2005. 3/18
カーンの9周年記念ツアーで柏島へ。
明石に行くために会社を定時で終了し、電車に乗ってさぁというところが、乗る予定の電車が来ない。構内放送によると、どうやら踏切で非常ボタンを押した奴がいたらしく、そのために5分遅れて電車が到着
した。おかげで当初予定していた新幹線に乗ることが出来ず、予定していた時間よりも遅れてカーンに到着。
定刻から待っていた皆さんには申し訳なかったが、結局20時40分くらいに出発することになった。
約6時間の道のりで柏島に到着。トンネルが出来て近くなったとはいえ、やはり四国の西の端はひたすら遠い。
明日からの海況のいいことを祈りつつ、就寝。
2005. 3/19
朝食時にボートの予定を確認すると、当然のように3本分の予定が書かれている。
1本目は後浜4番
某男性の300本記念ダイビング
、足掛け7年で達成した。最初のプール実習の帰りに「向いてないかもしれない」と愚痴っていたのと同じ人間とは思えない状況である。
ピグミーシーホース、イザリウオの子供狙いで深場に向かう。目的は達したものの、相変わらずピグミーは写真に捕らえるのが難しい。自分で見つけられるようになりたいと思うが、なかなか出来そうにない。
その後、浅場に戻って300本の記念撮影。一緒に潜ったメンバーが全員写っていないのは、ちょっとご愛嬌。
2本目はストーンウォールへ
小さいもの探しをして、ラッパウニをひっくり返してゼブラガニを発見したり。また、ガンガゼにいるガンガゼエビを見たが、ガンガゼの棘とほぼ同じ長さで大きくて吃驚。
アンカーそばではなぜかハリセンボンが大量発生中で、エグジット直前にどれくらいいるんだろうと数えてみたら視界に入っているだけで17匹もいた。
3本目は後浜2番
運がよければ見えるというホムラハゼを狙ってのダイビングだったが、あいにく居留守中。どうやら穴の奥深くに潜んでいるらしいが、とても恥ずかしがりやで滅多に見られるものではない
らしい。そんなに意地悪をしなくてもいいのに。
ダイビング終了後は、食事、少しだけ宴会して、早目に就寝。
この日に到着予定のメンバーが来た時には起きようと思っていたが、夜中に目が覚めた時にはもう到着してプチ宴会終了後だった。
2005. 3/20
前日の夜中到着組を合わせるとスタッフを含めて総勢22名の大人数となる。記念ツアーとはいえ、この時期にこの人数なのはある意味すごい。
今日も朝食時にボートの予定を確認すると、当然のように3本分の予定が書かれていた。
1本目は後浜5番、2本目は後浜1番
昨日見えなかったホムラハゼ狙いで行ったが、昨日の巣穴がいまいちよくわからず、また発見できず。
今年中に一度は見たいなぁ。
3本目はストーンウォール
昨日と水中景色は変わらず。水温も後浜よりちょっと低目で寒さが身にしみた。
ウニをいたるところでひっくり返し、指示棒でバンバン叩き遊んでいる人がいたが、あれはただの動物虐待ではないかと思いつつ見学していた。
ダイビング終了後は、食事して、昨日よりもずいぶん派手に宴会だった。前日に300本を迎えたお祝いと誕生日祝いでケーキが2つ。おいしくいただきました。
2005. 3/21
3日目である。この日で帰るので、当然2本分の予定しか書かれていない。
1本目は後浜5番
今日はさすがにホムラハゼは狙わなかった。が、柏島でしか発見されていないイナズマヒカリイシモチを見ることがやっとできた。でも、少々隠れ気味で全身をよく見ることが出来にくいところにいるのは狡いやつだ。
昨日の夜から少々動きのおかしかった私のデジカメが撮影中にいきなり電源が落ちて、それまでのデータが消えてしまった。昨日までの分はPCに保存しておいたので大丈夫だったが、ちょっと悲しい。その後、電源を入れ直したら問題なく撮影OKとなっているので、原因不明。
プラス、久々に左腕が水没する。何かついてない1本だった。
今回のラストダイブは後浜7番でハゼ探し
だったはずだが、水温が低いせいかいつもは見向きもされないのに山ほどいるはずのダテハゼすらおらず。早く水温が上がって嫌というほどハゼが出てくる季節になってほしい。
柏島は遠いので、2本潜ったらさっさと機材を片付け、昼食をとるともう帰らなくてはいけない。
14時に出発したが、途中で何箇所か工事を行っている場所にひっかかり、思ったよりも時間がかかってしまった。そのため明石に帰り着いたのは22時近くだった。
舞子を21時近くに通過すればその日のうちに名古屋に帰り着くことが可能だったが、それが不可能になってしまい、結局友人宅に宿泊させてもらうことに。翌日は6時過ぎの新幹線に乗車して8時半始業に間に合うことはできた。だからといって、何度もこういうことはしたくないなぁとつくづく思う。
柏島がもう後1時間近くにあったら、もっと通うのに。