人名録 - 軌道傭兵


英数/記号 あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 ら行 わ行


英数/記号

FBIオフィサー
 FBIのオフィサー(正体は不明)。
 ヒューストンからイントレピッドに一連の事件の背景を通信で伝える。
登場作品: 軌道傭兵1

あ行

アービン大佐
 ハスミ大佐の元同僚で、ロケット打ち上げ基地を経営する会社の重役。
 ケニアとソマリアの国境地帯に打ち上げ基地を持つ衛星打ち上げ会社を経営している。ハスミ大佐らのHOPE乗っ取りの捕虜となるが、実は合衆国からの要請で乗っ取りに協力しており、最終加速を途中停止させることでHOPEの軌道が狂うのを防ごうとする。
登場作品: 軌道傭兵5、蒼穹の軌道爆撃隊
アイリーン・アギラール博士
 フォボスのグラディウス・3に常駐する研究者。
 三十前のフィリピン系アメリカ人。
 広沢中佐とともに火星からのコンテナの回収作業中に事故に遭うが、広沢中佐に救われる。エル・ファラドのフォボス占領の際、広沢らを逃がすためにプラットフォームで基地を脱出するが、後に合流し、警察部隊の誘導を行う。ロームルスの噴射炎による攻撃を広沢に提案する。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
秋山和之
 最初は軌道基地フリーダムIIの勤務要員。
 基地外作業の準備のために気閘に居るときに爆発事故にあい、同僚の加藤技官を救出し、また事故が人為的なものであることを知る。軌道作業船でイントレピッドに救出されるが、基地で捕虜となった同僚を救出するためにふたたびフリーダムに乗り込む。
 サミットに参加するHOPEに随行員として乗りこむために、国立研究所から十勝宇宙センターへ派遣されてきたが、テロがあり、日本国政府の首席代表としてサミットに参加することになる。
 フリーダムからの人質救出作戦でミールの監視任務を与えられ、チャペック飛行士を救助する。ミールの監視の後は半端仕事ばかりをまわされるが、ハスミの提案でシュピーゲルで漂流している子供達の救出に向かうこととなる。
 軌道往還機「飛鳥」主任搭乗科学者として研究ミッション中に、ハーベイ捜査官の死亡事故に関り、事件に巻き込まれる。
 十勝宇宙センターでネットワークを用いて及川警視の行方を調べだし、佐宗警部とともに軌道実験室KK−24の現場検証に立ち会うが、マイクロ波を浴び、桑原研究員に救助される。
登場作品: 軌道傭兵1、2、3、5
アキヤマ
 「アキヤマはここにきた」というメッセージをミールのモジュールの壁に残した。そのメッセージをチャペック飛行士がみつけ、秋山和之と混同する。
登場作品: 軌道傭兵2
芦田管制官
 ダモワゾー基地の管制官。
 イスマイル主任とともにハスミの情報収拾に駆り出される。
登場作品: 黎明の軌道邀撃機
アルバート・ハーベイ
 → ハーベイ捜査官
アレキサンダー
 ハンニバルの王。
 憑依した兵藤千晶の口から名前が出てくる。
登場作品: 蒼穹の軌道爆撃隊
アンリ・ボカサ
 → ボカサ
イスマイル主任
 月のダモワゾー基地の主任管制官。
 基地に向かうイントレピッドの事故の知らせを受けて直ちに情報を収集し、ラシッド機長と連絡を取る。ハスミの指示で邀撃衛星を調査し、イントレピッドへの二度目の狙撃に気付く。
登場作品: 黎明の軌道邀撃機
稲葉義貴
 国連環境調査委員会の科学者。
 軌道高度の浮遊粉塵についての観測をするためにフリーダムに乗り込むが、成果が得られずにイントレピッドIIで地球に帰還する。帰還して一週間後に再びイントレピッドに乗り込み、ヒマラヤ上空に正常値をはるかに上まわる浮遊粉塵があることを発見する。
登場作品: 蒼穹の軌道爆撃隊
イブラヒム中佐
 イントレピッド4のハイジャック部隊の指揮官でクンドゥリズ大佐の部下。
 アジア系。
 フォボスのグラディウス・3基地を一時占拠するが、武器輸送よりも政治交渉を重視したためにサムリン警部らの部隊に敗北する。警官隊に囲まれて設置してあった爆薬により基地を爆破するが、銃撃により死亡する。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
イブン・ラシッド
 → ラシッド
イメルダ・マルコス
 兵藤千晶が名乗る人物の一つ。
登場作品: 蒼穹の軌道爆撃隊
インディラ・ジョシ
 サイナス社開発部長。
 エルンストの上司で産業スパイとチョウ殺しの疑いをかけられ失踪。
登場作品: 36,000キロの墜死
ヴァジル・チャペック
 → チャペック
ウィリアム・リード
 → リード
ウエインライト
 合衆国元大統領。
 政権時に財政再建のため軍事予算の削減を行い、巡航ミサイルを学術用に放出した。
登場作品: 軌道傭兵4
ウォード少佐
 マイケル・ウォード。イギリス空軍少佐でエクスプローラ機長。
 エクスプローラをイントレピッドIIに偽装してウォンディ将軍の大砲を爆撃するミッションを行う予定であったが、爆撃の情報が漏れて中止された。
登場作品: 蒼穹の軌道爆撃隊
ウォルシュ技師
 ジム・ウォルシュ。
 東アフリカ海岸地帯にあるアービン社の衛星打ち上げ基地職員で、発射作業担当。
登場作品: 黎明の軌道邀撃機
ウォンディ将軍
 中国国内の少数民族自治組織の領袖。
 民族独立国家を建設するために、戦略兵器として軌道上の衛星を攻撃するための兵器を建設する。国連環境委員会の動きから大砲の存在が発覚したと誤解し、稲葉の乗っているイントレピッドIIを攻撃したが失敗。軌道上の衛星への攻撃をたてに独立を各国にせまった。
登場作品: 蒼穹の軌道爆撃隊
エルンスト・ハインリヒ
 サイナス・インストルメンツ社研究員。
 ジョシ開発部長の腹心の部下。衛星実験室32−10−bで「墜死」する。
登場作品: 36,000キロの墜死
エレナ
 エレナ・ジョンソン。旧姓:リー。
 サイナス市保安部に新任・月の連合警察連絡官で巡査部長。
 香港出身の25歳だが、12〜3歳にしか見られない。
 ダグとチームを組んでエルンスト墜死事件の捜査をする。逆上するとメチャクチャな性格になる。
 後に、月の連合警察連絡官で巡査部長。双子の子供がいる。
 占領されたレーザー基地に戦闘車両があることを最初に指摘する。レーザーの運用について、広沢亜紀乃に連絡を取り、その後フェレイラ巡査部長とともに基地の強行偵察を行い、サムリン警部らと合流してレーザー装置の破壊に成功する。イントレピッド4のハイジャック事件ではサムリン警部のフォボス派遣部隊に選ばれる。
登場作品: 36,000キロの墜死、攻撃衛星エルファラド
及川警視
 佐宗警部の上司。
 KK−24の捜査の際ハーベイ捜査官に殺され化学兵器の証拠隠滅の犯人にされそうになるが、抵抗したためOSVから放り出され地球に落下して死亡する。
登場作品: 軌道傭兵5

