神戸線と環状線を乗りついで、森ノ宮青少年センターの例会会場に着いてみると、やっぱし永らくごぶさただったおかげで知らない顔が数人いました。顔は知ってるけど名前が出てこない人も結構いて、結局僕が分かったのは阪本サン、天羽夫妻、陰山サン、米田サンと岩瀬サンぐらいでした。(編:その他の出席者は、磯崎[めしたき]、猪塚[秘書室長]、木村[でいぶ]、土肥[都樹の錬金術師]、当麻[ガメラ]、中村[不明]、松岡[武装ジャーナリスト]、二次会から中野[日本以外全部沈没]の各隊員)
例会はいつものごとく甲州サンetcの話題で異常な盛り上がりを示していました。僕は最近吉本ばななとか中平まみとかに凝っているので、そんな話もしてみたのですが知ってる人はいませんでした。少し悲しかった。(ちなみに音楽ではバービーボーイズが最近すごく気に入っています。特に歌詞がじんと来るので、今度街で耳にしたら歌詞にも耳を傾けてみてください)
 例会は夕日がビルの窓ガラスに反射してまぶしい頃に終りました。森の宮の駅に向かう途中、ぼうっと空を見上げていると、音もなく飛行機がぬっとビルの谷間から顔を出しました。それはなんだか青い空に浮かんでいるのが不自然なくらい、ゆっくりと目の前を横切って行きました。僕は思わずそれに見とれてしまい、みんなに置いてきぼりを食ってしまいました。
 二次会は梅田の居酒屋に行きました。自分は前日の晩のショックが大きかっただけに、からむだろーなーと思っていたら案の定からんでしまいました。反省。みんなは何の話をしていたんだろう? さっぱり思い出せないところが例会報告になっていない。という訳でちっともレポートになっていない例会レポートと西尾[技術士官]雄大の自己紹介でした。


4月例会レポート

米田[HAL米田]美和子

4月17日 0:30

 人外協の4月例会からお家に帰りついたのが 0:05。温々とお布団に入って寝ようと思ったのですが……えーん、例会報告を書きなさいという司令を受けていたのだと思い出して、お布団の中でこれを書いています。
 今日(昨日)は少しお天気は悪いものの暖かい日で、私が森之宮の青少年センターについたのは 2:30頃でした。いつもの賑々しさを予想して7号室の扉を開けると、ガランとした印象。えっと思って部屋の中を見渡すと、ホワイトボードの前のすみっこに阪本[隊長]、中村[不明]さん、当麻[ガメラ]さんの三人がちんまり坐ってウーロン茶なんか飲んでらっしゃる。「今日はどうしたんですか?」とおもわず聞いた私でした。
 来週は名古屋例会が有るので名古屋組みは来ないし、天羽夫妻はお休みだし、陰山さんも東京で研修中だしで、参加者が少ないとの事。
 とりあえず机をくっつけて4人で対面に坐って名古屋例会の話をする。みんな持ちよりのお菓子のうえに陰山さんのお土産のお餅なんかも有って「今日は食べ物が多い」といっていると長崎みやげのカステラを持った清水宏祐氏登場。しばし後には原田[事務局長]さんもやってきて、ウーロン茶を買いに行くやらしていると相次いで溝口[日本沈没]さん、磯崎[めしたき]さんもやってきたので、「甲州ワイン頒布会」に参加する人間の確認と「名古屋支部例会」の交通手段の確認をする。
 夏期甲州の企画が全般的に通ったとの事で、DAINACON EX では24時間宴会をするらしい。私はどうも初参加の全国大会にかかわらず、宴会をするだけで終わってしまいそうな悪い予感におそわれてしまう。
 それから中野[日本以外全部沈没]さんと松岡[武装ジャーナリスト]さんもやってきて、やっぱり2ケタになってしまう。磯崎さんの手作りサンドイッチや、松岡さんの持って来たそば寿司なんかもあって机の上は食べ物の山。
 今秋に予定の松岡さんのご結婚にあわせて「秋季甲州」をすることが決定した頃、岩瀬さんから「甲州画報」を作っていて6時頃にしか来れないとの TEL が入ったので、とりあえず、「春季甲州祭アフターレポート」、「甲州画報」、「こうしゅうえいせい」の原稿の割り振りが行なわれる。
 それから次回は青少年センターの会議室が取れなかったので、何処で例会をするかという話をし(結局区喫茶ABCで、となる)常温核融合の話で盛上がったところで時間も頃合となったので、とりあえず会議室を出る。
 しかし、会議室は出たものの、エレベータの前の公衆電話で、松岡さんがパソコン通信を始める。北海道の林[艦政本部開発部長]さんと長田[防人]さんにメッセージを送ったらしい。ちなみに甲州先生には送り損なったとか。エレベータの前では有るし、センターの閉る時間でもあるので、とにかく人が通る、、、。みんな物珍しそうにスーツ姿でしゃがみこむ松岡さんや、それを取り囲む原田さん、阪本隊長、その他の隊員をのぞき込んでいく。溝口さん曰く、「これもストリート・パフォーマンスの一種だ」そうである。うーん、まっとうな服装をしてきた事をつくづく悔んでしまった私であった。
 玄関を出たところで岩瀬[従軍魔法使い]さんが合流、みんな「甲州画報」をもらう。その後、私が忘れ物(人外協トレーナ)をしたりして、ゴタゴタしましたが、とにかく駅に、2次会会場へと向かう一行であった。
 2次会は例によって梅田の「酔虎伝」。原田さん、岩瀬さんが抜けて、森村さん、土肥さん参加。そして3次会はカッパ横丁「あせんぼ」へと流れるのであった。
 では、みなさんおやすみなさい。

