<ダイナ☆コン 8 お茶会レポート>

当麻[ガメラ]充弘

 ダイナコン8の企画のひとコマめに、米田[HAL米田]大阪支部長、木村[でいぶ]名古屋支部長の企画でお茶会がひらかれた。これは、甲州画報にも書かれていた通り、男子禁制、ノンアルコールの企画として予定されていたものだった。
 参加した隊員は、米田[HAL米田]、木村[でいぶ]、細野[副隊長輔佐]、和田[八分衆]と女装した男性隊員、当麻[ガメラ]、山川[ひでよし]、山本[?]バッコン実行委員長の3人(もっとも、この3人の女装は、額に<女装>と書いただけ、というものだったが)に、コーヒーを淹れることを条件に女装を免除されていたにもかかわらず、なしくずしで口紅を塗られていた猪塚[秘書室長]や、木村、細野、当麻の3人がPXからむりやり引きずりだして女装させた阪本隊長がいた。ちあみに、この後隊長は「でいぶも女装させろ」とか喚いていたような気がする。
 この他に10人程度の人が企画に参加していた。
 企画自体は、さすがにいつもの宴会のノリはなく、のんびりしたムードでお茶を飲みながら話しをしていたように思う。もっとも企画の横がPX(酒場)だったので、男性隊員はPXとの往復で結構ハイになっていたようだ。
 後半はさすがにまとまりがなくなってきて、どさくさにまぎれて牛尾[ニコライ]、鈴木[一郎]等の男性隊員が女装せずに入ってきていたが、中村[不明]孝隊員はそれでも近づこうとしなかった。
 企画のお陰で女性隊員も増えたみたいだし、(大阪支部は増えなかったが)まずます成功だったのではないでしょうか。



<ハードSFの部屋顛末記>

中村[不明]孝

ダイナ☆コンでのできごとである。

 阪本隊長が、「ふぅはぁっはぁ。この“ハードSFの部屋”は、我々人外協が占拠した!!」といった。という事実はない。しかし、実情はほとんどこれとかわりなかったのである。
 阪本隊長(以下、「たいちょ」と呼ぶ。あ、この方がぴったりだな :-)が、ハードSFの部屋に乱入(!)したのは、企画が始ってしばらくしてからであった。そもそも、ダイナ☆コンのハードSFの部屋は、毎年恒例の企画であり、一昨年には柴野拓美先生がいらっしゃるなど、なかなかハードな企画だったのだ。しかし、今年は少し様子が違った。
 まず、企画の進行役が誰なのか良くわからない。4〜5人が集った(これがまたほとんど知った顔ばかり)のだが、最初はいったい何を話題にすべきかはっきちしなかった。高温超電導ネタは去年やったし、常温核融合はどうなるかわからないし、などといっているところへたいちょの乱入であった。
 のっけから「ハードSF的女の子の口説き方!!」である。「お嬢さん、僕と一緒に常温核融合しませんか。」、「お嬢さん、僕と一緒にメンデルの遺伝の法則を検証しませんか。」なのである。

 たいちょの他にも人外協の人間が何人か来ていたようだが、たいちょの印象ばかり強くて良く覚えていない。ま、おかげで盛り上がったともいえる。「経済学は自然科学か?」という宿題までたいちょがだしていた。
 実はたいちょがいないときにいくつか真面目な(?)話しもしていたはずなのだが、記憶に残っていない。「C2H5OH の人間の行動に対する影響」とか、「衝撃的なイベントによる記憶の抑制効果」という点で企画の内容は十分ハードなものであったと思われる。

 というわけで、「ダイナ☆コン ハードSFの部屋 顛末記」なのか「阪本たいちょ乱行記」なのか良くわからないが終わりにしよう。あ、たいちょ! いえ、これは少しでも記事を面白くしようと思って…、わ、ごめんなさい。あ、痛い、やめて下さい。すみません! わぁぁ、やめろったら。うわあぁぁ………。
(ピンポーン。記事の途中でお見苦しい点があったことをお詫び致します。なl、この記事は、筆者の記憶に基づき、できるがぎり事実を伝えようという意図の基に作成されましたが、一部創作的部分を含んでいるなどということがあったりはしないと思うのですが。なお、記事の内容に対する意見、反論などがありましたらお知らせ下さい。無視します。:-)


<深夜のアイスクリーム買い出し事件>

木村[でいぶ]晴美

 読んで字のとおりである。

 人外協が占拠していたハードSFの部屋でハードSF的女の子の口説き方だの常温核融合だのの話をしていたとき突然、不気味な声が聞えてきた。

「あいすくりーむがたべたい」

 女の子のための特撮の部屋から出てきたとき突然、悪魔の声が聞こえてきた。

「あいすくりーむがたべたい」

不気味な悪魔の声の主は阪本隊長でありました。
 しかたがないので、有志をつのり愛車タッくん(本名 木村立川一号正宗)を運転してコンビニエンス・ストアを探し回るはめになってしまった。同行者は阪本隊長、米田大阪支部長、猪塚隊員、佐野隊員に木村を加えた五人であった。
 大名古屋温泉の周りにははっきりいって店がない。店があってもあいてない。しかたがなく遠出をするはめになったが、土地カンがない、夜である、どっちが北だかわからない、の三拍子が揃ってさらびバックシート・ドライバーを三人も抱えての(口をはさまなかったのは米田支部長だけぢゃないかーーっ)道行きがいかに困難だったかは想像して下さい。涙が出てきますから。
 それでもなんとかローソンを見付けて両手一杯のアイスクリームを手に入れることができました。やれやれ。
 帰りは運転を猪塚隊員にかわってもらい、無事に大名古屋温泉に着くことができた。
 今度の件で木村の車に乗っていい人の条件に禁煙、とりあえずしらふに加えて大江千里をBGMにしたら喜ぶ人、または気にしない人という項を設けようと思う。

 おわりだ。




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