2003.11/ 1 土曜日
今日から、伊豆でダイビング。やっぱりカーンのツアーだけどさ。
今日は前泊するだけなので、ゆっくり。昼飯を食べて13時出発。首都高、東名とそれほど渋滞もせず、15時すぎに御殿場着。ちょいと道にまよって箱根に入りそうになったけど、15時半に当初の目的地、御殿場プレミアムアウトレットモールに到着。駐車場わかりずらすぎるってば。ショッピングモールまでシャトルバスで10分程度かかる。当初
20時予定だったCAANの御殿場到着が早まり、18:30になるかもとの連絡。大急ぎで店をまわるが、結局、すそ上げに出したズボンの受取まで待てない。宅急便にきりかえる。17:45ショッピングモール発。18:30沼津インター到着。10分も待たずにCAAN号到着。給油後、沼津のはずれにある食堂、弥次喜多へ。定食が大盛り。マグロ丼は、ビッシリ敷き詰められたマグロのヅケの中心に、茶碗一杯分くらいのしらすが山盛り。たべてもたべてもたべてもマグロ&しらす。それで1000円。うに丼たのんだら、どうだったんだろう・・・。隣で食事をしていたのもダイブサービスの人だったな。有名店らしい。
海岸沿いの道を大瀬崎へ移動。ぐねぐねぐねぐね。宿には21時には到着。
ビーチを下見。海岸沿いに海の家のようにダイブサービスが並んでいる。Exitしてくるナイトダイバー達。湾内がまるごとポイントらしい。
スタッフジャンバーの腰へのまき方から、スタッフ度が計れる。エンブレムは外がわ。
宿で、まるで子供用ビニールプールを大きくしたような露天風呂に、ぬるいと文句をいいながら浸かって、ちょっと酒のんで就寝。タオルを一本も持ってきてない河野くん。女性部屋から一本もらう。
ツアー参加者−いつでもいる河野君(200本記念・100本/13ヶ月)、Eさん(80本)、Hさん(30本・10本/月ペース)、中矢、島田、青柳さん、堀尾さん。
2003.11/ 2 金曜日
快晴とはいかないが、けっこういい天気。残念ながらモヤっていて、部屋の窓からの富士山はみられず。
朝食後ビーチへ。ここは湘南の海水浴場か、というぐらいビーチにダイバーがいる。それも、ウエットスーツが多い。水温は21度程度だそうだから、寒いと思うのだが・・・関東ダイバーになれなくてもいいや。(CAAN化しているかもしれない)
一本目、「湾内」
自前のドライの進水式。めでたく浸水はせず。
透明度低い。3,4メートル。
海岸の中央あたりから、まっすぐ沖に出て帰ってくるコース。エントリーしてすぐの人工の岩場を越えると、砂地。湾内はすりばち状に急激に深くなる。犬猫の顔を通り、ボートから南へ小回りしてもどる。
オキゴンベ。あちこちにムラサキハナギンチャク。ウツボ、ミジンベニハゼは缶の中。良く見えず。小さい体に長い尻尾のように見える、ネズミゴチ(魚名博士Hさん曰く、ネズッポ科というのは鼠の尻尾と書く。確かにその通りに見える)。
ヒメサツマカサゴ、ミノカサゴ、ネンブツダイ、ウツボ。
足に空気がはいって、沈んでいられない。下手糞>俺。潜水時間50分くらい。
平均深度が深く、ダイコンがヤバイ状態になっていた。安全停止不足はまずいって・・
休憩中に、富士山の写真をとる、河野君。
今回、彼の愛人カメラの出番はここだけ。あれだけでかいバッグをもってきておきながら・・・。
二本目、「先端」
湾の北端から東方向へつきだした細い半島がある。先端に大瀬神社、そのさらに奥にポイントがある。神社の拝観料として100円をとられる。ポイントまで、機材をのせた台車を押していく。中矢ネコ耳フード・デビュー。これは結構いいぞ。遠目で見ても間違えようがない。
ガレ場からエントリすると、すぐに急激なドロップオフ。透明度さらに悪化、2,3m。
初めて「ヨウジウオ」を見つけて喜んでいたが、こいつは、あちこちにいることが判明。このポイントは、ハナダイ天国。斜面にみっしり群れをなしている。キンギョハナダイにイトヒキベラ。今回、エアが不足気味&2本目だったので深度をとれなかったが、下にはまた別のハナダイがいたらしい。