PS. ちなみみ松岡さんの送ったメッセージはこんなものでした。
 <ただいま、人外協の例会中です。
  カプラとカード電話でアクセスしています。常温核融合で何かネタを書いて下さい。
  本日の参加者はつぎのとおりです。 (以下省略)>


5月例会レポート

松井千草

 喫茶店「ABC」。うっ、とうとう来てしまった。
 噂に聞く、人外協のお歴々の実態を見ることができるのかと思うと、ドキドキ、ワクワク、ビクビク。
 2時少し前くらいから、ひとり、ふたりと隊員さんが現れる。「あ、どうもどうも」などと言いながらお名前をうかがうと、いやぁ、さすがは皆さん逸話のひとつやふたつは持っていらっしゃるから、ついつい「いや、おうわさはかねがねーー」となってしまう。
 それでも最初はなんとか話しに加わっていられたのだが、二つめのテーブルが占拠された頃から、惰弱な私はあえなく傍観者となり果てました。だって皆さん芸達者なんですもの、壁にへばりついて見学していた私は、思わず自分の無芸ぶりを恥じてしまったのでした。(ま、負けるもんか)
 話しの内容も多種多様で−−うーん。思い出せない。天安門のこととか……とっ。ともかく話に花が咲いたのよ、うん。(DAINACON EX の話しの後で「コンベンションができる」と歌う人たちの姿は、とっても怖かった)
 参加者は天羽[蟻の一穴]、天羽[特殊解]、磯崎[めしたき]、陰山[却下]、田中[暗号兵]、当麻[ガメラ]、原田[事務局長]、細野[副隊長補佐]、松岡[武装ジャーナリスト]、溝口[日本沈没]、それに私の計十一名でした。
 そうそう、今日は「甲州ワイン頒布会」と重なってしまい、そちらの方に何人か隊員さんがいってらっしゃって、二次会から合流されてました。
 で、ボーゼンジシツの二時間経過。そろそろ場所を変えようと、いうことになって「ABC」を出る。どこに行こうか、しばらくウロウロしたあげく32番街の展望台に昇ろうということになる。階段で上がろうか、なんて意見もあったが、当然却下。エレベータに乗り込む。早い話が暇つぶしであるから、半数は「王様のアイデア」に散り、残り半数はその前の椅子に陣取ってゴロをまく。時折、周囲の視線を集めるような歓声やアクションが飛び出すものの、まったく退屈はせずに済む……ありがたや、ありがたや。
 そうこうするうちに、そのフロアでエレクトーン・コンサートが始る。人が集まってくる.一番前に陣取った我々は、まぁ、はっきり言えば邪魔だわな。いたたまれなくなったかどうか知らないが、再び場所の移動。地上に降り立つ。
 さぁ次は「本陣」。
 お酒が入ったら、この人たちはいったいどうなるんだろう。
 本当の人外境が見られるかもしれない……などと思わず期待をしてしまったのだった。