か行

海部機長
 軌道往還機「飛鳥」機長でもと対潜哨戒機の操縦員。
 フリーダムのテロに対応してサミットの随行員としてHOPEにのりこむ。ミールがほぼ地球の反対側からフリーダムを銃撃したことに気付き、十勝ステーションを経由して警告を行い、2回目の砲撃では機銃弾にHOPEの噴射炎をあびせ、失速させる。
 秋山とともに、ハーベイ捜査官変死事件の捜査に巻き込まれ、KK−24の現場検証の際もパイロットを務める。
登場作品: 軌道傭兵2、3、5
加藤コウジ
 海上自衛隊の技術将校で軌道基地フリーダムIIの技官。
 フリーダムIIの爆発事故の際A実験モジュールにいて真空にさらされて重傷を負うが、秋山に救出される。海自では海部の同僚であった。
登場作品: 軌道傭兵1、2
ガトー博士
 フォボスのグラディウス・3のプロジェクトリーダー。
 温厚な人物。シュナイダー医師ビリングス大佐の工作を妨害するのを協力し、広沢中佐を助ける。エル・ファラドの占領により捕虜になる。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
カニング補佐官
 ビル・カニング。副大統領補佐官、大統領の補佐官。
 ペイロード・スペシャリストとして副大統領に同行してフリーダムに行く。副大統領やレベッカたちとテロの対策について話し合う。
 ルウェンゾリ共和国のドゥブザ大統領爆殺事件について、レベッカ、グルー中佐とブリーフィングを行う。事件の全容についてレベッカから連絡を受けるが、あくまで合衆国政府の政治的な理由から化学兵器の使用について対処しようとしない。
登場作品: 軌道傭兵2、3、4
カルロス・オリヴェイラ
 ブラジル出身のカトリック教徒の黒人、サウスコルの山小屋の天文台で働く天文学者。
 フリーダムに招待された五人の子供の一人。ダッドシンディの性格をよく把握しており、漂流した5人の子供のリーダーシップを取る。機械いじりが得意で、ダッドと共に熱防護シートの展張をEVAで行う。
 成人後はシンディと結婚、サウスコルの高所医学研究所の天文台に勤務。ハスミの依頼で邀撃衛星を無力化しようとし、コマンド衛星のレーザー狙撃には失敗するが、邀撃衛星の破壊に成功する。
登場作品: 軌道傭兵2、3、黎明の軌道邀撃機
ガンディ
 サガールが尊敬している。
登場作品: 軌道傭兵4
キトゥシュ中尉
 ルウェンゾリ共和国空軍のパイロット。
 イントレピッドIIの母機であるB52を操縦することになっていたが、妻が産気づいたためにチャペックと交代する。しかし、飛行手当めあてに乗り込み、対空ミサイルを迎撃する。
登場作品: 蒼穹の軌道爆撃隊
キム
 サイナス市保安部員。
 がっしりした体格で、喧嘩早い。チョウ・ミンマの死体確認のため、軌道救難隊基地に向かう。
登場作品: 36,000キロの墜死
草薙リョウ
 イントレピッドの副操縦士。イントレピッド4の性能試験に派遣されたハスミ・オービットシャトル社のパイロット。
 事故当時操縦を任されてていた。デグリーフラシッドとともに事故に対処する。
 60歳を越えて第一線を退いているが、豊富な経験から的確な判断を下すことができる。コクラン技師の造反によりイントレピッド4のハイジャックを許し、捕虜となってフォボスまで連行される。
登場作品: 黎明の軌道邀撃機、攻撃衛星エルファラド
グラハム技師
 ベンジャミン・グラハム。アメリカン・テレコミニケーション(AMTEC)社員で軌道上における唯一の常駐メンテナンス要員。
 グルー中佐の元部下の予備役軍曹で、情報通信のエキスパート。グルー中佐から、巡行ミサイルの航法支援システムの解明への協力を依頼され、使用された地上局がトキダ・ステーション内にあることを解明する。
登場作品: 軌道傭兵4
グリソム管制官
 連合警察危機管理本部の最先任の管制官。
 非番だったが、レーザー基地占領事件のために呼び出され、ハイジャック事件の解決まで危機管理本部で働く。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
グリンガム
 ジョン・グリンガム。イントレピッドIIIの乗客。
 ダモワゾー基地の設備設計を担当した技術者で、ハスミ大佐の口利きでハスミ・オービットシャトル社に入社する。事故の時にもやたらと自分の知識を披露したがり、罪の意識なく周りの状況を悪化させる。事故の後、ハスミ大佐に解雇される。
登場作品: 黎明の軌道邀撃機
グルー中佐
 アメリカ空軍中佐で、ハスミ大佐の友人。
 レベッカと共にドゥブザ大統領暗殺の調査を命じられ、グラハム技師に巡行ミサイルの航法支援システムの解明への協力を非公式に依頼する。また、サガールの情報を受け、ルウェンゾリ共和国にハスミ機長を迎えに行く。ルウェンゾリ共和国に降下してきたカプセルが、KK−24と関係していることを、チャペック少佐に知らせる。
登場作品: 軌道傭兵4、5
グレンジャー所長
 月面のレーザー基地、ジグモンディ基地の所長。
 エル・ファラドに捕虜にされるが、その前に松岡の名前をシステムから消し、彼の潜伏を助けた。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
桑原奈月
 トキダ・ステーション駐在の寺井製薬の研究員。
 ラムサワン主任が暗殺された後、寺井製薬の実験モジュールに閉じこもるが、逆にライフサポートシステムを停止して暗殺されそうになり、レベッカに救助される。
登場作品: 軌道傭兵4、5
クンドゥリズ大佐
 ジグモンディ基地を占領したエル・ファラド解放戦線の指揮官。
 非常に洞察力に優れており、嘘やごまかしをすぐに見抜く。警察の強襲部隊との戦闘を直接指揮するが、殺される。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
糀谷政務次官
 サミットの日本代表。
 フリーダムへのテロが発生したため、サミットに参加しないことになる。テロ犯人逮捕の協力について、HOPEに乗りこんでいる秋山に意見を聞く。
登場作品: 軌道傭兵2
コクラン技師
 イントレピッド4の性能試験の実質的な責任者。
 ハスミ・コーポレーションのエンジニア。(パイロット)
 草薙機長の反対を押し切り、連邦警察を装ったエル・ファラドの乗っ取りを許す。イブラヒム中佐の偽装工作に乗った振りをしてハイジャック犯を銃撃しようとするが射殺される。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
ゴドウィン捜査官
 FBI捜査官。
 ハーベイ捜査官変死事件の捜査をする。事件後行方不明となった及川警視に疑いを抱き、佐宗警部らと反目するが、捜査に横槍が入ったため協力してKK−24をカメラで監視する。
登場作品: 軌道傭兵5
ゴムルカ機長
 スペースヴィークル・コンスティテューション機長。
 ヘイウッド副大統領をフリーダムに運び上げるミッションを行なう。フリーダムから帰還する直前に、テロのために降下を中止する。
登場作品: 軌道傭兵2

