例会レポート・・・らしき物

荻野[PONKI]秀世

 編集をしていて、はたと気がつけば、今月も大阪例会レポートが届いていないではないか・・・・・。
 「おかしい。確かに誰かに頼んだはずだ。誰に頼んだか思い出せないけど・・・。」
 「た、たしかここ二ヶ月ほど、大阪例会レポートが画報に掲載されていないはず・・・このままでは三ヶ月連続になってしまう。そんな事になれば亡き・・・いやいや、前編集長の岩瀬隊員に合わせる顔が無い(それにS様から何と言われるか・・・)」
 「これではいけない。これは大阪例会存亡の危機である。(と、話をすりかえて)何とかこの穴・・この原稿をでっち上げ・・仕上げるのだ。」


 宅急便にて、画報の引き取りもぶじ完了して、あとは、例会に出発するだけだというのに、当家のお嬢がなかなかオムツを取り替えさせてくれないのであります。この時、すでに2時になっていました。もう例会は始まっています。
 「早く行かないと、発送作業が滞ってしまう・・・。」
 と、表面上は焦ったフリをしながら、実際はマイペースに用意をするのでありました。
 家から自転車で10分ほどで、阪急北千里駅に到着します。ここまでは何のハプニングもありませんでしたが、電車に乗ってからが大変です。
 電車が動き出してから、10〜15分ぐらいは何ともなかったのですが、そこらへんがうちの娘の限界でした。車両の中を放浪しはじめたのです。
 あっちへうろうろ、こっちへうろうろ。
 親が引き止めると機嫌が悪くなり、しまいめには、床にゴロンと寝そべるしまつ。しかたなく車内で肩くまをしてやったり、吊革懸垂ごっごをしてやったり、北千里駅で買ったポリゴン(ポケモンの問題の回の放送で、でてきたポケモンキャラ)を出してご機嫌を取りながら何とか地下鉄谷町四町目駅までたどり着くことができました。
 駅の地下道は抱いて移動したのですが、さすがに重くなったので、地上に出てから、娘を自走させる事にしましたが、予想通り嫌がります。
 「何かで気を引かせて、勢いで自走させるしかない。」
 都合のいいことに、信号を渡った所に公園があるではないですか。うちの娘は公園とか草原が大好きで、どわーっつとかけていってしまう習癖をもっています。
 「よし、この公園を歩道沿いに突っ切れば中央青年センターのすぐ横に出れる。これしかない!」
 娘を公園の方に難なく誘導し、後は・・・
 「おーい、そっちは違うぞぉぉぉぉぉぉ。」
 その時は後の祭りでした。娘は例会会場へ続く道とは垂直方向へ走って行った後だったのです。
 私は仕方なく、娘を追いかけていった海苔子☆師匠をおいて、発送作業が待つ例会会場へ、画報を届けるべく一人旅立ったのでした。
 ちゃんちゃん。

副題 大阪例会への道

 この後も娘の「歩」の悪行は一次会、二次会へと続くことは言うまでもありませんが、実際を体験される事が一番だと思いますので、是非大阪例会に隊員(隊員外でもけっこうです)の皆様、ご参加下さい。
 今ならもれなく「歩」と「亜美」のツープラトン攻撃を進呈いたします。


2月例会レポート

阪本[イベント専門ツアコン]礼子

2月15日、

 いつものように青少年センターで行われた第2745回(うそ)人外協大阪支部例会。
 会場は掲示板で5階11号室の表示でした。しかし5階のフロア見取り図で、10号室はあるものの11号室は存在しないのです。「これはユダヤの陰謀だぁ」と叫ぶ誰か(初代)を無視して付近を探索してみると、奥まったところ見取り図上10号室の前に11号室の札がかかっており、「人外協」とかかれていました。
 「ああ。ここだ、ここだ」安堵したのもつかの間、いつもだったらドアが「ようこそいらっしゃいました」といわんばかりにすっと開くはずなのに、今日に限って「あんただれよ」と拒否するかのように鍵がかかってるではありませんか!がちゃがちゃいわせてもしょうがない。しかたなく1階の事務室から鍵をもらってきてドアをあけると、、、。そこは狭いながらも土足厳禁フローリング、これはお子様おおあばれOK仕様のお部屋。備えつけの座布団を適当にまいて座り込みます。しばらくして落合MSGたいちょ、岡田隊員、黒川隊員、南川隊員、当麻隊員らがやってきて思い思いに床に座って談笑して画報がくるのを待ちます。南川隊員と私の持参した一日遅れのバレンタインの義理チョコを食べてて(なんで自分が食うんや!)、ふと南川隊員の脇をみると新聞の号外。そう日本ジャンプの船木が金、原田が銅の記事!!「テレビでみてたら、原田どこまで飛ぶんやぁ!ていいたくなるくらいのジャンプだった」とは南川隊員の言。しばらくオリンピックの話題で盛り上がりました。(モーグル女子の解説がキてたとか、長島一茂が岡崎選手の足が太くて人間の足じゃないといったとか)

