社会背景
- 時代は2050年。
- 社会と経済の状態は極端に変化していない。
- 科学技術は今より進歩しており、核融合発電や人工臓器が実用されている。
宇宙開発の状況
- 一般市民が居住するような多人数収容のスペースコロニーはない。
- 各惑星には人工衛星が複数あり、衛星軌道上に少人数の有人観測基地があり、月と火星に100名程度の資源の小規模採掘と観測と研究のための地上基地がある。
- 太陽系内の探査は進んでおり、各基地と往復する宇宙船(パルス核融合推進)が何機かある。
- 惑星や衛星の資源は宇宙船の燃料など、部分的に使用されているが、大規模工業化には至っていない。
- 無人恒星探査船を飛ばす計画が進行しているが、まだ完成していない。
発端
2010年に大規模なCETIがあり、近隣の恒星系に対し、アレシボメッセージのようなものを送った。その後、2050年にアルファケンタウリ方向から返事と考えられる有意信号がきた。送ったメッセージ+αと思われるが、解読はできていない。
検討内容
参加者は宇宙船を飛ばす計画の提案者となり、「宇宙船を飛ばしてなにをするか」と「なんのためにそれをするか」など、宇宙船を送る意義と、目的を考える。
提案者の立場は自由に決めてよい。提案する相手は国家や国連など、実際に宇宙船を送るプロジェクトを実施する団体や組織で、それらを説得して行動に移らせるように考える。
提示した意見に対して考えられる反論と、その反論への対応策の考察まで進める。