カレイの10cmくらいのが2匹。見上げるとキビナゴの群れ。
そうそう、今回あまり上を見なかった。水が緑色っぽくて、空をみても綺麗じゃない。
ここ、透明度がせめて10mあれば、すごく綺麗だったろうに。
潜水時間30分ほど。
大瀬神社のわきには淡水の池がある。海のすぐそばに淡水の池があるというので伊豆の七不思議のひとつらしい。なぜか鯉が大量に棲息しているらしい。帰り道によってみると、家族連れとかアベックとかがいる。わざわざ見に来たのだろうか。
確かに鯉がいっぱいいる。アベックが池の脇の自販機で買った鯉のえさをやり始めた。うわぁ、鯉が密集して水が見えない。鯉が他の鯉に乗り上げてバシャバシャはねる。
アベック女がキモチワルーイといいながら、でも面白そうにえさをやっている。便乗して見るだけならまだしも、いっしょになって騒ぐわ、ムービーは取るわのCAANさん御一行。ゴメンね、愛の世界をじゃまして・・・って、鯉が騒がしくて愛は語れんよな。
三本目、再度「湾内」
深度をとらず、ガレ場の下あたりをうろつくことに。
砂地までまっすぐでて、深度10程度を北(左)へ行き、ゴロタまで浮上してゴロタ沿いにもどるコース。4時過ぎ。湾が東向きで、後が山なのでので、既に日が翳り、半分ナイトな感じ。
砂地は魚影少ない。ミナミホタテウミヘビがいたのと、タコノマクラくらいか。
ゴロタの岩の間は、ガンガゼがごろごろ、ナイトに向けて出勤準備中。
岩の上に寝そべる1mほどのウツボ。小さいカミソリウオと、それを見つけて興奮して、スレートのペンを持ち損ねる堀尾さんが見もの。
メバルが群れて上を向いてる。かじられたイカはここだったか。
キリンミノ、ハタタデダイ。
Exitしたところで、到着したばかりのクレセントさん御一行と会う。
今回のツアーは「なかちゃんを見に行こうツアー」と呼ばれているらしい。
一声めが「ナマコいました?」ってのはどうよ。
「今日は明石からですか?」ないない、そんなことない。
というわけで、ナイトはクレセントさんのガイドつき。
四本目、ナイト「湾内」
クレセントさんおすすめ、海サボテンを見に行く。深度2,3mでダイビングの最後に見るという。悪い予感がしますねぇ。
湾の右よりから、神社、プー、ジャングルジム、ケーソンとまわり、最後に海サボテン。こんなに動いている魚をいっぱい見たナイトダイビングは初めてじゃなかろうか。
見ものは、神社を破壊する匿名さんと、それを修復するクレセントさん。
破壊された神社の中にいた、マツカサウオの幼魚。
砂から掘り起しても、一瞬でもぐっていくスナダコ。
ケーソンの下には、ゴンズイが例によって玉になっていて、ライトで照らすと目が赤く光って怖い。メバルが群れている。アオヤガラが一匹およいでいたなぁ。
歩くガンガゼ。けっこう脚が早いぞ。剥けると薄茶地に白い水玉の、ハツユキタカラガイ。砂に潜っているマダラエソ。伊豆でははじめてみかけたハリセンボン。
ヨシナリ魚がでて、めでたくKさん200本記念。でも、記念写真は水上。
海サボテンはおもしろい。白くて30cmくらいのニョロニョロ。プレブリーフィングのときのクレセントさんの説明では、夜とか透明度が悪いときに生えてきて、こすると光る・・・そのこする手つきは怪しすぎ。確かに触ると光る。って、このころは、やっぱり沈んでられませんでした。
今回は、比較的、魚に愛があるなぁ。
EさんのTシャツは、「海人」だったり、「小浜島」だったり。いちばんダイバーらしいかも。
2003.11/ 3 月曜日
6時前に起きて早朝ダイブ。
6時半にビーチにつくと、水着の女性が準備をしている。この時期の早朝ダイブでウエットですか?水着の女性をみても、寒そうとしか思えないってのは、なんか悲しい。
ショップ前までいくと、クレセントさんはすでに準備万端、出発を待つばかり。ここって結構もぐりたがりぃなのかも・・・こないだの串本もそんな感じだったしな。