5月/二次会報告
あるいは東通オデッセイ

前野[夫婦漫才]裕子

 どーしてなんだろう? 何のせいなんだろう? 誰かが時空を歪めたに違いない。それとも意図的に我々をはじき飛ばした奴がいるのかもしれない.しかし、それほど問題のあるメンバーだったとも思えないのだが……。
 当日は、甲州先生十周年の祝会が盛大に催され、隊長以下数名の隊員も、賑々しくもフォーマルな目出度いし席に雁首揃えたのだった。その様子は他稿に譲るとして、そこから人外協二次会に赴いた我々一部隊員の東通りオデッセイ始末をここに報告しよう。
 買い物に行くという隊長と米田[HAL米田]と別れたのが17時45分頃。中野[日本以外全部沈没]、中村[不明]あるいは[たかしくーん]とともに二次会会場の本陣(本店)へ行くと、今日は予約の団体ばかりで飛込みの団体さんはいない、という冷たい返事。いっぱいなので支店の方へ行って下さい、と言われてしまった。やむなく我々三人は隊長及び後続隊員のことを思って、その旨帳場に言い置いて、本店とは少し離れた本陣支店に正しく陣取ったのであった。
 かくして本陣の支店で待っていた我々であるが、前野[夫婦漫才の片割れ]、西川先生、岩瀬[従軍魔法使い]、知らない男の子[若かった]らが合流した訳だが、それ以上誰も来ないのみならず、「ちょっと買物に」行った筈の隊長さえいつまでたっても来ないのである。
 途中、私は本店へ情報収拾に出かけたが、なんら状況に変化はなく、相変らず、予約以外の団体さんはおりません、なのだ。思えば「陰山はおらぬかえ」と本店の帳場に訊ねる、という知恵を持ち合わせていなかった己が身が情けなかったりもする。だが、岩瀬[従軍魔法使い]も再度、本店偵察に赴いたが「それらしい団体は見かけんかった」との報告をしている。一体どうなとるのだろう。
 広ーい(と言うほど広くもないか)部屋に七人が何故かてんでばらばらに座って、有らぬ方を向いてブツブツ言っているのはそこはかとなく異常な光景であった。それでも何とか気を取り直し、それなりに人外協の飲み会をしていた、何かがおかしい、狂っている、誰かが仕掛けた罠なのだ、と全員が心の中でつぶやきながら……。

甲州ワイン頒布会レポート

米田[HAL米田]美和子

 パーティ、うーーんパーティね!! と三週間前から悩んだ末、私はピンクのワンピースにバラの髪止めという姿で、会場であるホテル南海へと出かけた。
 受け付けをすませて会場のすみに立っていると、成人式以来という背広姿の阪本隊長登場−−隊長の背広姿はほとんどコスチュームプレイと、その後合流した人外協二次会では、いっしょに写真を撮りたがる女性隊員もいた程−−。時間の少し前に中村[不明]隊員と中野[日本以外全部沈没]隊員もやって来て、四人ですみにかたまる。
 何故か十周年パーティのスタッフ全員とお知り合いだったりする私は、これまたスーツ姿で待機するスタッフ方とわきゃわきゃと挨拶などをし、昨日突然カメラ係りを言渡されたと嘆く牧田さんに「御災難ですね」などと同情しているうちに続々とゲスト陣が到着。
 これがマガジンやアドベには掲載されていない無茶苦茶に豪華なメンバーで発起人の眉村卓は当然としても、SF作家協会会長田中光二、冒険小説協会の内藤陳を始め、新井素子、かんべむさし、草上仁、田中芳樹、西秋生、堀晃、大和真也、今岡清SFM編集長(この段落敬称略、他抜けているゲストがいたらごめんなさい!)と、会場にいる人間の20%くらいがプロダムの人間というすごい構成!!
 発起人代表の眉村卓氏の挨拶を皮切りに祝辞やら乾杯やらが有り、いつの間にか入口付近に真っ赤なワンピースの前野裕子隊員が来ていたりして、増殖している人外協であった。知り合いとわきゃわきゃとしているうちにも、祝電披露、プロフィール紹介と会は進行し、医者に酒を止められているという中野隊員は甲州さんのお嬢ちゃん達の写真を撮りまくり、皆に「あぶない」という目でみられているわ、夏期甲州への出演以来で堀晃氏に挨拶に行った隊長は「貴方があの阪本さんですか、いや普通の好青年で」と言われ、私は思わず「いえ十分変です」のフォロー(?)を入れてしまったりとか(後日、掘氏は、人外協も案外ひ弱、怖るるに足らずと言ったとか)訳わからないうちに会も終わりに近付き、最後に特製甲州ワインを甲州さん手づからいただいて会場を後にしたのであった。

