私のすきな甲州作品
- 航空宇宙軍史の続き…
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- 阿部[外惑星聯合仙台駐在事務所湯沢分室連絡士官・
在エリヌス郷土史研究家]和司
- 航空宇宙軍シリーズ
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多分「星の墓標」か「火星鉄道一九」の中のどれかと思いますが主人公(トランパー・キリノ?)が、航宙日誌を読んで「どんな無惨な死体が出てきても怖れまい、いや手厚く葬ろう」とそれまでと心境を一変させるシーンがなぜか印象深いです。一番好きな作品なのにタイトルも思い出せないというのは問題ですが企画題を読んで一番最初に思い浮かんだのがこれでした。
本は持ってるはずなんですが探し切れませんでした、確認出来ず申し訳有りません。
- 芦刈[仮称、つまんない、改名したい、他のにして]仁博
- 戦闘員ヴォルテ
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寒く、厳しい、という甲州作品の王道を行くのみならず、無愛想であるにもかかわらず「渋くて」「かっこいい」ヴォルテの魅力、でしょうか。個人的に続編が(期待できそうで)最も読みたい作品のひとつです。
- 花原[私を「まちゅあ」と人は呼ぶ]和之
- 星空のフロンティア
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- 小森[でいぶ]晴美
- 軌道傭兵
- レベッカが男前だから。
- ヴァレリア・ファイル
- ヴァレリアが男前だから。
- エリコ
- エリコが男前だから。 ………嗚呼、落ちてない……っていうか意味不明(T_T)
- 天を越える旅人
- 世界がグルグル廻っているから。
- 荻野[お囃子部員:高橋海苔子☆]典子
- 元気いっぱい男を振りまわす女か
(私には理解しがたい)魅力で図らずも男を振りまわす女の出てくるお話☆彡
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- 畠山[○○○○]知佳子
- 覇者の戦塵――外伝其の壱
- 『空母龍譲物語』
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開戦劈頭、殆ど数合わせの為に戦没した……と思われていた空母龍譲。実は大損傷を被りながらも、自力航行で内地まで帰還。その後修理の為に入渠するも、何かに憑かれたとしか思えない平賀譲の目に留まるや否や、戦時下ではとても優先順位の高い工事とは思えない大改装を短期間で受けてしまう。そしてもともと日本空母のテストベットだった艦歴はさらに異様な彩りを加えてしまう。一万トンにも満たない艦体には、アングルドデッキ・サイドエレベータ・スチームカタパルトが無理矢理備え付けられ、トップヘビーになりすぎた龍譲はバルジを増設して石ころを無理矢理詰めたら排水量がやたら増えてしまい機動部隊ではとても運用できない代物になってしまった。止むを得ず、九九艦爆だけを積み込んで丁型駆逐艦一隻と睦月型駆逐艦一隻、海防艦二隻を引き連れ南方水路へと海上護衛のため出撃した。ところが瓢箪から駒で次から次へと米潜水艦を屠るという大活躍……。しか〜し好事魔多し。活き上がる寄せ集めのハンターキラー群の前方洋上にはハルゼー提督率いる米機動部隊が展開しつつあった! どうなる! 空母龍譲。南シナ海は風雲急を告げる……というような話が読んでみたいなぁ〜。
- 覇者の戦塵――外伝其の弐
- 『戦艦伊勢・日向物語』
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次第に不利に傾きつつある戦況を鑑み、海軍は空母戦力の増強を図るべく出番の減った戦艦の改装に着手。手始めに伊勢・日向の二隻が入渠して空母への改造が始まった。が、戦況の悪化は工事完成を待ってはくれず、五・六番砲塔を撤去して飛行甲板を備え付けた航空戦艦として出撃を余儀なくされた。専用搭載機の配備も間に合わずそれでも強力な対空火器を備えた二隻は、往時の見る影間なくった機動部隊を守るため、防空戦艦として南方洋上にて獅子奮迅の活躍を見せる……ってほぼ史実そのまんまだなぁ〜。
- 覇者の戦塵――外伝其の参
- 『力道山の艦隊』
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やはり、ブラジルからわざわざ呼び付けられた青年将校猪木は、遠慮がちに飯を食っている同期の馬場の横で飯櫃の御守りをさせられるのかなぁ〜? 力道山司令長官の命令で……。
- 鈴木[苦力]康仁
- カリスト開戦前夜
- 実際の開戦前に、情報戦のみでギリギリとつめているところが好き。
- 杉山[東京特許許可局長]豊博
- 航空宇宙軍史
- 私が初めて読んだ甲州作品であり、読み返す回数も一番多い。再開を待ち続けているシリーズです。
- 上野[作業体・圭]圭輔
- 航空宇宙軍史シリーズ
- 最初に読んだのがこれだった。当時はまってた横山宏さんの表紙に惹かれて読み始めたんだけれど、すぐに内容に引き込まれました。
宇宙では、わずかな軌道の変更も簡単ではないとか、推進剤の残量が戦術(時には戦略も)を左右するとかの描写が、非常に新鮮だったことを覚えています。
- 小宮[退役空軍注意]一之
- 天を越える旅人」
- 曼荼羅SF登山付き、とゆー贅沢な内容ゆえ。
- 齋藤[無責任造船官]大輔
- 星の墓標
- やはり、これに尽きます。人外協入隊後、初めて手に取ったのがこの作品でした。
表紙のシャチ“ジョーイ”に惹かれたのは言うまでもありません\(^o^)/
甲州初心者にお勧めするにあたって、最良の書ではないでしょうか。
