串本
(201.05/01-03)

ダイビング分科会:ほらふきクラブ

 今年のGWも串本の赤鯱でダイビング。

2010. 4/30

サービス前ビーチ

 GWは5月からだが、一日早く出発。名古屋を朝に出ると、途中の高速が少しづつ伸びているおかげでお昼過ぎに串本に到着した。
 休み前で他に誰もいない中、15時のボートで住崎に向かうものの、波が高くて潜らず帰る。せっかく他に誰もいないから好きに出来たのに。しかたがないので、本数調整も含めてビーチへ。 ビーチは波もなく、透明度はそこそこ。
 次の日からのダイビングに備えて早めに就寝。

2010. 5/ 1

住崎、グラスワールド(北の根)、グラスワールド(浅場)

 まずは昨日潜れなかった住崎。
 昨日とはうって変わって穏やかな海、クダゴンベを見に行ったはずなのに気がつくとアオリイカの産卵床に居る。この時期は毎年アオリイカの産卵のために産卵床がいくつ ものポイントに設置されている。アオリイカの産卵を期待していたのだが今回は空振り、卵も全然見当たらなかった。くて、今年は少し時期がずれるのかな、とも思ったがどうなんだろうか。
 続けて北の根、浅場と続けてグラスワールドへ。いつものジョー君に挨拶をしたり、カメがいるのを見たりして楽しんだ。

クダゴンベ サツマカサゴ フリソデエビ

 水温は19℃、船の上は暑いくらいだが水中は少し寒い気がする。

2010. 5/ 2

吉右衛門、サンピラ、グラスワールド

 目指すは吉右衛門。しかし今日の船頭さんはいつもダイビング船に乗っているわけではなく、しかも住崎エリアと違って吉右衛門にはボンテンがない。
 そのためか、アンカリングに少々時間がかかったポイントに潜ってみるといつもの吉右衛門とちょっと違う。大きな根がどーんとあって、ウミウシがいっぱいいたり大きなイソバナがあったりして結構楽しい。少し泳ぐといつもの吉右衛門を発見。どうやらいつもより少し西側の根にアンカリングしたようだ。
 2本目はサンビラ。いくつかある産卵床のなかで、いまのところサンビラでだけ産卵が確認されているらしい。
 潜ってみると透明度が微妙な感じで、これは期待できるかもしれないと産卵床へ急ぐ。しばらく待っているとアオリイカのペアがやってくる。刺激しないように遠巻きに見ていたら、すぐに去っていった。いなくなってしまったので、産み付けられている卵を近くで見ようと産卵床の枝に思い切り近づいたりしていたら、また先ほどのペアらしきアオリイカがやってきた。 今度は人がいるのもお構いなしでペアリングをして産卵を繰り返していった。
 3本目はグラスワールド。プール講習のあとで「向いてないかも」と弱音を吐いたのに、12年で500本を迎えてしまったダイバーを胴上げする。

バームクーヘンと我慢のできない人

 昼に赤鯱で休憩していると宅配便が届く。送り状には「バームクーヘン付属品」とある。 「バームクーヘンの付属品?」と思っていると、1mもある細長い木箱が届く。
 ほとんど全員が潜りに行っていたので、みんなが戻ってくるまでと言っていたのに、ついつい我慢できずに木箱を開けて記念写真をとってしまう。
 当然、夜はバームクーヘンを中心とした宴会になる。

2010. 5/ 3

備前、イスズミ礁、島廻り
 まずは備前のアザハタの根。普通の人が魚と遊んだりウミウシを探したりしているとき、人が去ったのサンゴの上をフィンや手でクロホシイシモチなどの魚をきれいに払ってしまっていた人がいたらしい。本人いわくサンゴの上に積もっていた砂を払いのけただけなのだそうだが、 どう見てもそうは見えない。
 続いてイスズミ礁で連日の500本記念ダイビング。イスズミ礁は白い砂に光があたって、明るくて気持ちのいいダイビングだった。
 最後は少し流れている島廻り。
 人数が多いので船の最後尾からエントリーした人が集合したときには、順番を待って前方からエントリーした人が全員集合したしばらくあとだった。もう若くないからあんまり無理しないほうが身のためって思ったほうがいいでしょうね。
 潜ってしまえば少々の流れはなんの問題もなくミカドウミウシやミドリリュウグウウミウシや越冬したモンガラカワハギなどとじゃれたりなんかして、ゆったり感を楽しんで今回のダイビングは終了となった。

 夜は連日のお祝いケーキとバームクーヘンでの宴会となった。

おまけ

 GWはもう少し続くが、ダイビングは3日で切り上げて那智大社や熊野三山巡りに行く。橿原神宮でも見るヤタガラスはここが本家だったのか。



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