柏島
(2011.08/27-28)

ダイビング分科会:ほらふきクラブ

 柏島でジンベエザメがでたらしいと聞いた。たしか串本でも少し前にジンベエザメが目撃されている。
 イザリウオだって最近よく見かけるような気がするし、ピグミーシーホースだってジョーフィッシュにしてもそうだ。きっとジンベイザメも、その気になってよく探せばどこででも見つかるような気がする。

2011. 8/27

後浜6番、民家下北、後浜3番

 柏島でここまで良いのは初めてかと思うほど透明度が良い。
 そんな透明度の中でまずハゼ探し。ヤシャハゼを大量に発見、ヒレナガネジリンボウとホタテツノハゼもいる。アケボノハゼはいなかったけどハタタテハゼはそこらじゅうにいる。
 あとはいつもの大量のキビナゴとそれを狙っているらしいカンパチの群れ。バイオレットボクサーシュリンプとかイナズマヒカリイシモチ、ハダカハオコゼとかもいたはずだけど、よく分からない。
 ハナヒゲウツボの真横にいた、どれだけ撮影していても逃げないクダゴンベは秀逸。

 当然だがジンベイザメは出なかった、それにどうやらガイドは途中で満足してしまっていたらしい。

クダゴンベ イナズマヒカリイシモチ  アミメチョウチョウウオ 

 FullHDでも撮影できるデジカメを買ったので、水中写真のなかの一部は動画で撮影した。かといって、ただ撮っただけの動画を見るのは苦痛だしかといって編集するのは面倒臭い。だいた時間をかけて編集するほどの映像でもない。
 ビデオを自動的に編集してくれるサービス(magisto)があるらしいので試してみた(27日28日)。編集すべきデータをどうやって判別しているのか不明だが、需要の大きさを考えると人の顔などを検出しているだろうし、魚だけの映像なんかは苦手なんだろうなという気はする。それでも自動でダイジェスト版が作成できると思えばありがたい。
 もうちょっと使いやすくとかどうしても残したいシーンを指定できるような機能が有料ででもサポートされたら良いかもしれない。

2011. 8/ 28

後浜4番、後浜3番

 初日に引き続き抜群の透明度と大量のキビナゴの群れ。皆が水底でなにやらハゼを探しているときに、中空にいると手が届きそうなところをカンパチの群れが通って行く。
 ツバメウオの群れにカマスの大群とまるで沖縄にいるかのよう。水底ではハナイカにガーデンイールも大量にいる。昨日のハナヒゲウツボの横にはハナヒゲウツボの幼魚が居たことが判明。写真の取りやすいクダゴンベは今日も健在。

ヒレナガネジリンボウ  ホタテツノハゼ  ツバメウオ 

 帰るのに時間がかかるので、二日目は午前中に二本潜って器材を洗ってから昼食。
 PARADIの昼食は毎回シーフードカレーだ。ここのシーフードカレーはカレーの味よりも貝やなんかのシーフードの味のほうが勝っている。
 食事が済んだら機材を車に積み込んで後は帰るだけ。

おまけ

 柏島は簡単に30m、40mまで行ってしまえるのでダイコンは非常に重要だ。
 初日の一本目が終わって5mまで浮上したとたんに15分の減圧停止が表示された。たしか20mまでしか潜ってないし、トータルは45分程度とはいえ深いところに居たのはそんなに長くない。なにより潜ってるときに警告もなにも出るような気配はなかったじゃないかと、思いつつ停止していたが面倒になって5分ほどで切り上げてエグジットしてしまった。後から見るといきなり表示が切り替わったりする。どうやら電池切れによる動作不良だったようだ。
 潜ってるときには見えにくい場所ではあるが、予備のダイコンをつけて潜っていてよかった。



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