 清水夫妻&亜美ちゃんと天羽さん一家がやってきて、さらににぎやかになったところで事件は起きました。こうすけさんちの愛娘亜美ちゃんはおやつにもってきたCOOPベビーカステラを気に入った人に「はあい」と差し出してておられました。しかし天羽さんちのたかお君には、何かしらの感情を込めて(かどうかはわからんが)「はあい」と差し出したのです。しかし、嗚呼、たかおくんは何かに気をとられており、自分の視界より下にいる亜美ちゃんに気づかず、従って亜美ちゃんの差し出したカステラも受け取れなかったのです。この時亜美ちゃんは「女は引き際が肝心なのね」と思ったかどうかはわかりませんがカステラを一旦引っ込めました。しかし「あたしやっぱりあきらめきれないわ」とばかり、むんずとたかおくんの右手をとりその手の中にカステラを有無を言わさずおしこむと、もう思い起こすことはないかのようにすたすたとおかあさん(清水直世神戸支部長)の元に帰っていったのでした。あとに残されたたかおくんはきょとんとしていましたが、じきに苦笑いしていました。(いや、照れ笑いか?)
 一同大爆笑!しかしながら亜美ちゃんのモーションはたかおくんにはまだまだ通用しなかったようです。相方の歩ちゃんがいなかったので寂しかったのかはたまた一時の気の迷いか、亜美ちゃんのアタックは次回につづく。(うそ)

 さて、ぽんき編集長が一人でやってきて(海苔子さんと歩ちゃんは風邪で休み)いつものように発送作業の歌は歌わずに、発送作業をすませ、まちゅあ隊員のオーストラリア土産のコアラクッキーや磯崎さん持参のドーナツなどをいただきながら宇宙開発事業団の宇宙飛行士募集、甲州の歩き方などまじめな話をして会場を追い出される5時になったのでした。

 その間、たかおくんは一人笑点をやったり(座布団積み上げてその上にのる)、どたばた走ったり、おかあさんである麻衣子さんとプロレス(?)やったりして、靴下脱がされて「痴女〜、おかあさんは痴女やぁぁぁ」と叫んでおりました。(どこで覚えたんだ、そんな言葉?)
 先月(1月)の例会2次会では歩ちゃんがいつもの酔虎伝で、ぱたぱた、ぱたぱた走りまわってたので、今日この場にいたらもっとすごいことになってただろうなぁと思いながら会場を後にしたのでした。最近お子様パワーに負けてるなぁ。

PS
 東京支部例会では小野塚隊員がなにやら見事な手作りチョコレートを持参し坂野隊員にプレゼントしようとしたそうですが、一体どのようなものだったのでしょうか?
 ちなみに男性隊員の皆様、3月14日はホワイトデーですよ、念のため。(って、この画報3月15日ぢゃない!)


3月例会レポート

宮地[アダルティ・らこ]泉

3月15日

 天候良好。

 出産以前以来なのでかなり久しぶりの大阪例会への出席です。桃花はこれが例会デビューとなります。
 午後2時ころ会場へ到着。着いて早速おむつ換えしましたが、1階のトイレにベビーベットがあったのに気が付かず、空いていた別の部屋で失礼しました。反省。
 桃花が前日のOFF会でかなり人見知りをしたため、不安でしたが機嫌が良いのでほっとしました。天羽さん一家がおられたので、がじらくんを「にいさん(関西イントネーション)」と教えました。もちろん、後で来られた亜美ちゃん、歩ちゃんのことは「ねえさん(関西イントネーション)」と紹介しました。
 小学生のがじらくん、2才児の歩ちゃん、亜美ちゃん達を見ていて「二才くらいになったら、人間どうしらしい会話もできるのだなぁ。道は長い・・・。」
と思っていたら、三代目隊長夫人のぞみさんが来られました。披露宴の帰りだそーで、やはり話題は「今、何カ月目?」「性別はわかった?」でした。安産をお祈りいたします。 発送作業を終えた後、衛星の企画のかるたのネタをみんなで絞る。みなさん参加してください。まだ間に合います。
 あとは、甲州先生の記念パーティーの会場探しの話やら、初代さん対がじらくんやら、わさびベビースターラーメンやらありましたが、子供に気いってよく覚えていないです。すみません。やはり例会は読むよりも参加した方がおもしろい!とゆー事でレポートを下げさせていただきます。