例会二次会・三次会レポート

天羽[特殊解]麻衣子

 阪本隊長を含む数名が「谷甲州作家生活十周年記念パーティ」−いわゆる「甲州ワイン頒布会」のために遅れてくるとのこと。こりゃ、例会は寂しくなるかな、と考えた私が浅はかでした。
 この春より社会人の仲間入りをした陰山氏が新入社員の研修で洗脳されてしまったかと思ったのに、反対にパワーアップをして来たのを始め、甲州祭の打ち合わせのころ顔を出したきり姿を消していた田中氏や、名古屋支部の細野さん、七月にアムホール出演を控えたバンドマンの溝口氏など十一名がそろい、一次会からいつもの通りバカ話しに花が咲乱れておりました。
 六時ごろ、このメンバーで、二次会の「本陣」へ流れ込み、なおも騒ぐところへ、ドレスアップした米田さんと、スーツ姿の阪本隊長が登場。見馴れぬ姿に、感嘆の声が……なかなかどうして、よくお似合でした。
 ここで「記念パーティ」の話題となり、九時ごろに甲州先生が本陣に来られる、という情報がもたらされました。でも、九時まではずいぶん長い。このままの調子で飲み続けると甲州先生が来られるころにはエネルギーをつかい果してしまっているかもしれない……という話しに針、ペースダウンすることになったのですが、そこはそれ、毎週のように飲んで、騒いでいる連中です。ちょっとやそっとでダウンするはずもなく、当麻君の「ドッカーン!」や、溝口くんの「ラ・バンバ」、極めつけに「ウンチャカ、ウンチャカ」まで飛び出すしまつ。(意味のわからない人は、例会に参加して、ナマで見てください)
 そして、九時。甲州先生や清水さん、沖田さんらが顔を出されるとともに場所を「がんこ」に移して三次会に突入。
 ここで、本陣支店オデッセイ組とも合流し、人数がいっきょに倍以上の二十五名となり、あらためで甲州先生の作家生活十周年に乾杯。あとは、語るのもおぞましいような替え歌が飛び交い、騒ぎまくった末、十一時もまわったころ、ようやくおひらき。
 これは後日談ですが、某氏(あえて名は伏せます)は家に帰ってベッドへ転がり込んだのですが、ふと目を覚ますと、とっても窮屈。その筈で、ご丁寧にも押入れの段ボール箱の中身を全部払いのけて、なんとその中に入り込み、ひさを抱えて寝ていたんだそうです。
 みなさん、飲み過ぎにはくれぐれもご注意ください。中には、トイレで寝ていただの、おフロの中で朝を迎えただの、ひどいのになると家に帰り着けずに道端の電柱と仲良くなっていただとか……いろいろありますからねー。
 お酒は楽しく飲みたいもんです。はい。じゃ、また、楽しく騒ぎましょーねっ!


6月例会レポート

土肥[都樹の錬金術師]伸生

甲州歴10年6月

 その日、六月十八日、土曜の酒の抜けぬまま下宿を出る。さらに喫茶店「ABC」の場所を知らない私は、2次会の場所である酔虎伝の近くとあたりをつけてフラフラと歩いていた。ボーと捜していると、なんとか見つかったので、そのままフラフラ入っていく。すると、ずいぶんと奥に陰山[却下]氏、阪本[隊長]氏、原田[事務局長]氏、松井[お前ら如きが傍によれるお方やない]氏、(五十音順)が座っておられる。あぁ、お店への迷惑を考えていらっしゃるのか。ふとそう思った。
 その後、中村[不明]氏、新メンバーの岡村[体操のお兄さん]氏、岡田[何でもいいけど桃太郎侍]氏がこられ、天羽ご夫妻、前野ご夫妻、磯崎[めしたき]氏、松岡[武装ジャーナリスト]氏、当麻[ガメラ]氏、溝口[日本沈没]氏(順不同)が続々といらっしゃる。私の右で、DAINACON EX の話があり、左ではなんか別の話をやっていた。そして、左右が入乱れて話が盛上がり始める。無教養な私には理解不能であった。後になるほど何の話かわからなくなったが、とりあえず面白かったのは確かである。
 さて、この席にて、天羽氏(注)が御懐妊なさったという誠におめでたい御報告があった。後に、来年新たに加わるこの最年少隊員の役職名は[ガッちゃん]ということになった。
 そして二次会へ、報告者にとってあまり思い出したくないものではあったが、天羽ご夫妻、そして普通のサラリーマンに擬態されて人込みに消えてしまわれた松岡氏ほかが抜けられたが、盛上がってしまったのは言うまでもない。後に人外協の宴会を初めて体験した岡田氏の「すごいですねぇー」という言葉がひどく印象に残った。この宴会でしばらくのあいだ陰山氏にいじめられていると岩瀬[従軍魔法使い]氏が登場される。(いつもごくろうさまです)報告者は酔っていたのか、どっか遠くが非常に盛り上がって「ドッカーン」やら「日本、ちゃちゃちゃ」やらやっているにもかかわらず報告者のまわりの空気がなんか違っており、ひどくここに居てはいけないのではないかと感じていた。単に乗り遅れただけだったのだろうか、人外協は乗り遅れれば負けだし。そう思っておこう。ただ、もう陰山氏の隣には座るまい。
 そして三次会。ジャスミン茶はおいしかった。
 さらに、四次会。冷した紅茶は甘かった。
 みなさま、御苦労さまでした。