さ行

佐伯
 ダモワゾー基地の設営技術者。
 ドゥルガとともにイントレピッドIIIの減速用の滑走路を設営する。
登場作品: 黎明の軌道邀撃機
サガール・ハリジャン
 ハスミの軌道運行会社の財務担当重役兼筆頭株主。
 ケニアに捕らえられたハスミ機長に法外な値段で情報を売り、逃亡を手助けする一方、グルー中佐にハスミ機長の居所の情報を売る。ハスミ機長らをムワンディ副大統領のもとで軍事顧問として働かせ、その給料から自分の報酬が得られるように段取りを付ける。ムワンディ副大統領に大統領派による化学兵器投下の情報を流し、ハスミ大佐には旧東ドイツの軍事衛星の回収の仕事を持ってくる。
登場作品: 軌道傭兵4、5、蒼穹の軌道爆撃隊
佐宗警部
 40代なかばの刑事。
 寺井製薬の軌道実験室の捜査のためにフリーダムに乗り込むが、ハーベイ捜査官が変死したため、その捜査を秋山らを巻き込んで行う。KK−24の現場検証の許可を得、実験のために打ち上げられる飛鳥を強引に捜査用に徴用する。
登場作品: 軌道傭兵5
サムリン警部
 ラインホルト市国境警備隊。
 小柄で小回りのきく警察官僚にしか見えないが、「人殺しサムリン」の異名を取るほど厳しい訓練を行う有能な指揮官。ジグモンディ基地占領事件解決のため、危機管理本部に協力して強襲部隊の指揮を取る。イントレピッド4のハイジャック事件を解決するために月面から派遣部隊を率い、フォボスを占領したエル・ファラドに対し、交渉を無視して制圧を行う。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
シーモア博士
 トキダ・ステーションに常駐する天文学者。
 人付き合いが嫌いで、滅多に自分の研究室の外に出ない。レベッカらが乗り込んで、捜査を行っている間も、結局一度も姿を現さなかった。
登場作品: 軌道傭兵4
ジーン・ライト
 → ライト次長
ジェイソン・ヘイウッド
 → ヘイウッド
ジェニファー・ライト
 ライト次長の娘。
登場作品: 36,000キロの墜死
ジム・ウォルシュ
 → ウォルシュ技師
ジャニス・ルブラン
 → ルブラン博士
シャヒーヌ管制官
 連合警察危機管理本部の管制官。
 レーザー基地の事故の通報を受けた時の主任当直管制官で、事故の事件性を見抜き、早くから厳戒体制を引き、対策の指揮を取る。イントレピッド4のハイジャックの情報を受け、サムリン警部の強襲部隊の派遣を決める。またリーに通信記録の洗いなおしを命じ、イントレピッド4の偽装工作を見抜く。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
ジャリル
 フォスの部下。
 イントレビットに乗りこみ、映画の撮影という触れ込みで、違法な攻撃衛星の射出をEVAでおこなう。フォスとともにイントレビットからパラシュートで逃れようとするが、高温に達した機体に接触し焼死する。
登場作品: 軌道傭兵2
ジャンセン
 → レベッカ・ジャンセン
ジャンヌ・ダルク
 兵藤千晶が名乗る人物の一つ。
登場作品: 蒼穹の軌道爆撃隊
シュナイダー医師
 フォボスのグラディウス・3基地の医師。
 広沢中佐を暗殺しようとするビリングス大佐の工作に気付き、工作を元に戻すが、逆にビリングス大佐を殺してしまう。エル・ファラドの基地占拠の直前に広沢とともにロームルスで脱出して、機器の監視により敵の動向を探る。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
シュラウダー技師
 ドイツ人で、軌道基地フリーダムIIの技師。
 マクドゥガル少佐に殺されそうになった秋山を軌道作業船で救助する。
登場作品: 軌道傭兵1
シュルツ機長
 ドイツ航空宇宙局所属でシュピーゲルの機長。
 フリーダムで子供たちを乗せて暴走したシュピーゲルのシステムについて説明する。
登場作品: 軌道傭兵3
ジョシ
 → インディラ・ジョシ
ショルジュ・ンゴマ
 → ンゴマ巡査
ジョン・グリンガム
 → グリンガム
ションバーグ飛行士
 レベッカとともにトキダ・ステーションに向かい、彼女が特別任務で作業している間、表向きの任務である、ステーションの監査を行う。
登場作品: 軌道傭兵4
シンディ
 シンディ・オリヴェイラ。旧姓:シンディ・ラム。モンゴロイドで仏教徒のカナダ人。
 フリーダムに招待された5人の子供のひとり。直感的にものを考える人間で、暴走するシュピーゲル内でダッドと激しく対立する。勝手に自殺しようとするダッドをとりおさえたとき、気閘内のヘルメットの送受信機へのレベッカからの通信に気付く。副大統領の呼びかけに対し、シュピーゲルを回収するドイツ案を指示し、ダッドの悪戯をかくそうとする。
 成人してのちにカルロスの妻となり、サウスコルの山小屋の高所医学研究所で働く。カルロスを手伝って邀撃衛星を破壊する。
登場作品: 軌道傭兵2、3、黎明の軌道邀撃機
ジンマーマン博士
 リヒャルト・ジンマーマン。フリーダムに乗りこんだドイツ政府代表。
 シュピーゲルをはじめから投棄するハスミ機長案に難色を示し、時間はかかるが機体を回収できる代案を提出する。
登場作品: 軌道傭兵3
スーザン
 イントレピッド3のスチュワーデス。
登場作品: 黎明の軌道邀撃機
スケアクロウ
 フォスたちのフリーダム攻撃を利用して、ダッドが自分の要求を犯人の要求とみせかけるのに使用した名前。
登場作品: 軌道傭兵2
セオドア・マクガイア
 → テディ
聖母マリア
 兵藤千晶が名乗る人物の一つ。
登場作品: 蒼穹の軌道爆撃隊
関部長
 十勝宇宙センターの管理部長。
 フリーダムへの攻撃のために、サミットに参加するHOPEの乗員を二転三転させ、事態を混乱させる。
登場作品: 軌道傭兵2
ソコルニコフ博士
 セルゲイ・ソコルニコフ。フリーダムの宇宙サミットの参加者。
 技術者や官僚の多い出席者の中で、政治力がありテロの対象となりそうな人物。
登場作品: 軌道傭兵2
ソムサック博士
 宇宙環境専門委員会の稲葉らの作業部会のプロジェクトリーダー。
 東部アジア上空の発生原因を特定できない粉塵雲に注目し、稲葉に観測のためのイントレピッド搭乗を依頼する。
登場作品: 蒼穹の軌道爆撃隊

