発送作業をなさっている皆さんの風景を思い浮かべながら、楽しく読ませていただきました。
にしても、香月さんのマンガ、いいですね〜♪
表紙のアメコミから、中の3コマまで思いっきり笑わせていただきました。
来月ものってるといいのにな (^_^) というのは、単なるワガママですとも、ええ。 期待なんて一杯してますからね (はぁと)
今日、東京神田の神保町の書泉ブックセンターの方で谷先生が白い峰の後書きに書いていた加藤氏の「単独行」をみかけました。(5Fの山岳関係にあり)
二見書房のハードカバーでちょっとだけたち読みさせてもらいましたが、良い意味でゼイ肉のないすっきりした文章でとても私は「うん、いいb「なあ」と感じました。
41刷り目で今年2月の日付になってますから山岳関係の書籍をおいてあるところなら比較的めにすることができるんじゃないかな?
興味のある方は一度読まれると面白い(というとなんか下世話な言い方に感じるけども^^;語意がすくなくてすいません)のでおすすめです。
ちなみに、神田の本屋さん達が出してる小冊子に「本の街」というのがあるのですが、このなかで
書泉グランデの方の4月8日から14日までの週間ベスト10の文庫欄に遥かなりが5位で入っていました^^
うーん^^;それにしても感想が単純すぎる^^;
これは、単に私が言葉を知らないだけで
単独行はとっても良い本です。
ではでは
山本様、やっぱし保守管理に廻されちゃいました。
先日まで夜勤で、軌道上の低温、高真空を模擬する設備の夜回りしたり、 モニタ睨んだり、寝た・・・、寝ちゃいけない。そんな具合でした。
「惑星CB−8越冬隊」早速GETしました。
つくばのカスミブックセンターで確認できたのはあと「火星鉄道19」、「巡洋艦サラマンダー」「カリスト−開戦前夜」の、計4冊。
それにしても・・・、ムルキラって、複数個体いたのですね。
「覇者の戦塵−1937」早速読みました。
・・・・・立ち読み、だったりします。
それにしても甲州先生、当初アメリカと戦わせないつもりだったとは・・・
てっきり自分は、やはり日本敗北できまり、と思っていたのですが。
しかし、「日本にとって最善の選択」を探すということは、近代日本の本質を問い直す事に繋がってゆくのではないでしょうか。
日本がその歴史において、どのような過ちを犯してきたか、次第に立体的に浮かび上がってくるのでしょう。大作の予感がします。
ハードテーマの歴史改変小説として、期待大。
「えいせい7」全員参加企画、ムズいっす。
大部分の皆さま、初めまして。
森岡[前略・なれなかった男]浩之と申します。
天羽隊員の手引きで侵入してきました。
ハンドルは、むかし葬りさったペンネームを復活させて、『丁 一』とさせていただきます。『よぼろ・はじめ』と読んでください。
とりあえずはご挨拶のみにて、失礼。
機動爆雷の英訳がtorpedoでは問題がある理由は二つあります。一つは兵器技術 史的な点、もう一つは航空宇宙軍の創設にかかわる点です。
【兵器技術史的側面】
第一次外惑星動乱前後の航空宇宙軍から見た兵器思想の変遷は一言でいえばレーザー砲による砲戦が中心と考えていたがいざ外惑星動乱が起きてみると機動爆雷が主力兵器になってしまったというものであります。
ここで忘れてはならないのは『誰が何を機動爆雷と呼んでいるか?』という問題です。ほとんどの作品において相手の兵器を機動爆雷と呼んでいるのは航空宇宙軍の側である。端的な例がバシリスクである。航空宇宙軍はバシリスクにより爆雷攻撃や機動爆雷攻撃を受けたと言っているが、当のバシリスクの乗組員は自分達の武装を投射ミサイルと称している(仮装巡洋艦バシリスク)。そしてヘルナー中佐が語る投射ミサイルの仕様は航空宇宙軍側が機動爆雷と呼んでいるものと同じである。そして航空宇宙軍側の投射ミサイル(警備艦の投射ミサイルなど)は機動爆雷とはまったく別物となっている。なぜか?
文庫・火星鉄道一九の109Pの一連の記述がその答えである。兵器技術に劣る外惑星連合軍には「反動推進兵器」は一種類しか無く、それを外惑星連合軍は投射ミサイルと呼んでいるが、航空宇宙軍には「反動推進兵器」は複数の種類存在し、外惑星連合が投射ミサイルと呼んでいるものは航空宇宙軍にとっては機動爆雷に相当するのである。それでは航空宇宙軍では何を投射ミサイルと呼んでいるかと言えば消去法により艦攻用通常爆雷がこれに相当する(土砂降り戦隊・208P)。そして航空宇宙軍にとって機動爆雷とは加速性能に優れた投射ミサイルを意味する。従って(航空宇宙軍の)投射ミサイルがミサイル何とかという表現をするならば機動爆雷は高加速ミサイル云々という表現になるはずである。
実際に機動爆雷の加速と移動距離および宇宙船の速度を計算するとわかるが、機動爆雷は単位時間当りの移動距離を機動と解釈した場合、機動力では著しく劣っている(加速性能では著しく勝っている)。その意味で機動爆雷の機動をmaneuverと訳すのは適切さを欠くと言えましょう。
【航空宇宙軍の創設にかかわる点】
航空宇宙軍に限らず軍隊とはある日突然生じるものではない。航空宇宙軍が生まれるためには宇宙に人類がある程度の数植民し社会が先に形成されていなければならない。従って航空宇宙軍が依って立つ社会には宇宙で生活する人間達の文化がすでに形成されているであろう。そうした中で航空宇宙軍が組織される(あるいは類似組織が拡張され航空宇宙軍になる)わけである。
彼らの使用する武器はレーザーなり反動推進装置から時代と共に進歩してきたであろう。そうした中ではたして彼らの概念の中にtorpedoという物が存在する必要があるだろうか?文化的側面から考えても(物理的特性から考えても)機動爆雷はミサイル技術の延長で考えるのが自然である。よってここにtorpedoと言う単語が登場するのは不自然であろう。
谷甲州先生の航空宇宙軍史は小説もさることながらその背景世界の構築の緻密さに最大の魅力がある(というか他にこういう作家がいない)わけですから、単に他のSFで使われているというだけの理由で機動爆雷をtorpedoと称するのはやはり問題ありとすべきではないでしょうか。