追記 この報告がいいかげんなのは報告者の酒に弱い体質による。
注 奥様である。まちがっても旦那様の方ではない。(うっ、想像してしまった)


7月例会レポート

岡田[桃太郎侍]恭典

時に甲州歴10年7月16日(先勝)1400時

 人外協大阪支部例会(本部例会だったものを先月よりこう呼んでいます。本部例会は不定期・大規模・隊長がそうと宣言したものを指す)が執り行なわれる。場所は森之宮市立中央青少年センター3F7号室。

 本日の議題は2つ。

  1. DAINACON EX 夏期甲州の件。

  2. 「甲州・秋」の開催時期の取り決めおよびいろはかるたの原稿集め。

DAINACON 関連がめじろ押し。(当然といえば当然である)
なごやかな雰囲気の中、スムーズに議事進行される。

 会場一番乗りは私でした。それからすぐに阪本隊長がワインを手に登場。
 続いて磯崎[めしたき]氏、中村[不明]氏、名古屋組一番手・細野[副隊長補佐]氏ほかがやってくる。なにはともあれ、乾杯である.机の上は、みんなのお土産で一杯だった。(岐阜名物・柿のジュースには驚いたが……)
 少し遅れて陰山[空の要塞]氏、岡村[体操のお兄さん]氏、木村[でいぶ]氏ほかが続々と現れる。(以下に例会参加者は<順不同敬称略、途中参加または帰宅を含む>土肥[都樹の錬金術師]、中野[日本以外全部沈没]、西尾[技術士官]、原田[事務局長]、前野[色物物理学者]、前野[孤高の夫婦漫才]、山川[航空宇宙軍広報士官]、米田[HAL米田]、猪塚[秘書室長]、の各隊員とダイナコンスタッフの山本和人氏、鳥取から来られた井田氏とその友人、西尾隊員が伴っていた堅気の女性、しめてなんと延べ24名の模様)
 ここで、[でいぶ]が何故遅れたのか? という話が出た。それでは木村さんどうぞ。
 「名古屋発、伊勢志摩行きのノン・ストップに乗っちゃって、途中で(むりやり)降ろしてもらったんです。すみません」
 こ、こわー。支部長ともなるとすごいんですねー。
 ところで、ここに面白い記事があります。一九八九年七月一九日付、朝日新聞の朝刊一面なんですが、「新幹線を止めた桜井候補 社党、公認を取消す」と出ています。
 これは静岡での話ですが、みなさん、電車に乗るときはくれぐれもお気をつけて……。

 さて、二次会は毎度お馴染みの梅田の酔虎伝(曾根崎1号店)。いつもと同じである。
 陰山氏と木村氏の腕相撲(巷ではアーム・レスリングというらしい)が出る頃には、宴も盛況。隊歌も飛び出し、収拾がつかなくなった。(ただ面白いのは、よそのテーブルでも同じような状況だったこと。)ここに、当麻[ガメラ]氏が新メンバーの柏原[まぐりん]嬢を連れてくる。いっきに盛り上がってしまった。
 10時前、名古屋組のお帰り。もちろん「日本、チャ、チャ、チャ」の三本締めで送り出したのはいうまでもない。
 三次会は、梅田のチャーリーブラウンである。おいものフルコースには閉口した。
 四次会、梅田地下の DEN-EN である。岩瀬氏が行方不明になる。
 みなさん、ごくろうさまでした。


