謎の会合潜入レポート
------ミッション・インクレディブル-------

草上 仁

 去る 月 日、小職は地下運動秘密組織であるコードネーム「謎の集団」*1の会合に潜入することに成功したので、以下、報告する。

*1 別名 人外青年協力隊、別名 人外協、別名 人外教団。詳細は レポート - - 補足 参照。

 小職のインフォーマントからの情報によれば、問題の会合は、大阪府江坂の某サニーストンホテル*2三階富士の間で、午後七時から開催されるということであった。開始時刻 分前に、小職は同ホテルに赴いた。

*2 地下組織との繋がりは確認されていないが、同ホテルの 名称を邦訳すると「太陽石」となること、会合に提供された会場 が「富士の間」であることなどから推測すると、 極秘行動 組織「太陽戦隊」と、何らかの関係があるもの推測されている。 なお、「謎の集団」と、「太陽戦隊」との関連は、いまだ確認され ていない。

 サニーストンホテルのフロントは、巧妙に隠蔽され、一般民間人の接近を阻んでいたが、小職にとっては何ら障害とはならず、一度通り過ぎただけで、発見することができた。
 ロビー右手にはなぜか、雑誌類が大量に並べられていた。これは、暗号解読用コードブックではないかと推測される。フロントには、目つきの鋭い男が立っていたが、あらかじめ入手してあった合い言葉を口にすると、低い声で会合場所を教えてくれた。
 会合場所へは、階段から向かうほうが明らかに早いにもかかわらず、男はエレベーターの使用を指示してきた。エレベーター・ケージは、最上階である 階に、意図的に留められており、一階まで降りて来るまでに不自然なほどの時間を要した。この間に、何らかの身元確認作業が行われていたことは間違いない。なんとなれば、会合場所入り口に配置された二人の見張りは、小職が名乗る前から、こちらが使用している偽名を口にしたからである。
 見張り二名のうち、黒色のレザー帽子にピアスという、いかにも怪しげな風体の男が、小職に一束の書類と、円錐形の物体*3を手渡した。

*3 この物体は、科学警察研究所の分析により、一種の音響兵器であ ることが判明した。

 小職が会場に足を踏み入れるや、一見小学一年坊主風の男と、一見その母親風の女性が目の前をよぎり、女性のほうが小職を会場へと引き入れた。一見小学一年坊主風の男は、とても小学一年生とは思えない落ちつきぶりと、油断のない目つきで、はからずも自らの正体を露呈した。小学生に変装した特務工作員に違いない。この男は、以後、コードネーム「たかちゃん」と呼ぶことにする。

 会場には、通常の立食パーティに偽装するためであろう、長大なテーブルがしつらえられてあった。その上には、ベルーガ産のキャビア、リーズ風のフォアグラ、台北様式のペキンダックといった豪華な料理がずらりと並べられ、銀のアイスバケットには、ドン・ペリニョンが冷やしてあった。さらに、既に空気となじませるために栓を抜かれたロマネ・コンティの罎が、ディキャンターとともにさりげなく置かれていた。
 この料理と酒が偽装であることは、訓練された小職の目には、一見明らかであった。何となれば、華麗というより重厚なボディのロマネ・コンティは、キャビアやフォアグラには全く合わないからである。*4

*4 のちに、この料理がやはり偽装であったことが判明した。 小職が後述する妨害工作から逃れて、食事をする気力を奮い起こ した時には、料理はほとんど全て、跡形もなく消え失せていたの である。

 小職の鋭い目は、ただちに、会場に集結する人々の間にある微妙な緊張関係を見抜いた。会場には、二種類の人間が群れ集っていたのである。一方は、言うまでもなく、秘密地下組織「謎の集団」の構成員。もう一方は、この会合を何の変哲もない結婚式二次会に偽装するためにかりあつめられた一般民間人の集団であった。小職は、慄然とせざるを得なかった。彼らは、自らの目的を達成するために、何も知らない一般民間人を引き込むことまで正当化しているのだ。気の毒な民間人たちの今後の運命を思うと、小職は、とても彼らを正視することはできなかった。
 会場の奧には、秘密連絡用とおぼしき黒板が据えら、平常を装った雰囲気を破綻させていた。これから、何が始まるのであろうか。それを知るために、ほとんど待つ必要はなかった。