6月例会レポート

杉本「給湯室長」直彦

 おはようございます、7月18日土曜日、朝8時のGKN「人外協関西ニュースネットワーク」の時間です。
 トップニュースは先日行われました「人外教」大阪支部例会関連ニュースから。
 本年度人外青年協力隊正会誌「こうしゅうえいせいヽ」の編集が順調に行われておりますが、かねてから問題視されておりました「編集長へのワークロードの集中」に関し、集中的に議論が行われた模様です。
 議会では「画報編集長月代わり制度」法、「原稿採り専属者」法及び「表紙等個別専任編集者適用に関する基本法」等が打開策として決議にかけられました。
 途中、編集長の口頭弁論、甲通振轟担当の証人喚問等を挟み、法案の即時修正の後、次の法案が決議、可決されました。
 可決された法案は「甲通振轟等電子書簡に関する完成原稿編集者特別法」及び「表紙に関する表紙絵及び訓辞等原稿催促法」の二法案です。
 「甲通振轟等電子書簡に関する完成原稿編集者特別法」は現在行われております甲通振轟原稿作成及び完成原稿化(編集ソフトへの入力)を行う担当を新たに設定しようという法案です。
 また、「表紙に関する表紙絵及び訓辞等原稿催促法」は、画報編集のうち大きなワークロードとなっている「表紙絵の依頼、催促、原稿採り」等の作業を一手に引き受ける担当を設定するというものです。この件に関しまして、初代隊長より「表紙の訓辞を職務として持つ隊長が兼任するのがよかろう」との非公式なコメントを同日夕刻行ない、政府はその方向で条令化を勧めている模様です。
 また、この二法案に付随して「画報原稿依頼に関する基本法」が議決されております。政府発表によりますとこの法案の可決により「沈滞している原稿の提出率」を向上させるため「画報掲載原稿の依頼を隊員全員からランダム」に行う権限を編集長に与えるための法案とのことです。
では続きまして、今日の天気予報です。

 おはようございます。7月18日今日のお天気です。
 昨日まで、日本全国で季節はずれの大雨となりましたがたが、今日明日はうそのように雲一つない快晴となる模様です。特に日本海方面では、大陸からの偏西風に流されたオゾンがぽっかりと大きな穴を開け、良い日焼け日和となるでしょう。では、今日のスポット予想を石川県の金沢から。

「はーい。今日は石川県金沢市の「ルネス金沢」にお邪魔しております。朝早いというのにもうすっかり気温は30度を突破しております。今日は今年一番の猛暑になり、サウナもいらない日となるでしょう。ではちょっとプールサイドの人にインタビューしてみたいと思います。
 あ、そこの君!どこから来たの?」
「ぜー、はー、はー、おっ大阪からです」
「やっぱり夏は

 え。少々お待ちください。天気予報の途中ですが、臨時ニュースをお送りします。
 今入ったニュースによりますと、人外協正会誌「こうしゅうえいせい11」の原稿〆切が本年度の5月末より繰り上げられて、4月末ないし3月末になることが先ほど行われました記者会見で発表されました。この措置は「編集期間を十分にとり、クォリティーをさらに向上させるため」と発表されましたが、先日発表されました「全体企画を早期立案し、年末に各担当編集者を定め、年明けには原稿の催促を始める」という編集強化策と重複する政策であるため、関係筋からその真意を計りかねるとの声が上がっておりましたが、専門家によりますと「SF大会の開催時期が例年より早く、通常の編集体制ではSF大会に間に合わないため、例年より〆切を早めたのでは」とのことです。
 臨時ニュースのため、本日お送りできなかった「加速感と現実感の違い」と「超光速航行によるお手軽ダイエット」は来週にお送りします。
 それでは、また来週、ただいま23時58分を回ったところです。


8月例会レポート

荻野[お囃子部員 高橋海苔子☆]典子

日時:8月16日(日)