宇宙軍史シリーズ以外なら「星は昴」を推します。
- 中谷[お茶汲み少年]育子
- 航空宇宙軍史シリーズ
- 甲州経験の原点だし、宇宙とオヤジと美女とけなげなオルカが好きだから。
21世紀にもなって、20世紀時代にかいたシリーズの続きが読みたいといわれるのは作家としてはやっぱ嫌なもんなんでしょうか・・・・
でももともと趣味じゃないので、甲州さんものでも架空戦記は読まないし〜
ファンとしては失格?(汗)
- 足立[開拓班]泉
- 最後の戦闘航海
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実はこの作品が私の初めて読んだ甲州先生の作品で、この作品に魅せられて「航空宇宙軍史」シリーズを集めるようになりました。どの作品が特に好き、と優劣は付け難いのです。
が、「最後の戦闘航海」は最初に出会った作品だからこそ、思い入れも深いものがあります。あの敗戦後の機雷処理などという舞台は、私には空前のもので、新鮮に思えたものでした。現在まで、絶後でもありますが。これが今から14年前のこと。当時は丁度「航空宇宙軍史」シリーズは品切れ状態で、入手に苦労致しました。ようやく全巻を読破したのは「終わりなき索敵」が文庫化され,既刊が重刷されたときのことです。
同シリーズを集めている途中で、「ヴァレリアファイル」(角川文庫版!)を集め、「36000キロの墜死」を市立図書館にて発見したので読み、と甲州先生の作品に完全にはまり込んでいくうちに「覇者の戦塵」シリーズにも手を出し、そうこうするうちに人外協のことを知りまして入会し、現在に至ります。
- 池光[二つ名はまだ考慮中]洋
- 巡洋艦サラマンダー
- 谷先生の作品と初めて出会う。きっかけでもあり、一目惚れだから。
- 坂野[一年生に、なったら♪]肇
- 惑星CB−8越冬隊
- 息苦しさ、寒さこそ谷甲州のcore competense。それがpureに出ているところ。ストイックなのは、どれも好きなんですけどね。
- 島田[おねえさま(はーと)]隆昭
- 惑星CB−8越冬隊
- シリアスなハードSFで、サバイバルの冒険小説、というツボにハマッた作品だから。
- 鬼頭[不死身のエンジニア]剛彦
- 遙かなり神々の座
- 主人公が、最初とってもなさけないから。
- 小野塚[shine]真
- サージャント・グルカ
- 雰囲気のある短編集が好き。主人公が自分よりも年上っていうのがいいのかも。
- 沖田[反撃する鴨ネギ]かつ子
- 星は昴
- これは「SFでなければ書かれることのない人間のドラマ」です。音一つしない、静かな、しかしスケールの大きい忘れがたい作品です。
- 松平[まだ24分あるんで、従軍密航者]昌之
- 星の墓標
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いくつかのシーンが絵になって心に残った作品でした。夜の海が心に広がって、この先どうなるかわかっているはずなのに、もしかしてこのまま海の話で終わるのではと期待したり、きれいな夜空を見上げるのが哀しくなったり、悔しくなったり。でも、一番好きなシーンは、ダンテさんが無限ループをケロリと乗り越えちゃうところだったりしますが。
- 中矢[酔ってないときは、海月の宇海]陽子
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彼方の山に
- 単純な理由でごめんなさい。「娘」っていう言葉が出てくるからです。
- 谷本[長女]麻梨香
- 星は昴
- 理由は……忘れた。
- 谷[本人]甲州
- 星の墓標
- 理由は後日。
- 安達[イラストを描く佐藤さん]伸子
- 惑星CB−8越冬隊
- 戦闘員ヴォルテと、どちらにするか迷いましたが。とても雄々しく、哀しく、そして美しい小説だと思います。
- 安達[MARIKO・戦う殺人アライグマ 20点]裕章
- 惑星CB−8越冬隊
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もちろん、寒いところ、男だけのところ、登攀シーンも良いのですがなんといっても地球科学をベースにしたSFだというのが気に入って以後甲州作品にはまっていきました。なにせ、「ジオイド」なんて言葉が出てくる作品はほかではあまりみかけません。その後の作品ではあまり地球科学的要素のあるものが少ないのは少し残念です。未だ読んでいない「コペルニクス隧道」「極冠コンビナート」「熱極基準点」が気になります。
- 室橋[きまぐれ検索官]真
- 航空宇宙軍史
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…航空宇宙軍が新型エンジンの実験を強行したせいで“超光速通路”が出現。一方、外惑星連合軍は戦闘艦の大量建造を急いでいたが、やっつけ仕事で作られた鑑ばかりのために「あれは乞食軍団だよ」と呼ばれていた…。
と、こう書いただけでも読み返したくなるではありませんか。外伝でラム・ロッド・ブローの3人が珍騒動(デンプンカスで『カリスト焼酎』を造るとか、ラザルスに軍歌じゃなくて春歌を作らせちゃったとか)を起こしてダンテとランスに大目玉くらって「アァン御免なさい!」と平謝りするのも必読です。
小説あとがきや『こうしゅうでんわ』をまとめて読むと独特の香りがあって良いものです。小説を買ったらまずあとがきを読んで本編の内容を勝手に想像してみる…というちょっと間違った楽しみ方のためにも、凝ったあとがきがあると嬉しいですね。
- 覇者の戦塵
- …電探開発、量産海防艦のかっこ良さ…もうたまりません。映像化するならトブエ=東幹久でどうかな。
- 小林[牛どん仮面]英明
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