た行

ダグ
 ダグラス・ジョンソン。サイナス市保安部員。
 喧嘩早く、深く物事を考えない。エレナとともに墜死事件の捜査を行なう。
登場作品: 36,000キロの墜死
立川所長
 トキダ・インストルメンツ社社員でトキダ・ステーション所長。
 軍官複合体の人間で、寺井製薬の二人が陰謀に気付いたため、これを暗殺しようとする。レベッカらの捜査を受け、メンテナンス用ロボットを用いてKK−24から化学兵器を投下し、OSVでステーションを破壊しようとするが、レベッカに機銃で撃たれて死亡する。
登場作品: 軌道傭兵4
ダッド
 ダドレイ・ブリスベイン。コーカソイドでプロテスタント(英国国教徒)のイギリス人少年、のちにイギリス王立宇宙研究所の職員。
 フリーダムに招待された5人の子供のひとり。自信家で他の4人の子供たちを見下した態度を取る。シュピーゲルに閉じこめられたときに航法支援コンピュータをいじり、あやまって月に向かう軌道にシュピーゲルをのせてしまうが、自力帰還を主張・他のすべての意見に反対。自分が主導権を取るために他の子供たちを仲違いさせようとするが失敗し、ドゥルガシンディの怒りを買う。
 成人後、イントレピッドを狙うハッキングに自分のIDが使われているのを知り、息子ダニエルを疑う。ダニエルとともに自宅でモリスに監禁されるが、ダニエルを襲おうとしたモリスにタックルをかけて二階からつき落とす。
登場作品: 軌道傭兵2、3、黎明の軌道邀撃機
ダニエル
 ダッドの息子。
 ネット上でポーツマス宇宙研究所の事務局長をつとめ、モリスと知り合う。自分達の衛星を打ち上げるためにダッドの公的IDを勝手に使用し、ハッキングを行ったが、その後モリスの陰謀に気付いて捜査を行い、モリスに自宅で監禁される。
登場作品: 黎明の軌道邀撃機
ダライラマ
 チベットを脱出後、インドへ亡命した。
登場作品: 蒼穹の軌道爆撃隊
チャベス管制官
 ダモワゾー基地の管制官。
 ハスミオービットシャトルの基地在住代理人。
登場作品: 黎明の軌道邀撃機
チャペック
 ヴァジル・チャペック。ハスミ大佐とともに民間軌道運行会社を営む。
 ハスミ・オービットシャトル社財務担当取締役でCIAからの出向者。フォスたちにより、イントレビットのクルー・モジュールに監禁される。ミールに移乗後、秋山からの通信を受け、HOPEに救出される。そのままHOPEによる子供たちの救出作業を手伝う。
登場作品: 軌道傭兵2、3、5、蒼穹の軌道爆撃隊
チョウ・ミンマ
 → ミンマ
ツィツィカナ
 ムハマンド・ツィツィカナ。ルウェンゾリ共和国国家警察の警部。
 本名はもっと長い。
 ムワンディ将軍の支配地域の警察署からハスミを救出し、首都に向かおうとするが、ハスミの希望により飛行場に立ち寄ったときに銃撃戦となり、ハスミとはぐれる。領土内に落ちてきたアメリカの降下カプセルの捜査への協力をムワンディ副大統領に依頼し、ハスミ大佐の協力を得る。
 マディはツィツィカナの自称。
登場作品: 軌道傭兵3、5
ティモシェンコ
 サイナス社の警備課長。
 警備会社から主任待遇で引き抜かれる。ダイアモンド・ワイアといわれるように非常な切れ者で、サイナス社の管理職や市政府の高官をそれと気付かぬうちに影響下に置いてしまっている。
登場作品: 36,000キロの墜死
デグリーフ
 イントレピッドIIIの機関士。
 ラシッド草薙とともに事故の対策を立てる。船外作業の最中にイントレピッドIIIが狙撃されるが、ラシッド機長に救助される。
登場作品: 黎明の軌道邀撃機
テディ
 セオドア・マクガイア。サイナス社の警備課主任。
 保安部の捜査に協力する。自分の妻に似たエレナを苦手とする。
登場作品: 36,000キロの墜死
ドゥブザ大統領
 ルウェンゾリ共和国大統領。
 軍官複合体の支援を受け、クーデターより政権を取った後、ムワンディ副大統領派の空軍を陸軍に編入し、隣国への侵略の野心を持つが、国軍軍事施設を視察中、ミサイルにより爆殺される。
登場作品: 軌道傭兵4
ドゥルガ
 ドゥルガ・クリパラニ。旧姓:ドゥルガ・プシュカラ。インド出身で、ヒンドゥ教徒。
 フリーダムに招待された5人の子供のひとり。シュピーゲルが月へ漂流した時EVAを行う。
 成人後は月の研究所で働く。ハスミ・オービットシャトルのスチュワーデス、ラクシュミ・クリパラニの母。
登場作品: 軌道傭兵2、3、黎明の軌道邀撃機
ドロシー・ライト
 ライト次長の妻。
登場作品: 36,000キロの墜死

な行

ナジブ伍長
 エル・ファラド解放戦線の月面基地占領部隊のメンバー。
 捕虜の扱いはハサン軍曹ほどは厳しくない。見張りについている時に松岡たちに捕らえられ、武装解除される。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
ヌジョマ
 サイナス社の管理部長。
 ティモシェンコを警備会社から引き抜いた人物。彼に弱みを握られていて言いなりになっている。
登場作品: 36,000キロの墜死
ヌディエソ大統領
 もとルウェンゾリ共和国副大統領で、ドゥブザ大統領の死後、アメリカによる調停で大統領に就任する。
 前大統領と異なり、やることが粗雑で人望がない。軍官複合体に支援され、ムワンディ副大統領の本拠地である空軍基地を化学兵器で攻撃しようとするが、メンディレ総監のクーデターにより国外へ逃亡する。
登場作品: 軌道傭兵4
ノリス少佐
 マイク・ノリス。アメリカ海軍少佐でマクドゥガル少佐の友人。
 マクドゥガル少佐の証言を頭から信じ、秋山シュラウダーを犯罪人として扱う。
登場作品: 軌道傭兵1