 会合は、即座に始まった。
 襟元に、恐るべき空気注入式の救命蝶ネクタイを飾り、カーキ色のスラックスを太めのサスペンダーで釣り下げた一見営業マン実は流しの漫談家はたまた伝奇 作家あるいは小型電子情報機器モニター風の男が、会合を取り仕切っていた。彼は、まず、会合における極秘コードを説明した。すなわち、帰る戻る割れる別れる等の用語が、通常とは逆に本会におけるキイワードとなる。当然のことながら、この説明を理解できるメンバーは、「謎の集団」側にしかいなかったようだ。重々しく頷く彼らを後目に、一般民間人の美男美女たちは、はやくも異様な雰囲気を察知して、不安げな身じろぎをしていた。
 まず、一見酒屋の娘でありながら酒は一滴も飲めずただし呑まなくても酔っ払っているから大丈夫風の女が、救命蝶ネクタイ男の指名により中央に進み出た。彼女は、「飛鳥を泥田に沈める会」の主旨を説明した。
 複雑な暗号がちりばめられていたため、一般民間人はもちろん、小職にもその全容を理解することはかなわなかったが、鋭く推察するに、亀にまつわる古代兵器を用いて、奈良盆地全体を泥濘に沈める計画のようだ。小職は危機が焦眉に迫っていることを知って愕然とした。
 続いて、おどろおどろしいテーマミュージックに乗って、新郎新婦が登場した。小職は、この二人には、あまり注意を払わなかった*5が、伝統にのっとって形容するならば、新婦は藤色のローブ・デ・コルテもなまめかしい楚々とした美女*6にして、新郎は茫洋とした性格を思わせるりりしき日本男児*7であった。この二人は、通常の結婚式二次会を偽装するため、新婚旅行の報告を行い*8、新婦は、いかがわしくもガメラパンの亀頭部、もとい、頭部を噛みちぎって、新郎を永遠に尻に敷くことを約した。*9

*5 結婚式披露宴二次会というのが偽装であることから、会合 の目的という観点からみると、二人は添え物にすぎないと判断し たためである。

*6 のちに、この楚々とした美女というのもまた、偽装にすぎないこ とが判明した。

*7 のちに、茫洋とした性格は偽装ではないことが判明した。

*8 フランクフルトを初めとする有名諸都市を、単に素通りす ることが旅行の主眼であったらしかった。真の旅行目的の解明が 待たれる。

*9 この過程は、数々のカメラによって撮影されていた。おそ らく、将来新婦を恐喝し、「謎の集団」への恭順を確保するため であろう。

 続いて、一見海外青年協力隊員そのままちょっと老けて体重増えちゃった実は新田賞作家風の男が祝辞を述べた。縁起の悪いことを述べればよいのかという点を救命蝶ネクタイ男に確認したのち、葬式の話から寺の住職の話にうつり、山とは登らせて頂くものであるという言葉でしめくくった。*10
 この男は、会合における影の実力者であると、小職は睨んだ。普段は恐れを知らぬ「謎の集団」構成員たちが、明らかに畏怖の念をもって、この男に接していたからである。石川県小松市に潜伏しつつ、「謎の集団」をリモートコントロールしている可能性が高いため、継続した監視が望まれる。

*10この言葉は、のちに重要なキイワードとなって、各所でさまざま なバリエーションが用いられることになる。

 次に乾杯の音頭を取ったのは*11、一見大阪府内メーカーに勤務する理科系阪大卒風の紳士であった。この男は、「影の実力者」の言葉に異を唱え、小職の度肝を抜いた。「影の実力者」の発言が、実はNという別の女性の言葉であると暴露したのである。*12平然と「影の実力者」に反論したことから、この男もまた、重要なキイ・パースンであることは明らかである。*13

*11乾杯前に既にビールを摂取していた構成員が確認されたが、その 理由はいまだ判明していない。

*12「Nが言わせた」というこの言葉もまた、某所で繰り返し 用いられることになるが、身の安全のため、文壇関係者は乱用し てはならない。

*13のちの調べで、この人物こそ、慎重にその正体を秘され た「太陽戦隊」司令長官に間違いないことが判明した。現在、小 職は、インフォーマントを通じて、証拠ビデオテープの入手を画 策中である。

