人名録 - 白き嶺の男
- 加藤武郎
- 渓谷登攀で知り合った久住とチームを組むために、彼の山岳会に移籍。
ヒマラヤ遠征に参加する。二度目のアタックで久住とともに一次隊に指名され、ヒマラヤ登頂に挑む。さらに?年後には久住と二人で八千メートル峰の北峰の登山を行う。
登場作品: |
アタック、ラッセル、沢の音、頂稜、白き嶺の男 |
- 西城
- 加藤や久住と同じ山岳会の会員。
遠征に参加する余裕がないために、久住に対して嫉妬による発言をする。
- スヴィエク
- ボレスラフ・スヴィエク。もとポーランドのナショナルチームにいたが遠征機会がなくなったため、加藤らと同じ山域に入山して主峰を登頂しているアメリカ隊にもぐりこんでいる。実力を証明する実績をつくるために主峰から北峰までの単独縦走に挑むが、失敗し死亡する。
- 須藤
- 加藤たちのヒマラヤ遠征隊の登攀リーダー。
登攀経験は豊富だが高所では実力を発揮できないことを自分でも分かっており、加藤を登頂隊員に推した。
- 田嶋
- 田嶋芳春。加藤が最初に所属した山岳会の古参会員。
加藤と久住の先輩格にあたるが、二人の海外遠征で裏方を引き受ける。
- 戸谷
- 加藤と同じ山岳会のメンバー。
ヒマラヤ遠征の一次攻撃を久住とともに行うが、7,000メートルラインで断念し、肺水腫を起こす。
- 久住浩志
- 渓谷登攀が好きな登山家。
毎週のように津播倉川流域に渓谷登攀をおこない、流域で唯一登っていなかった薙羅沢左俣の登攀で加藤に出会う。加藤と同じ山岳会のメンバー。加藤とペアを組んで行動することが多い。
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