1次会14:00〜 市立中央青年センター 711号室
参加者:岩瀬史明、岡田恭典、荻野歩・典子・秀世、小椋雅夫、黒川憲昭、清水亜美・宏祐・直世、田中正人、当麻充弘、中野浩三、中村孝(五十音順敬称略・間違ってたらごめんなさい)
2次会18:00〜 酔虎伝曾根崎1号店
参加者:上記より清水一家、岡田君が抜ける。磯崎加代子、花原和之両隊員が新規参加。中野さんが途中抜け。 飲み代は一人3千円。
3次会20:00〜 ニューミュンヘン北大使館
参加者:2次会参加者全員(あ、小椋隊員は抜けたかも) 飲み代は一人3千5百円
4次会22:00ごろ〜 場所不明 参加者:男性2〜3名(行ってないから判らない)

 お盆休み及びコミケットに重なった例会のため、参加者は見込み薄と思われていたにも関わらず、そこそこの出席率。また、最近は2次会でお開きになることが多かったが、今回は4次会にまで突入する盛況ぶりであった。

 1次会では画報に年会費納入のための振り込み用紙が同封された。ホッチキス止めの際、甲州先生の封筒に振り込み用紙が入っていないか確認する中村隊員の姿が印象に残った(過去に同封した過ちがあったらしい)。その後、来月から2次会の場所をどこに移そうかという話になるも、決定せず。
 例によってポストを占拠した後、2次会場へ。うちの歩がうろちょろして毎度すまんこってす。といいつつ、現場ではビールを飲み続ける私であった。中野さんの相続税の話が聞くも涙の物語で、みんなで「日本は税金の使い方がなっとらん!」と気を吐いた。
 3次会は酔っ払っていたのでよく覚えていない。実に久しぶりに笑い上戸が出るほど(つまりモノスゴク)酔っ払ってしまったので、歩を連れてひとりで帰れる状態ではなかった(保護者失格)。4次会へ参加するつもりだった夫は、ものすごく怒っていた。
 その帰り道も大変だったのだが、例会に関係ないので割愛する。

【教訓】子供を連れている時に酔っ払ってはいけない(当たり前か)。
歩の面倒を見てくださった皆さん、本当にありがとう、そしてごめんなさい。


9月例会レポート

松岡[傍若無人な冷蔵庫]研

 久しぶりに、大阪例会に顔を出すことができました。
 会場についてみると、いつもは、一階の会議室の案内板に書いてある「人外協」という文字が見当たりません。もしや日にちを間違えたのかと思うと、そこには「谷甲州ファンクラブ」と書かれた会議室が。後から話を聞いたところ、係の人に「人外協」に差別用語が含まれているため、書いてもらえなかったとのことでした。うーむ、どこにそういう部分があったのでしょうか。「(ぴー)」や「(ぴー)」とゆうてるわけやない〜♪(嘉門達夫作詞「発禁の歌〜おれは無実だ〜」より引用(^^;))

 1年以上顔を出していなかったので、大幅にかわっているのではとやや不安でしたが、あっという間に成長する2世隊員のほかにはあまりかわらず、久しぶりに出席しても安心できる雰囲気でした。しばらくご無沙汰の方、安心して出席できます。

 さて、今月の例会は盛り沢山の内容でした。まずは、甲州画報に加えて、「こうしゅうえいせい」の発送作業。それとあわせて秋のキャンプと忘年会の告知・打ち合わせと「今ならここに名前を書くだけで参加表明ができる」という、大阪例会参加者だけに与えられた優待申しこみ、そして、それらの作業と並行して、2次会の会場を、参加者の投票で決定するという作業が並行して行われていきます。ここしばらくは、2次会の会場はこのように当日決定するとのことですので、遅れて参加する隊員は、例会の会場か、例会に参加しているであろう隊員の携帯電話にでも連絡を入れてほしいとのことです。(ちなみに、今月候補に挙がっていた店は、人外協で行った記憶のない店ばかりでしたので、アテ勘で行くと、外れると思います(^^;))

 その後、来年の「こうしゅうえいせい」についての話し合いがもたれ、タイトル、全員参加企画、発行までのスケジュールが、みるみるうちに決まっていきました。詳細については、この画報の別項に譲りますが、これまで2ヶ月かかっていたことが10分で決定するという、従来と比較にならない意思決定速度のはやさは、これからの国籍を越えた大競争時代を生き抜く競争力を人外協が得たということに他ありません。ちなみに、タイトルは「土方」ですが、開発内部コードは「土方」だそうです。(読み方は、別項か、例会で)

