2011. 7/14
直前に発生した台風6号が非常にゆっくりと沖縄を目指して移動中。予想進路通りに進むと、座間味や那覇から帰る頃に最接近するかもしれない。となれば、帰りの船や飛行機がでない可能性もある。かといって、行きの便が通常運行している以上はキャンセルしてもお金は返ってこない。
となれば、なんとかなることを信じて行くしか無い。
沖縄についてみれば、台風なんてどこに居るのかわからないくらいに穏やかな海と快晴。高速船クイーンざまみで座間味島まで約1時間。そして最終目的地のハートランドは港から徒歩で約5分の場所にある。
ウフタマ、男岩
到着した日は一本潜って残りは翌日以降にとなることも多いが、今回は潜れる間に潜ってしまえと二本連続して潜る。
まずはウフタマへ。
やっはりウェットは楽で良いなぁと感じながら、白い砂とサンゴと透明度抜群の海に潜る。ちょっとクラゲは多かったものの、アゴハタとかガーデンイールとかの海をのんびり潜る。
続いて男岩に潜る。
微妙な流れ、流れていた方が男岩らしい気もするけど楽なのに文句を言ってはいけない。エントリーすると青い海が広がりナンヨウハギやカスミチョウチョウウオ、グルクンの群。そしてイソマグロが周囲をぐるぐる回る(なかなか写真はうまく撮れないけれど)。
ダイビングの後は夕食。
特別に出てきたシーラのマース煮は美味かった。スクの唐揚げは最初に出てきたときは、少し生臭かったけど二度揚してもらったらやっぱり絶品。
2011. 7/15
タカチンシ、新田洞窟、儀名、浜中
最後の浜中はナイトダイビング。
満月が近かったのでナイトとはいえ非常に海の中は明るい。しかもほとんどのメンバーが持ってるライトが非常に明るいので少々手元のライトが頼りなくても少しの不安もない。
ライトを水底近くにもっていくと、なんだかよくわからないものがわらわらと集まってくる。3匹のオオイカリナマコが集められ三つ編みされていく。暗い水中で手を振り回すと夜光虫が光る。そんなナイトダイビングが今回のツアーでもっとも長い時間潜っていたとは。
2011. 7/16
ユビナ、ニシバマ
ユビナはリュウキュウキッカサンゴの群生と魚少なめの砂地のポイント。魚は少なめと聞いていたけど嘘だったようだ、サンゴが有って魚が居ないポイントなんて存在しないですね。
最後はニシバマ。
ここは理想的な砂地で、少し流れがあったものの砂地に点在するサンゴのなかにデバススメダイの群やナンヨウハギの幼魚の群、そして明るい日差しの中でキラキラ光る水中。サンゴの周囲を細かいものを探しまわるダイバーと、砂地をぼやぼやとたゆっているダイバーがいる。
しかし流れが突然強くなっていいく。その流れに乗ってトウアカクマノミを見に行くと帰りは非常に面倒。
そしてエグジット直前になって激流、カレントフックに捕まって楽しんだりしていたが、エグジットするときはアンカーロープで鯉のぼり状態に。
まだ海を見ても、空を見てもどこに台風が居るのかわからない状況だけど、明日になると座間味と那覇を結ぶ連絡便は出ないらしい。台風のさなかに離島に取り残されても邪魔になるだけでなにもいいことはないし、帰れなくなるのは困るので予定よりも一日早くダイビングを切り上げ、予定よりも二日早くに座間味から那覇に移動する。
その後は那覇の夜の街で宴会だったけど、疲れていたので早々にホテルに引き上げてしまった。
2011. 7/17
予定の便は翌日だが台風が近づいている那覇に一日居てもしかたがないので、一日早く帰ることにした。東京、名古屋、大阪といろいろ面倒もあったようだが、無事チケットは変更できた。
座間味から発送した荷物は、台風の影響で座間味に数日間は閉じ込めていたらしい。