8月例会レポート

岡村[体操のお兄さん]隆司

1989年8月13日の日曜15時。

1時間も遅れ、一次会の会場である大阪市立中央青年センター3階7号室に、入室する。過去2回の例会と違う緊張した空気と、多数の隊員の真剣な表情に、一瞬、部屋を間違えたと思い混乱する。だが、ホワイトボードをバックに仁王立ちする陰山[空の要塞]氏と阪本隊長の姿を認めて、部屋を間違えなかった事に安心する。
 一次会は、陰山氏を議長として、19日に開かれる、『DAINACON☆EX』の打ち合せを中心に行なわれた。多少の冗談が間に入ったとはいえ、静かに、16時30分頃まで、当日についての確認が続けられた。
 私の後からも、天羽夫妻を含め、何人かの方が来られたが、誰が来たか正確に憶えていません。(以下は隊長と・の拙い記憶を動員してつくった出席者リストです。もし抜けていた出席者がいたら……ごめんなさい……<順不同、敬称・役職名略>  阪本、陰山、中村(孝)、牧田、土肥、田中、岡田、当麻、土屋、細野、磯崎、松井、米田、岡村、天羽夫妻、原田、猪塚、岩瀬、中野(孝)、溝口、山田、山本(久)、橋本(ダイコン6委員長立候補者)、畠平(ヒロコン関係者)、米田さんの友人3人)
 17時までの約30分を、『甲州カルタ』の制作と、雑談で過す。阪本隊長の「ファンクラブと言うものが、サークルで何をすればいいのか、俺は知らん……」が、本質を突いているので、恐いといえば恐い。
 17時に、二次会の会場である酔虎伝に移動する為に、大阪市立中央青年センターを後にする。梅田へ向かう環状線の中で、阪本隊長から、『人外協サークル憲法』制定の話が出る。この憲法の凄い点は、役職名の変更よりも簡単に、内容が変更できる点で、制定されたときから『動物憲章』よりも内容がコロコロと変わることが予想される。冗談なので別に実害はないのですが。
 二次会は、梅田にある酔虎伝曽根崎1号店で行なわれた。ある隊員が持ってきた『NEWS WEEK(日本語版)』に[コマンダー・ダンテ]の写真(注:[甲州は間違っているパートII]で触れられた、フィリピン共産ゲリラの[コマンダー・ダンテ]氏です)が載っており。その姿を見た一同の感想は「貧弱なおっさん」。
 途中から溝口[日本沈没]氏と磯崎[めしたき]女史が参加。磯崎女史は、髪をカットしたために、役職名を[コラソン・アキノ閣下]に変更される。今回の例会では米田[ハル米田・大阪支部長]女史が友人の女性3名(堅気で、一人は24才だそうです)を連れてきたために、いつもと違い大変大人しい飲み会でした。但し途中までは。堅気の3人が人外協のいつもの例会を目のあたりにしたらどうなるかは、各自のご想像にまかせますが。
 米田女史の自身の、「少なくとも、関連十人は友達を失った」が総てを物語っています。
 某氏曰く「冗談をいっても、笑ってくれるのは磯崎さんと米田さんだけだもんな」
 ちなみに、一人当り約二千円でした。
 三次会は、曽根崎センター街オーロラビル3F「どんたく」で、陰山氏歌う替え歌と、「日系インド人・ヘンリー典子・体つきから17才」にまつわる物語は、参加者の涙を誘う。呼込みの「今日、暇ですから、騒いでにぎやかにして下さい」の言葉に甘えて、飲まずに座敷で二時間騒いで一人当り一千二百円程。安い安い。但し店にとっては不幸な様ですが。 四次会は、喫茶店「田園」で、ここではオーダーの来るのが遅かった位で、他には問題なし。新しく隊員になった方がいたのですが、名前を憶えていません。(注:当麻隊員の知人であるその某君は入隊していません。)なお知らずに席に招き寄せられ、後に我々が人外協だと知ったときの彼の恐怖の表情はいったい何だったのだろう……)
 最後に、名前と顔をまだ憶えていない人が多い為に不備な点が多いのを堪忍して下さい。


9月例会レポート

中村[不明]孝

九月十七日日曜日

人外協大阪支部例会が、今月もまた大阪市立中央青年センターで行なわれた。今月は、参加人数がとっても多かった。そのせいか、1次会からまとまりのない状況であった。その他はいつものとおりであった。以上。

というところで全てを語っているような気もするが、これで終ったりすると宇宙服なしで真空に放り出されそうである。私は耐真空訓練(通称ちゅぱちゅぱ)を受けていないので、それはとっても困ってしまう。というわけでもう少し書くことにしよう。

「こうしゅうえいせい」66ページまたは甲州画報第1号参照

隊長によるリスト(敬称略、到着順)

中村[不明]、天羽夫妻、阪本[隊長]、 的場(役職名未定)、岡村[体操のお兄さん]、岡田[なんでもいいけど桃太郎侍]、岡田(役職名未定、ちなみに[桃太郎侍]隊員の従妹)、米田[ハル米田]、猪塚[秘書室長]、山川[とりあえずヒデヨシ]、土屋[フハハハ]、細野[副隊長補佐]、木村[でいぶ]、磯崎[閣下]、土肥[都樹の錬金術師]、正木(未入隊)、前野[いろもの物理学者]、牧田[略称ポチ]、原田[事務局長]、楫西(未入隊)、田中[暗号兵]、松岡夫妻、岩瀬[従軍魔法使い]


