始めに
年に一度は柏島。
20時前にCANNを出発してPARADI到着は1時30分頃。
車で行くにはさすがに遠い、かといって電車で最寄りの駅まで行ってもそこからの移動手段がない。行きはともかく帰りのことを考えると、柏島だけは自力で行く気にはならない。
2008. 8/30
民家下南、民家下北、サルガウド
オドリハゼが出現中とのことでまずは民家下へ。
「まずはオドリハゼ」、と思ったが姿が見えない。エグジット前にも見に行ったがやはり居ない。その場所で10分以上粘っていた人もいたが、姿を現さなかったらしい。その代わりといってはなんだが、アケボノハゼはもう良いやと思えるほど寄れた
。
珍しいハゼを見るってのはこんなものだと諦めるしかない。
後浜1番をめざし出港するが、船がたくさんいたため急遽民家下北へ変更。
潜行直後に激しい鈴の音で呼ばれる。なにごとかと焦りながら向かうと、半年ぶりに目撃されたボロカサゴが水底にいる。ボロカサゴは名前は「ボロ」だが、「ボロ」とは思えない綺麗な紫色の透き通るような体をしている。
そして、あまりというか、ほとんど動かないので写真は撮りやすい。
砂地でハゼ散策して、エグジット直前にもボロカサゴを見に戻る。
後浜5番をめざし出港するが流れが強かったらしく、急遽民家下へ向かう。だが船がたくさんいたためさ、らに移動してサルガウトへ。
ここに前回潜ったのはいつだろう、思い出せない。ちなみにガイドは初めてだったらしい。
柏島で潜るときは、ちょっと油断していると3本目だというのに30mを越えてしまっていたりする。あきらかに間違ったダイビングなんだけど、潜ってしまったものはしかたない。
2008. 8/10
民家下北、後浜5番
またもや民家下。
民家下って一日一本しか潜れないんじゃなかったのか、とふと思う。
まずは昨日のボロカサゴを探すが見つからない。あまり泳ぎが得意ではなさそうなので、それほど遠くまで移動しているとも思えないのだが。まぁウミトサカの横どかにいたらそう簡単に見つからないだろう。
あえてアケボノハゼは外して黄色いウツボや砂地のハゼを探索に行く。
最後になって、ようやく後浜に。
「流れが有るので、潜行には気を付けて」と言われ緊張してエントリーするが、たいしたことはなくて良かった。
頭上でキビナゴを狙うカンパチの群れを眺めながらハゼ探索へ。そして、砂地の水底にもまったりしているカンパチが数匹いる。なぜか水底にカンパチは居るが柏島へ来る目的のひとつ、ホムラハゼは今日も居ない。
二日間のダイビングの結果、ダイコンを眺めながら慎重に浮上。
おまけ
初日は雨交じりの天気で陸上よりも海中の方が暖かいくらいだったが、二日目は夏の日差しが戻ってきた。帰る日に天気が良いと機材の乾きが良いのでとっても嬉しい。
帰りも遠いので出発は早い。昼食から機材の撤収までサクサクとすすみ13時過ぎに出発。
展望台から水車亭、吉野川SAと渋滞にも巻き込まれず順調に進む。鳴門の渦潮も日の入り前に通過できて橋の上から見ることが出来た。
結局、串本よりも早く帰り着いてしまったなんて。