 乾杯が終了すると、多くの構成員と一部の民間人が、先に述べた豪華料理に殺到し、会合は混迷の度を加えた。その中で、小職は「謎の集団」側の妨害工作に巻き込まれることになった。一見大阪府内メーカー系企業勤務ビル・ゲイツの回し者実はさかもっちゃん風の男が、小職を速やかに拉致し、舞台上手方面に引きずり出したのである。
 小職は、偽装をはぎ取られる危険を冒すわけには行かず、はからずも、会合の主眼である「隊長結婚退職にともなう次期隊長就任の儀」に協力することになってしまった。
 明らかに、結婚式よりも重要なこの儀式は、以下のように執り行われた。
 まず、ぽかんとしている一般民間人に対して、「謎の集団」こと人外協とは何かがかいつまんで説明される。その説明は、小職の理解を超えるものであったが、小職としては、さかもっちゃん風の男の鋭く意地の悪い視線と、鋭く意地の悪い口元の笑みに圧倒され、ただアホのように、マイクの前でうなずいているしかなかった。
 「隊長結婚退職にともなう次期隊長就任の儀」は、波乱含みで進行した。
 まず、次期隊長候補に擬された一見食い倒れ人形をイメージして売り出し中の吉本芸人実はMSG風の男に、一見しがない公務員その実グリコ森永事件キツネ目男あるいは半独身謎の集団ご意見番風の男が異を唱える。どうやら、独身者以外は隊長の器ではなく、MSG風の男が終身名簿順位第一位となる権利を行使するのではないかという危惧に基づく反論のようであった。*14
 そこに、一見内縁の新妻実は関東方面過激派組織女支部長風の女がからみ、さらに、一見黒ずくめスリムな謎の美女実はMSG本妻風の女が登場する。さらに、一見新婦扱い藤色ローブ・デ・コルテまだ眼鏡かけてない山女風まで乱入するという、トレンディを装った旧来万古普遍日本型ドラマ三人模様の絶体絶命ドラマ的展開となった。MSG風男は途中でしばらくカマげた。
 その間、一般民間人参加者はわけがわからずあっけに取られ、小職はさかもっちゃん風男の眼鏡に射すくめられてただ頷くのみであった。

*14さかもっちゃん風男の解説によれば、これは因縁の対決であるら しい。

 次期隊長の選出は、結局一見茫洋たる性格の新郎扱いガメラ現任会長に一任され、さらに一見新婦扱い藤色ローブ・デ・コルテまだ眼鏡かけてない山女実はももちん風女に委ねられた。
 彼女は、もっぱら贈賄的食事提供自己利益理論にかんがみて、MSG風男の選出を承認した。
 「謎の実力者」が、剣ならぬケンケンぬいぐるみをもってMSG風男の肩を叩き、叙任の儀式を執り行った。*15
 こうして、会合の主目的であると思われる次期隊長の就任は、とどこおりなく終わったのである。*16

*15中世ヨーロッパで行われたナイト叙任の儀式を模したも のであることは明らかである。但し、儀式の秘密を守るために、 「謎の集団」風の改変が施されている。

*16救命蝶ネクタイが、その時刻を宣したが、小職は覚えていない。 もっとも、これは大した問題ではないと思われる。MSG風男自 身も、就任あいさつの中で、時刻を誤って述べていた。

 MSG風男は、就任挨拶の中で、 年の任期ののち、隊長職を禅譲することを約した。これにより、一見内縁の新妻実は関東方面過激派組織女支部長風の女の入籍は、今後さらに 年、持ち越されることが、暗黙の了解事項となったようである。
 続いて、「どーするどーなる、ももちゃんと日本」なるパネルディスカッションが行われ、気の毒にも一般民間人美女数名が動員された。ここでは、新婦が人見知りであるかどうかという点が重要な論点となったが、意見はまっぷたつに分かれた。
 一方の意見は、「もともと、新婦は人見知りする性格などではない」というものであり、もう一方の意見は、「新婦が人見知りするところは観たことがなく、議論自体が無意味」というものであった。学生時代に遡っての考察はともかく、眼鏡をかけた新婦自らマイクを奪い取って、救命蝶ネクタイ司会者の指揮権に干渉するなどの行為から、小職が判断したところによれば、後者の意見通り、議論自体、不毛のものであり、ディスカッションの収穫は、新婦が登山のテント内でいかなる姿勢で就眠するかが判明したのみに留まったと言える。