五本目、「門下」
今回は、半島を越えて、外海側。
やはり台車に機材をのせて押していくのだが、途中に急坂がある。こんなにドライスーツのブーツがすべるとは思わなかった。たいへんだ。おかげで、腕と肩がいたいよ。
エントリ直前に、大をもよおし、トイレまで走るはめに。ドライスーツでトイレは大変だ。でも、したくなったらしゃーないやんか。あそこでいかなかったら、おそろしいことになっていた。おニューのドライで・・・。
岩場からエントリ。中矢は、水際でばたばたしている。何をしているものやら。
湾内より、わずかに透明度は高いものの、それでも5mあるかないか。底は7mくらいあったか。ここも、やはりドロップオフ。
岬の先へ向けて潮が流れているので、逆らう方向へ進む。結構つかれる。
深場で、サクラダイ。チビのガラスハゼとコガネスズメダイ(黄色いちっちゃいの)
潮にながされて、ウミウチワにひっかかっている魚、キンギョハナダイ。
今回はナマコがいて、よろこぶ中矢。カミソリウオのつがい?。
やはり、足の空気がぬけず、浮いてしまう。もうちょいとなんとかせんと、ほんまにえらいことになるぞ>俺。
予定では45分だったが、深度をとったため、30分そこそこで上がる。エアーたりません。
後から上がってきたクレセントさんと一緒に、記念撮影して、ダイビングはおしまい。
ダイビング後、天候が悪化し、雨が降り始める。早い時間に帰る悔しさの慰めにはなる。ちなみにクレセントさんは、後2本いくそうだ。
朝食後、風呂にはいって、10:30出発。
CAAN号とは、11時に水戸シーパラダイスでわかれる。駐車場は屋上までほぼ満車。
入場してすぐ、イルカのショウ。バンドウイルカかな。柑橘系トリオ(ゆず、すだち、みかん)のジャンプ。大回転。
横のシャチのいけすでは、シャチのアスカが跳ねている。体重3.2t、17歳。
次はそのシャチの餌付けショウ。生態研究用で芸は仕込んでいないといったが、ジャンプや背泳ぎや、尻尾をあげるくらいはやってくれる。乳首まで収納式とは進化というのは驚き。
アシカ&吉本のコラボレーション。トリオ漫才、マジックショウ。アシカ新喜劇はなかなかいい感じ。トドのショウ。体型はアシカと同じだが、でかい。体長3m以上、400Kg。それでも成獣の半分なのだと。目の前まで来てくれたが目がぎょろっとしていてこわい。
最後は、カマイルカのショウ。イルカっておよぐの速いなぁ。身長2mそこそこなのに、6mまで飛び上がる。速度が計算できるよね。5m飛び上がるには初速はどれだけ必要か。秒速10m、時速40km弱。それを、プールの底から水面までの、たった数メートルを泳ぐだけで稼ぎだすわけだから。すばらしいダッシュ力。一時間かけて、100mいって帰ってくるだけでひいひい言っている人間って、つくづく海に向いてない。
ラッコ館。水族館と廻る。水中でよく見かける魚も展示されいる。
イザリウオ(20cmくらいあるのね)とかニシキテグリとかも、みてしまいました。コショウダイもいたかな。タテキンは、成魚になりかけで、既に丸い縞はなくなっていて残念。
入場料1500円(割引券使用)で、これだけ見られるとお得。
いけすが見えるレストランで遅めの昼食をたべていると、シャチとイルカが仕切りの網をはさんで、並んで泳いでいる。同じタイミングで背中を見せて、同じタイミングで尻尾をまっすぐ上げるということを何回も繰り返している。両方があわせる気にならないと、こうはできないだろう。どっちも犬よりは賢いと思うな。幼児より賢いかも。
土産を買って15時すぎに出る頃には、雨も強くなっていて、あれだけ一杯だった駐車場もガラガラ。
沼津まで渋滞。足柄SAでなぜか1時間近く休憩した後、1時間以上の渋滞をくぐり抜けて9時に戸田到着。ファミレスで夕食を食べて、帰宅し、速攻就寝。
大瀬崎、透明度は悪いけれど、結構気に入った。帰り道も3時間で済めばいいのに・・。土曜日朝出て、1本&ナイト。日曜、早朝&AMで午後かえるってのが、いいコースかな。