は行

ハーベイ捜査官
 アルバート・ハーベイ。FBI捜査官。
 軍官複合体の手先で、KK−24の化学兵器射出の証拠を抹消しようとし、同行した及川警視を殺すが、滅菌システムのマイクロ波の照射を浴びて死亡する。
登場作品: 軌道傭兵5
ハサン軍曹
 月面のレーザー基地を占領したエル・ファラド解放戦線のメンバー。
 メンバーの中でもっとも剣呑な人物。潜伏していた松岡を捉える。警察部隊の攻撃に対し、銃撃戦の指揮をとるが、エレナらに撃たれて死亡する。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
ハスミ
 イントレピッドの機長、ハスミ・エアサービス社社長。
 シャトル時代の初期からパイロットとして勤務した退役空軍大佐で老練な腕をもつ。
 月軌道からシュピーゲル(イントレピッドII)を回収、ルウェンゾリ共和国に本拠をおきシュピーゲルを使った民間軌道運行会社を営む。
 ハスミ・オービットシャトル社社長兼最先任パイロット。
 ヘイウッド副大統領が宇宙飛行士だったころの上官。
 のちにハスミ・オービットシャトル社名誉会長。ハスミ財団の創始者で伝説のシャトルパイロットとして名を馳せる。センチネルマンと呼ばれ、百歳を目前にしても現場に出たがる。月面のダモワゾー基地でイントレピッドの事故対策の指揮をとる。
 センチネルマンと呼ばれるシャトルもある。
登場作品: 軌道傭兵1、2、3、4、5、蒼穹の軌道爆撃隊、黎明の軌道邀撃機、攻撃衛星エルファラド
ハリー・ヤング
 サイナス市保安部職員。
 保安部中、ただ一人のサイナス市生まれで、市政庁生え抜きの職員。しょっちゅう転属願いを書いており、行政局長に保安部の内部事情をもらしている。
登場作品: 36,000キロの墜死
兵藤千晶
 「太陽と大地の教団」の「転生するシャーマン」。
 有名な環境保護論者、宗教家、音楽家。ハスミ大佐のヒマラヤを撮影するミッションの依頼主。教団と意見が合わなくなり、教団の狂信者が彼女を殉教者にするために、乗り込んだイントレピッドをミサイル攻撃した。
登場作品: 蒼穹の軌道爆撃隊
ピラト
 ポンショ・ピラト。イエスを処刑した人物。
 憑依した兵藤千晶の口から名前が出てくる。
登場作品: 蒼穹の軌道爆撃隊
ビリングス大佐
 グラディウス・ベースの輸送責任者。
 グラディウス・3基地の撤退のために派遣されてきた。
 徹底した反イスラエル主義者で、エル・ファラドの協力者。
 エル・ファラドに基地を明け渡すために、グラディウス・3基地の早急な放棄を主張するが、広沢中佐に疑われ、失敗におわる。壊れたロームルスの修理にかこつけて広沢中佐を殺そうとするが、シュナイダー医師らに見抜かれ、逆に自分が死亡する。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
ビル・カニング
 → カニング補佐官
ビル・ヘイスチングス
 → ヘイスチングス少佐
広沢晃子
 ハスミの孫で広沢部長の母親。
 イントレピッドの事故で機密が漏洩した区画から移動の際、通廊から転落し流産しそうになるが、ラシッド機長の対応とブット医師の処置で事無きを得る。
登場作品: 黎明の軌道邀撃機
広沢亜紀乃
 ハスミの曾孫で広沢晃子の娘。
 晃子とともにイントレピッドIIIで月に向かい、事故に遭う。
 ジグモンディ基地のプロジェクトに関っているハスミ・コーポレーションの研究者。
 広沢警部の妹。月生まれ。
 相談にきたエレナの話から、レーザー基地占拠の目的が火星のレーザー照射にあると推測し、フォボスが標的であることを割り出す。
登場作品: 黎明の軌道邀撃機、攻撃衛星エルファラド
広沢鋼次
 フォボスのグラディウス・3基地に常駐する隊員。
 ハスミ大佐の曾孫。
 四十前でパイロット出身。
