惑星CB-8に思いをはせて
信濃支部謹製ステッカーのできあがった経緯
破目仙人@空相庵(佐野[従軍楽士]高久)
儂が以前乗っていた乗っていた車ウラン‐バートル号(*1)には、お茶目なディーラーが作った「アラスカ仕様」というステッカーが貼ってあった。白熊さんのイラスト入りである。つまり、寒冷地仕様であるという意味であった。
不幸にもウラン‐バートル号は電柱と仲良くなって昇天してしまった。現在の饅頭(まんとう)売買号(*2)は、ウラン‐バートル号と同じ車種である。だが「寒冷地仕様」というそっけないシールが貼ってあるだけだった。
これではつまらない。ええい、自分でなんか作ってやろうと思い立った。どんなのにしようかと考えあぐね、本棚を眺めている時に甲州御大の「惑星CB-8」の背表紙が目に留まった。
これだっ!!
「惑星CB-8仕様」。魅力的なアイデアではないか。さっそくデザインにかかる。
なんたって極寒の地だから、それなりに考えんと、、、、。また本棚を眺めていたら、新田次郎氏(*3)の「アラスカ物語」と「犬橇使いの神様」が目に入った。そうだよ、寒いところでは橇だよな。これが最も有用な乗物なのだ。
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というわけで、犬橇のイラストに「惑星CB-8仕様」という文字の入ったステッカーができあがったのであった。
このステッカーさえ貼っておけば、機械類はみな、自分が極寒冷地仕様だと思い込み、日本の冬くらいではへこたれない。自動車、バイク、パソコン、洗濯機、冷蔵庫、電気ギター、闇討1号、何でもOK。霊験あらたかなお守りなのである。ただし、パソコンに貼ってもバグ除けにはならんけど。
サイズは横12p×縦8p。頒価は実費で200円(送料別)。
註釈
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- 蒙古語で「赤い英雄」という意味。命名の理由は車体の色から。現在の車も同じ色である。
- 確か、南川[上皇]隊員が「台北で饅頭を売ってる車みたい」とか言って、それを聞いていた安達[MARIKO・戦う殺人アライグマ 20点]裕章隊員が名付けたんだと思う。
- その時は、甲州御大が新田次郎賞を授賞するとは夢にも思っていなかったんだけど、何かの啓示だったかもしれない。
ステッカーについてのお問い合わせは 破目仙人まで。