 講演会「徹底比較、昭和と平成のガメラ」には、二名の女性が登場した。一方は、黙って立っていればスリムで上品なお嬢さん風であり、もう一方は、黙って座っていれば聡明なキャリア女性的ゴシップ守護者風であった。黙って立っていればスリムで上品なお嬢さん風が、黙って座っていれば聡明なキャリア女性的ゴシップ守護者風に確認を求めながら話し始めたが、聡明をもって鳴る小職の知性をもってしても、結局それが 年前なのか 年前なのかという一点についてすら、最後まで理解できなかった。結論として、平成昭和を通じてガメラはガメラであり、彼は新婦以外の女性を寄せ付けなかった(もしくは、女性のほうが寄りつかなかった)ということが判明したようである。

 そののち、舞台中央では、さらに何かが催されていたようではあるが、失礼ながらあまり注意を向ける者はいなかった。小職も体力補給のため、監視任務を一時中断した。
 会場では、一見マッドサイエンティスト実は 万部突破ベストセラー作家モリオカ風の男が、一見星界シリーズアニメ化企画書実は極秘兵器の設計図と思われるものをブレザーの中に忍ばせて、低い声でキイパースン達と密談を交わし、MSG風の男が、「君らは隊員、僕は隊長」とわめき散らし、割り箸を隠し持った一見もう面倒臭いから単なるたかしくん風の男が暗躍し、兄弟子弟弟子師匠孫弟子入り乱れての乱闘が発生し、何がなにやらわからない情況であった。

 終盤近く、吉例ビンゴが行われたが、何の変哲もないビンゴにすら、陰謀の匂いが立ちこめていた。一般民間人を装った一見優等生眼鏡少女その実人妻風女が商品を獲得したのであるが、確率的にあり得ないことに、4回ストレートバックスラッシュビンゴを達成し、あまつさえそれだけで、ビンゴゲームそのものが終了してしまったのである。*17

*17おそらく、ビンゴの数字そのものが、構成員だけに伝わる暗号な のであろう。小職は、その数字を記憶したので、対敵暗号研究所 に解析を依頼済みである。

 最後に、救命蝶ネクタイ男が閉会を宣し、ゴミを各自持って帰るよう、指示した。重要な会合の証拠を消すためであることは明らかである。

 そののちも、タコ部屋風別室において、密かに会合が続けられたという情報がもたらされたが、小職には検証する術がない。会場で接触して来た当方の連絡員、一見髭を生やしたコサージュ作家実はPONKI風の男と、一見良妻賢母型家庭の主婦実は平林式暗号解読者風の女によって、本報告書の作成を急ぎ指示されたからである。

 小職は、ただちに陸上自衛隊淀競馬場方面監区から改コブラ式ヘリを徴発し、三十七回の空中給油を受けつつ、空路イスタンブールへ飛んだ。

 以上で報告を終わる。

 イスタンブールにて、本報告書が人外協構成員の目に触れぬことを祈りつつ。

 


飛鳥を泥田に沈める会
あるいは、ももちんガメラ結婚式2次会のこと

文責 島田[おねぇさま(はぁと)いまにみていろ]隆昭

 前々号の画報でご存知のとおり、ももちんこと山本[さかもっちゃんええ加減にしいや]峰子隊員と、当麻[隊長兼ガメラ]充弘隊長が10月5日にめでたくご結婚されました。その結婚式2次会が、10月19日、大阪は江坂サニーストンホテルにて盛大に普通でなく催されましたので、レポートします。

 司会の天羽隊員による、この2次会で使って良い「忌み言葉」の説明の後、南川[上皇様]朋子隊員より、なんで結婚式の2次会が「飛鳥を泥田に沈める」のか、という説明がありました。ガメラがももちんに惚けて西の方ばっかりむいていたせいで、飛鳥は泥田埋没の危機に瀕しているのだそうです。人外の結婚式には天変地異がつきものですので、飛鳥在住の方は気をつけましょう。