 コンテナ回収の際の事故からアイリーンを救う。ビリングス大佐の正体を見抜くが、イントレピッド・4からのプローブの衝突のために反撃をうけ、逆に監禁される。ビリングス大佐に殺されかけるが、シュナイダー医師らの工作で助かる。基地がエル・ファラドに占領される寸前にロームルスで脱出し、警察部隊と連絡を取り合う。ロームルスの噴射炎により、敵を殲滅する。基地の奪還後、イントレピッド・4に乗って逃亡した犯人を独断で追い、これを拿捕する。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
広沢晃輔
 広沢部長の息子。
 先天的に骨が脆く、わずかな衝撃で簡単に骨折する障害を持っており、サイナス市の低重力区の医療施設に入院している。
登場作品: 36,000キロの墜死
広沢晃造
 サイナス市保安部長。
 ハスミの曾孫。
 もと連邦警察の捜査課長。サイナス社警備課や、情報局長の妨害を乗り越えて、殺人事件を解決する。
 今はどこかの自治警察で勤務しているが、以前は現場の捜査官から叩き上げて連邦警察の捜査課長まで務めた捜査のプロ。
登場作品: 36,000キロの墜死、黎明の軌道邀撃機、攻撃衛星エルファラド
広沢幸子
 広沢部長の妻。
 息子の看病等で苦労はしているが、楽天的で明るい。
登場作品: 36,000キロの墜死
ファン
 アービン社の職員でウォルシュ技師の同僚の衛星担当技術者。
 衛星の打ち上げに失敗する。
登場作品: 黎明の軌道邀撃機
フェレイラ巡査部長
 サムリン警部の部下。
 エレナとともにジグモンディ基地周辺の強行偵察をおこなう。国境警察から持ち込んだ機器類を基地周辺に設置するが発見され、エレナに救出される。サムリン警部らと合流した後、レーザー装置破壊のため基地に潜入する。フォボス派遣部隊にも参加する。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
フォス
 テロリストの実施部隊のリーダー。
 レミントン・コーポレーション社の映画プロデューサーとのふれこみで、部下とともにイントレビットに乗りこみ、フリーダムに攻撃をする。ヤンキークリッパーに追われ、イントレビットで大気圏突入後パラシュートで脱出するが、高熱の機体外壁に触れ、死亡する。
登場作品: 軌道傭兵2
フセイン
 ハサンとならんでイスラム教徒にありふれた名前の例としてあげられている。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
ブット医師
 イントレピッドIII乗客。
 70歳近い医師で負傷した広沢晃子の治療する。
登場作品: 黎明の軌道邀撃機
ヘイウッド
 ジェイソン・ヘイウッド。アメリカ合衆国副大統領、のちに大統領。
 宇宙飛行士出身でもとハスミ大佐の部下。宇宙サミットでドゥルガら5人の子供たちをフリーダムに招待する。ドゥブザ大統領爆殺事件ではアメリカの軍官複合体が関与していることを知り、秘密裏に事件を解決しようとする。
登場作品: 軌道傭兵2、3、4、蒼穹の軌道爆撃隊
ヘイグ博士
 軌道基地フリーダム−IIの医師。
 楽観的な人物。重傷をおった加藤の治療をする。ルブラン博士、加藤とともにイントレピッドに取り残される。
登場作品: 軌道傭兵1
ヘイスチングス少佐
 ビル・ヘイスチングス。宇宙ステーションフリーダムの基地作業主任。
 最初の攻撃を受けたあと、攻撃衛星の発射場所の特定をレベッカとおこなう。その後もサミットの準備と子供たちの救出のために忙殺される。
登場作品: 軌道傭兵2、3
ヘスス・マルチネス
 → マルチネス
ベンジャミン・グラハム
 → グラハム技師
ベンジャミン・マクドゥガル
 → マクドゥガル少佐
ボカサ
 アンリ・ボカサ。イントレピッドIIIのパーサー。
 事故で頭部をうち、意識を失う。
登場作品: 黎明の軌道邀撃機