10月例会レポート・11月6日谷甲州大阪来襲報告
ヴァレリア5顛末
地下出版開始のお知らせ
[こうしゅうえいせい2]案その1

岩瀬[従軍魔法使い]史明

 ほとんどやけくそのようなタイトルですみません。内容もどしゃめしゃ。あー時間が…
 まず十月の大阪支部例会報告ですが、これは大阪支部紙に載ります。今回の画報には支部紙の発行が間に合わないので、ごめんなさい。重要な報告と言うと、[航空宇宙軍史]の資料整理副官に、田中[暗号兵]隊員が任命されたことが挙げられます。隊長が連絡サポートを務めます。これで「甲州は間違っている」は困難になる……こともない気がする。
 次に谷甲州大阪来襲について。正規のレポートを来月には載せようと思いますが、今月は誰にも依頼していなかったので、簡単な報告のみ。11月6日といえばHIROCONNの翌日、せっかく大阪の実家に帰るんだから人外協と呑みたいね、と甲州先生が仰った時には、それまでにはヴァレリア5はあがってる……筈だ……と思っておられたとか。
 現実にはHIROCONでは「あと160枚呉で書くんや」。11月6日には「あれから3枚書けたぞ」。結局、「ヴァレリア5終了」の・あて電子メールの日付は11月16日付でした……いつもより百枚増し、最後の丸一日で七十枚書くという新記録付き。
 私は「完」は第1部のみさ、と和泉[あめーば]隊員に呉春一本賭けてしまいましたが、顛末はいかに……
 和泉隊員といえば、地下出版[あめーば日記]がNIFTY上で始まっています。「人外協にはもう敵があらへんなぁ」「そしたら作者自ら弾圧したる」という一言がきっかけではじまったとか……もはやNIFTYは人外協の魔窟かもしれない……
 最後に林[艦政本部開発部長]から、[こうしゅうえいせい2]の案を送っていただきましたので掲載します。皆さんも考えて下さい。

その1 谷甲州大百科--これ一冊で今日から君も谷甲州博士だ

ようするに、我々は(少なくとも私は。でも同じ人は多いと思う)作家谷甲州の事をあまりしらない。その経歴もそうだし、人脈なども整理された形の情報と言うものはまだ無いように思われます。また、どんなプロセスで作品が誕生しているのかは、ファンにとっては、かなり興味ある問題ではないでしょうか?

その2 フリゲート艦アクエリアス大図解

 具体的にこの宇宙船がどれだけの大きさで、どんなエンジンを装備し、船内の間取りがどうなっているのかを考えるもの。結構、ハードな物になると思う。

 その1もその2も個人の力では出来ないでしょうが、人が集まれば可能と思われます。


甲州先生と酒が飲めるぞ!!

磯崎[めしたき]加代子

イラスト版レポートです


11月例会レポート

 吉永[情報担当士官]茂和

十一月十二日の大阪支部例会

から一ケ月ほどたったある日、私は例会レポートを書かねばならなかったことをふと思い出した。

 というわけで、当日、大阪市立中央青年センターには、二時半頃に着いたのですが、当然ながら、既に、阪本隊長をはじめ、約十名の隊員の方々がおられた。
 私の後からも、陰山[空の要塞]氏、当麻[ガメラ]氏などの方々もこられたのだが、溝口[日本沈没]氏はこれから出張とのことで途中でお帰りになられたりしたが、中村[不明]氏のフラワーロックのマネが、なぜか大うけしていた。又、十二月九、十日の忘年会(この文章を書いている時点ですでに、終了している)の参加者の確認や、十一月十八日の東京支部例会に阪本隊長以下数名が行く、といった話がでていたが、最も盛り上がったのが、前野[いろもの物理学者]氏が、洗面器でプリンを作ったことがある。と言われたのをきっかけに、どれだけ大きな豆腐を作ることができるだろうか、という話になぜかなり、宇宙空間なら無限大と誰かが言ったところ、いや自重で重力崩壊(注:論者である阪本隊長に後できいたところによると、別にブラックホール化するということでなく−もちろん豆腐の質量次第でそれもあり得るが−とりあえずいいたかったのは、自重で角が崩れて直方体でなく球体になってしまうだろう、ということだそうです)を起こすという反論が出るわ、真空中やから水分が抜けて高野どうふになるんと違うかと言えば、重力が発生するから大気ができるし大丈夫、と阪本隊長が言っておられたりしていた。
 そうこうするうちに五時前になり、では酔虎伝に行きましょうとしたところ、岩瀬[従軍魔法使い]氏と土肥[都樹の錬金術師]氏が到着された。
 二次会の酔虎伝であるが移動した時点での参加者は(以下四行敬称略)、阪本[隊長]、磯崎[閣下]、岡村[体操のお兄さん]、前野[いろもの物理学者][孤高の夫婦漫才]夫妻、陰山[空の要塞]、中村[不明]、原田[事務局長]、田中[暗号兵]、岩瀬[従軍魔法使い]、当麻[ガメラ]、土肥[都樹の錬金術師]、加えて私の計13名であったと思う(抜け落ちていた人、ゴメンナサイ)。
 途中から、タナトス5のトレーナーを抱えた米田[ハル米田]嬢、そして正木[お好み焼き屋さん]氏が参加。
 ただ、途中で陰山[空の要塞]氏も出張とのことで抜けられたせいか、おとなしく二次会は終り、三次会は、名前を忘れてしまったが喫茶店に入り、しばらく時間をつぶす。
 その後、皆様は三々五々に家に帰られたはずである。