 残念ながら、例会だけで引き上げなければなりませんでしたが、一瞬「予定を変更して2次会に参加しようか」と思わせる2次会の行き先であったことを付け加えておきます


12月例会レポート

田中[暗号兵]正人

 一九九八年一二月二〇日日曜日、

 本年最後の大阪例会の日である。午後三時半すぎに例会会場へ到着した報告者は、まずいつものごとく例会会場の部屋をチェックした。例会開始時刻に来たことのない報告者が会場に着いた時は大抵ひとりである(この何年間かで二、三度ほど例外があったが)。会場となる部屋は月ごとに違うし、事前に部屋番号の連絡を受けることもないので、会場に着いたら何をおいても、どの部屋で例会をやっているかを確認しないと、会に参加できないのである。今月の例会は七階の部屋であった。部屋の使用団体の表示は「谷甲州ファンクラブ」であった。以前は「人外協」とちゃんと書かれていたのだが、なぜか数か月前このように表示が変えられてしまったのである。これか人外協の側の要請ではない。会場の側がどのような論拠にもとづいてこのように表示変更したのか、報告者は説明を聞いていないので不明であるが、不可解ではある。余談であるが「人外教」と表示されたことも一切ならずあったが、この件についても会場側から説明、ないし陳謝を聞いたことがない。
 三時半というと例会が始まって一時間半ほどたっているはずなので、すでに会報の発送作業も終了していることも多い。もっとも段取りによってはこのころから作業が始まる場合もある。この日はすでに作業は終っていた。参加者はMSG隊長をはじめ、歴代二人の元・前隊長を含めて約一七、八名(でしたっけか?)、この数は特に少ないというわけでも、多いというわけでもない。報告者個人としては、MSG隊長の愛娘このみ嬢にはじめて対面できたことが大変嬉しかったということを特に記しておく。 ここで、例会での会報の発送作業について簡単に書いておこう。いまとなっては伝説時代といってもよいと思うが、前編集長の岩瀬氏が、編集部の近くのコピー機を酷使して仕上げた会報の束を例会会場となっていた梅田東通界隈の喫茶店に持ち込み、例会参加隊員がめいめい分担して店のテーブルの上で用紙を折り、それを重ねて一冊として封筒へ入れていた頃から、実は基本的に手順は変わらない。封書の宛て名書きが合理化され、コピーがオフセット印刷となり、喫茶店のテーブルが青少年センターの会議室のデスクになった、というのは大きな変化であろう。しかし今においても、例会参加隊員有志の手作業のヴォランティアによって会報が完成され、封書に入れられるという点では同じなのである。最終的に封書が会場近くのポストに入れられるところまで、全く人間の手によって作業はなされる(当然搬送も人力である)。
 作業終了後、しばらくの雑談をはさんで、例会は九九年の「こうしゅうえいせい」全員参加企画の討議へと移った。MSG隊長の司会で意見が出されるが、その内容をここで再録することは控える。詳細な記録が報告者の手許にないことがひとつ、もうひとつは、あの場の雰囲気をここに再現することが、報告者の筆力では不可能であるからである。討議の途上で体験のどれだけが最終的に「えいせい」に掲載されることになるかはいまのところ不明であるが、おそらくその全てが文字化されることはないであろう。音声と画像を含めたメディアでの公開がむしろふさわしいのではないか、というのが大方の意見であった。もっとも、どのようなプラットフォームでそれを行うのか、ということについては全くの白紙ではあるが。
 討議の成果についてにわかに判断を下すのが難しい状況のまま、会場使用の時限(午後五時)が来たため、一次会は終了、撤収作業ののち二次会の会場へと移動する。
 二次会は梅田の台湾料理店「阿里山」にて、参加人数一二名の宴会となった。参加隊員は打ち続く宴会疲れのため多少パワーダウンしているとのことであったが、ビールの消費ペースはあまりいつもと変わらなかったように思う。二・七リットル入のピッチャーふたつが空になるのにものの三〇分もかからないのは、さすが人外協の宴会というほかはない。
 二時間程で宴会は終了、いつもならここでさらに三次会へ数名…となるところであるが参加者が集まらず、二次会をもって解散ということになった。

 以上をもって大阪例会レポートを終る。
 なお、文中における事実誤認そのほか表現および内容上の不適切な点については、責はすべて報告者にあり、文中で言及された人物・団体そのほかにあるものではないことを明記しておきます。
(以上)




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