ま行

マイケル・ウォード
 → ウォード少佐
マクドゥガル少佐
 ベンジャミン・マクドゥガル。NASAから派遣されている海軍出身の少佐で、軌道基地フリーダム−IIの実質的な責任者。
 自分の英雄的な行為でアメリカの威信が回復できると信じて、邪魔になる人間を次々と攻撃する。秋山と格闘の末、レーザーシステムの基部でイントレピッドの噴射炎にのまれて死亡する。
登場作品: 軌道傭兵1
松岡
 ジグモンディ基地のレーザー装置の工事主任で安全管理者。
 軍隊経験があり、機密服を着用した上での戦闘訓練も受けている。エル・ファラドによる基地の占拠の際、捕らえられるのを逃れて、連合警察に連絡を取る。その後ハサン軍曹に捕らえられて捕虜になるが、エレナらの潜入を受けて脱出し、レーザー装置を破壊する。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
松川
 松岡が最初に連合警察危機管理本部に連絡をしてきたときの名前。
 本人が偽名を使ったのか、危機管理本部で聞き違えたのかは不明。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
マックス
 サイナス市保安部員。
 普段は電話番だが、出動時には年代物のショットガンで大暴れする。
登場作品: 36,000キロの墜死
松崎静香
 イントレピッドIIIのスチュワーデス。
登場作品: 黎明の軌道邀撃機
マディ
 → ツィツィカナ
マルチネス
 ヘスス・マルチネス。SOE32政庁行政局長。
 もとサイナス社の警備課長で、サイナス社の代理人のような人物。保安部による墜死事件の捜査に、横槍を入れる。
登場作品: 36,000キロの墜死
マレンコフ
 トキダ・インスツルメンツ社員。
 トキダ・ステーションに常駐するメンテナンス要員で、ステーション内部に最も詳しい。レベッカらにラムサワン主任暗殺の犯人だと疑われる。
登場作品: 軌道傭兵4
ミンマ
 チョウ・ミンマ。サイナス社の作業船オペレータ。
 エルンスト殺しの犯人。
登場作品: 36,000キロの墜死
ムハマンド・ツィツィカナ
 → ツィツィカナ
ムラヴィエフ技師
 イントレピッド・4の設計主務者。
 イントレピッド・4の性能試験中にハイジャックされ、エル・ファラドの捕虜となってフォボスまで連れてこられる。エル・ファラドの敗北の際、イブラヒム中佐に降伏を勧め、交渉役を名乗り出る。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
ムワンディ将軍
 ルウェンゾリ共和国元大統領、のちに副大統領。
 少数派部族の領袖。飛行場に不時着し逮捕されたハスミ機長の話から、モレリ准将逮捕と子供たちの救出に協力する。ドゥブザ大統領暗殺の後、アメリカの斡旋で副大統領となり、ケニアで捕らえられていたハスミ機長らを軍事顧問としてむかえる。自分の勢力である空軍基地への化学兵器投下計画にたいし、ハスミ大佐にKK−24の破壊を命じる。メンディレ総監によるクーデター後も副大統領におさまる。
登場作品: 軌道傭兵3、4、5
メンディレ総監
 ルウェンゾリ共和国国家警察の総監。
 多数派部族の出身だが、政治的に中立の立場を取る穏健派。ヌディエソ大統領による化学兵器を用いた空軍基地攻撃の話から、警察部隊を使ってクーデターを起こし、自ら大統領となる。
登場作品: 軌道傭兵5
モリス
 ネット上でダニエルらのグループを利用して、イントレピッドIIIの破壊のための軍事衛星を打ち上げる。身元を調べようとしたダニエルの動きを封じるため、ダッドとダニエルを監禁するが、ダッドに窓からつき落とされる。
登場作品: 黎明の軌道邀撃機
モレリ准将
 フォスたちの黒幕。
 ムワンディ将軍の旧友。フォスたちが死にハスミが生き残った予想外の事態に、ルウェンゾリ共和国まで自分で事情を確かめに来る。飛行場で着陸を妨害され乗機が墜落し、ツィツィカナ警部に射殺される。
登場作品: 軌道傭兵3

