>> 実は突然のお願いで申しわけないのですが(;_;)、「甲州二十周年記
>>念パーティの二次会(北大使館でやったやつ)」のレポートを書いて
>>いただけないでしょうか。
というわけで、レポートの依頼をもらってしまった訳でございます。一所懸命書く訳でございますけれども、どうも記憶が不確かな…、と申しますか、はっきりと申し上げますと、これがまったく憶えていないという事になっている訳でございまして、えらいこっちゃなぁと、まあ、こう思っておる次第でございます。
と、申してばかりおりましても話は前へは進んではくれん訳でございまして、しょうことなしに始めてまいる次第でございます。
さて、平成十一年八月十四日午後六時、「谷甲州先生二十周年記念パーティー」は、滞りなくお開きとなった訳でございますが、当然のごとく、その後二次会が開かれた訳でございました。これは、どう云う事かと申しますと、決してパーティーでお酒が足りなかったと云う訳でも、料理に不満が在ったと云う訳でもございませんので。実際、パーティーに出されました料理やら、御酒と申しますと、これはもう絢爛豪華、酒池肉林、飲めや歌えの大騒ぎでございました次第でございますので…。
では、なにゆえにわざわざ2次会を開くと云うような事になっているかと申しますと、なんですなぁ、これが人外協の習慣と云うものでございましょうか。いや、習慣というものは実に恐ろしいものでございましてね、私なんかもね、以前ガソリンスタンドで働いておったんですけれどもね、店の外でもね、例えばどこかの駐車場でこう自動車がバックしてきますとね、「オーライ、オーライ」とね、つい、誘導してしまうというような次第で…。まことに習慣とは恐ろしい…。
いやいや、そやございませんので、習慣の話やのうてね、二次会の話をせなあかんわけでございます。
さて、ここに集まりましたのが、我々同様といういたって気楽な連中でございまして…。
「ひとつ、2次会でもしょうやないかいな」
「そらよろしおまんなぁ」
「そうしまひょ、そうしまひょ」
てな事で、2次会をやるてな事になった訳でございまして…。さすがは人外協ですな、慣れというんですかな、場所も時間も予約取りもトントントンと決まってゆく訳でございまして、場所はと言いますと、いつも大阪例会の2次会として利用させて頂いております『ニューミュンヘン・北大使館』、時間は7時から、ということになった次第でございます。
この『ニューミュンヘン・北大使館』と申しますのが、大阪でも老舗のビア・ホール、『ニューミュンヘン』の支店でございましてな、ビルの九階に御座いまして、なかなかに夜景のきれいな…。
いやいや、決して宣伝をしておる訳ではございませんので…。私どもがこの日利用しましたというのが、この店の中でも一番広い、所謂「パーティールーム」とでも言うんでしょうかな、五十〜六十人は座れるんではないかいな、という別室でございまして、外の景色が見えないのは少々不満ではありますが、その代わり、少しくらい騒いでも外に音が洩れにくいという…。要するに、隔離された訳ですな。一般のお客さんから…。
「料理は、一応コースを云うてますんで、まずはビールの注文を…」
「黒(ビール)がいい人」
「はい」「はい」「はい」「はい」……
「白(ビール)の人」
「白やのうて、黄色や」
「あたし、オムレツ食びたーい」
「いや、まずはビールを…」
「○○先生、新作なかなか出えへんねぇ」
「もうそろそろ、忘れられよんで」
「この場合の軌道計算は…」
「ほらほらほら、見てみてェ」
「わっ、びっくりした。なんやねん、それは」
「どーも、遅くなりまして…」
「詰めて、詰めて、そこちょっと詰めたってか」
「おーい、椅子、椅子入れてもらお」
「今晩わっ、なんやこの人数は」
「詰めたって、詰めたって」
「新しい椅子もらお」
「三十石船やがな」
「ビールたのんでー」
「俺、黒、黒」
「オムレツ食びたーい」
「なんや、この騒ぎは…」
「ひょっとして天王寺さんに変がおこってんのかもわかりまへんなぁ」
「えらいこってすな」
「行ってみまひょか」
「ア、えらいこっちゃえらいこっちゃ」
「ニワカでっかいな」
「ニワカでんがな。ア、ニワカじゃニワカじゃ、えらいこっちゃえらいこ
っちゃ」」
わあわあ言うております。2次会風景半ばでございます。
いや、どうもしょーもない原稿になってしまいましたが、今となっては、この程度しか書けません。ごめんなさい。 ゆるしてくれー、悪気はなかったんだよー。誰かに記憶封鎖されたのかも知れない。この場合誰かとは、エタノールさんかも知れない。