こうしゅうでんわです〜〜

谷甲州

 巨大豆腐の話ですが、角がとれるほど巨大化した(ただし太陽化するほど巨大ではない)惑星状豆腐だと(便宜上、この巨大豆腐を『ちりとてちん惑星』と呼ぶことにします。あんまり便利でもないか)、自重のために内部がマグマ化しているのではないでしょうか。だとすると、ちりとてちん惑星の火山は、噴火口からどろどろに溶けたマーボ豆腐が流れだしているのかもしれません。ううむ、センスオブワンダーだ。
 爆縮して太陽化したちりとてちん惑星というのも、みてみたい気がする。


12月例会レポート

 花原[まちゅあ]和之

それは10月の終わり頃のことであった。ついつい行ってしまった DAINA☆CON VIII の後、せっかくだからとデ博ツアーに私は参加した。その時はまさかこんなことになるとは思っていなかった。<甲州いろはかるた>「酔ってたかって人外協は増える」…そう、そのとおり!これを見て思わず膝を叩いた隊員も少なくはないだろう。−それはさておき。押付けられてしまったが、とにかく12月の例会レポートを書かねばならない…。

 私がホワイトローズに到着したのは確か4時を過ぎた頃だったと思う。階段を昇ってそれらしい一団がたむろしている一角へ近づくと「まちゅあ!」と私を呼ぶ声…。まさか(そっちの)知り合いは居ないはずと思ったのが甘かった。「へっ…?」そこにいたのは松岡「武装ジャーナリスト」、またの名を「デステロイド松岡」。
詳しいことはともかく、私が「やっぱり世の中はせまい」と思ったことだけは確かである。そこに居た人々は、「予想とおり」が半分、「予想以上()」が半分といったところ。(誰が「予想以上」かはあえて書かない−書く必要も無い?)私は甲州先生の御本は一冊も読んでいなかったのでお叱りを受けると思いきや、そんなこともなく大変あたたかく受入れていただきました。そこにいたのは阪本[隊長]氏を始め12、3名。見てきた映画の話しをする者、甲州先生の新刊(?)を読む者、等など…。私といえば慣れない人外協でただただうろたえていましたが…。
 さて二次会。贔屓屋で飲んで騒いで…前野[孤高の夫婦漫才]氏が密かに持参した酒をまわし、陰山[空の要塞]氏が、店員に怒鳴ったりしていましたが…。最後に岩瀬[従軍魔法使い]氏が「やみのこうしゅうがほー」を持ってこられたところで、場所を白札屋(だったと思う)に移して三次会。ここで私が何の因果かレポート作成を命じられてしまった。いったいなにがどうなっているのか全く分からないので、ノートに一言ずつ書いてもらう。が、(予想どおり)わけの分かることは書いてなかった。
 ちなみに隊長の書いた「わけのわかること」は

#include
<stdio.h>
int main()
{
    int i,j,k;

……だった。御仕事の疲れがうかがえる内容だ。再び場所を移して喫茶店(どこか忘れた)。「ガッちゃん対策委員会」がどーとかいう話しがあったけど…。よくおぼえていません。
 こうして私の人外協例会初体験は終わったわけですが、印象に残ったのは米田[大阪支部長]氏の「今日はいつもより静かだ」と、帰りの阪急電車での当麻[ガメラ]氏の「ま、参加して損のない団体です」という言葉でした。隊員でありながらまだ例会に参加したことのない方、是非一度は例会に参加しましょう。少なくとも、とても楽しい酒が飲めます…。
(やっぱりデ博に行ったのは、間違いやったかもしれない…)




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