ら行

ライト次長
 ジーン・ライト。サイナス社開発次長、コスト積算担当。
 ティモシェンコに弱みを握られ(?)操られている。エレナに脅迫まがいの方法で尋問される。
登場作品: 36,000キロの墜死
ラクシュミ
 ラクシュミ・クリパラニ。イントレピッドIIIの客室クルー。
 ドゥルガの娘。パニックになりそうになるイントレピッドの客席を落ち着かせるのに苦闘する。
登場作品: 黎明の軌道邀撃機
ラシッド
 イブン・ラシッド。アフリカ出身のイスラム教徒であるアラブ人、軌道航行機イントレピッドの機長。
 フリーダムに招待された5人の子供のうち最年少。愛想がよく、自制心が強い。シュピーゲル内で5人が仲間意識を取り戻すのに尽力する。フリーダムからの事情聴取のとき、シュピーゲルの暴走がダッドであったことを隠す。
 成人してのち、ハスミオーピットシャトル社のパイロットとして勤務。イントレピッドIIIの事故時、冷静な判断で暴走状態の機関を制御して月への航行を強行し、月面への胴体着陸に成功する。
登場作品: 軌道傭兵2、3、黎明の軌道邀撃機
ラムサワン主任
 寺井製薬社員で桑原研究員の上司。
 本社からの命令により、内容が分からないまま行っていた作業が、ドゥブザ大統領暗殺に関与していることを知り、化学兵器をつんだKK−24を破壊しようとするが、立川所長に暗殺される。
登場作品: 軌道傭兵4
リー管制官
 連合警察危機管理本部次席管制官。
 事故現場観測衛星の運行を主に担当する。イントレピッド4のハイジャックの情報を受け、事件の解決に協力するようシャヒーヌ管制官に提案する。通信記録の洗い直しにより、イントレピッド4の隠蔽工作を見破る。
登場作品: 攻撃衛星エルファラド
リード
 ウィリアム・リード。サイナス社警備課員。
 作業船の発見者。作業船の捜査に来た広沢部長を妨害して殴り倒される。
登場作品: 36,000キロの墜死
リヒャルト・ジンマーマン
 → ジンマーマン
ルブラン博士
 ジャニス・ルブラン。軌道基地フリーダムIIの乗員。
 40すぎのカナダ人女性。秋山シュラウダーの度重なる事故で身の危険を感じ、マクドゥガル少佐の意図を知り、B実験モジュールに立てこもる。
登場作品: 軌道傭兵1
レベッカ
 レベッカ・ジャンセン。
 イントレピッドの事故の際、交信担当の支援任務についていた。事故の原因に疑問を持ち、自力で原因を解明する。
 ゴルムカ中佐とともに、副大統領たちを宇宙ステーション・フリーダムに運ぶミッションを行う。
 ヘイウッド大統領の命を受け、ドゥブザ大統領暗殺の調査にあたる。
登場作品: 軌道傭兵1、2、3、4
ローカスト
 ダッドの作ったスケアクロウに対抗し、ドゥルガの作った架空の人物。
登場作品: 軌道傭兵2

わ行

ンゴマ巡査
 ショルジュ・ンゴマ。ツィツィカナ警部の部下のヘリのパイロット。
 飛行場での待ち伏せを避けたモレリ准将の乗機をヘリで追い、墜落させる。ルウェンゾリ共和国国家警察の巡査。空軍基地にツィツィカナ警部をヘリで送り届け、彼とともに降下カプセルの捜査を行う。
登場作品: 軌道傭兵3、5

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