2003. 8/ 9
大型で強い勢力の台風10号が接近。8日の夜から牟岐(そして室戸)へのダイビングに出発する予定だったが、はっきり言って移動そのものが危険。現地に到着しても潜れるわけもない。週明けからは夏休みなので、予定を一日後ろにずらして土曜に出発することにして、8日は通常通りの週末。
9日の14時に明石を出発し、明石海峡大橋から淡路島を縦断し徳島市内を抜けて、現地に到着したのは18時直前。
豪華な夕食、そして翌日のダイビングに備えて控え目な宴会。そして適当な時間の就寝と、理想的な夜を過す。
2003. 8/10-11
先日までの台風の影響で透明度が悪い。
「ビシャゴ」、「大島内湾」、「アッシャウラ」、「アカバ」と4ヶ所に潜ったが、潜るポイント潜るポイントどこもかしこも透明度は3m前後。
しかもダイバーが濁した分さらに透明度が悪くなっていく。
バディはなんとか視認できるが、先頭を行くガイドどころか一人前を行くダイバーですらフィンがなんとか見える程度。特に水面では1m上も見えないため潜行はともかく、浮上時にはボートが見えない。もっとも水中では目が慣れてくるにしたがって少しは回りの様子も観測できるようにはなって行ったが。
濁った海の中でかろうじて撮影した写真の一例 |
ところで
今回のツアーの同行者の一人が、昨年末にCカードを取得してからすでに50本以上潜っているにもかかわらず「ウミシダを見たことがない」などと言っていたため、ガイドがウミシダを探すはめに。もちろん透明度の悪さも関係なく、ちょっと探せばそこらじゅうに何十匹となく発見できるのだが。
だいたい、ウミシダなんて串本でも白崎でも与論島にも居ただろうが。
安全停止中に、ちょっと変わったカワハギを見たけど、安全停止中でもあるし透明度も悪いしカワハギだと思っていたのでたいして気にもとめずにいたのだが、戻ってから聞いたところによるとヒゲハギという非常に珍しい魚だったらしい。
このヒゲハギ台風によってどこからか連れてこられたのだろうが、そうと知っていれば(いやガイドが珍しいことを認識していれば)もう少し頑張って写真を撮ったのに、惜しいことをした。
透明度の悪い海もたまには楽しいのかもしれない、しかし何年かに一度でいいよな。
追記
牟岐のツアーは、ダイビングだけでなく海賊料理も楽しみの一つ。