 「わぁたしの記憶がたしかならば…」天羽隊員のピーマンかじり(当然ふきだしながら)つきの開会の挨拶の後、映画「バックドラフト」のテーマにのって、新郎新婦の入場。
 音楽にあわせてドアを開こうとする、MSG&かあくと、かってに開けようとする仲居さんとのしばしの戦いの後、青いドレスをまとった美しいももちんと、シャツにジーパン姿のガメラが颯爽と入場。まさに美女と野獣の世界でありました。

 ももちんが、ガメラパン?のあたまを食べて、主導権の確認が行われたあと、結婚式に出席していない阪本[ツアコン]礼子隊員より、伝聞による結婚式報告がおこなわれました。おふたりの結婚式であるにもかかわらず、ごくごく普通の式だったそうだそうです。

 その後はいきなりQ&Aコーナー。初っぱなから「ミュンヘンのビアホールのトイレ」やら、「初夜のこと」やら…さすがであります。
 当麻家の秘密や、新婚旅行でのはじめての喧嘩(つきあってる間も一度もしたことがなかったとか。すごい)とか、後にいくほど普通になってしまったので、残念なことでありました。

 やっと、主賓挨拶。谷甲州先生から新郎に「女性は征服するものではありません、登らせていただくものなのです」という、含蓄の深そうな言葉がおくられ、みんなが感心していたところ、乾杯の音頭をとられた掘晃先生から、あれは「甲州先生オリジナルでなく新田次郎先生の言葉である」とネタばらしされてしまいました。(新田婦人が、新田次郎賞受賞式典でおっしゃった言葉で、正式には「わたしがいっているのではありません、新田が言わせているのです」というのが後に付くのだとか)。まぁ、ともかくも乾杯。

 隊長にとっての結婚、それは退職を意味します。次の隊長を選ばなければなりません。隊長就任について知らない人外協外の方も多いため草上仁先生と阪本[初代]雅哉隊員が解説してくれます。

 運命の瞬間。来月からわたしの訓示に、人外協全186人の隊員がひれ伏すのか…ふふふ。
 ももちんの口から出たことば、それは…「のぞみさんには、いっぱいご飯食べさせてもらったから、MSGさん」。ここに私のクーデター計画は潰えたのでありました。(あそこで、ほんまにももちんの友人が指名されていたら…)

 次は、2次会吉例の大ビンゴ大会。「ビンゴシュート」の掛け声とともに、ビンゴをひくのは新隊長MSG。
 3個しかひいてないのにリーチが2人もでてしまうという恐ろしいほどの偶然、そしてなんと4個目で友安[Lic]利香隊員がみごとビンゴ!! 「2次会の打合せの副産物ミスタードーナツのプレゼントの皿」やら「ホテルの部屋においてあったカレンダー」やらを含む豪華13大商品+8インチFD2箱が、みごとビンゴを引き当てた友安利香隊員によって出席者にくばられたのでした(ビンゴなんだろうか…これは)。

 ももちんパネルディスカッションでは、「ももちんは大学1年までは人見知りであった」、「テントのすみっこでまるくなっているのが普通」「ガメラは結構好みのタイプである(そりゃそーだろう)」等などが暴露されておりました。しかし、学生のころの友人と、人外でのイメージの差はなに?

 ガメラパネルディスカッションは、9年前からつきあいのある、きんちゃんとめーめの2人の女性によるガメラの過去の暴露大会になってしまいました。
「ガメラのイメージが公務員であること」、「所属が長くて結婚式の司会が大変だったこと」から始まって、「ガメラと二人で一夜をすごしたことのある人の挙手(男女とも多数)」「ラブホテルにいっしょにとまったが、してない(MSG表現まま)」など、新郎が進行役のMSGにパイプ椅子で襲い掛かるという微笑ましいシーンが何度も見られるほど盛り上がったディスカッションでした。

 最後に二人からの甘いプレゼントがくばられて、流れ解散…

 その夜の宴会がどこまで続いたのか、わたしは知りません。
 次の日の朝、寝不足の人、酒臭い人、にんにく臭い人、寝不足で酒臭くてにんにく臭い人等が多数ホテルのロビーにいたことだけは知っています。

とにかく楽しい普通じゃない2次会でありました。ももちんもガメラも幸せそうでなにより。というわけで、レポートはこれまで。




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