編集後記
- 被災なさった皆さんに心よりお見舞い申し上げます。
いまもって目の前の光景が信じられない思いです。勤務先関係のボランティアで何度か東灘区や西宮市に足を運んだのですが、家屋の倒壊の仕方といい、街の一角がしばしばそっくり瓦礫と化している状況といい、座屈現象というんですか? 下三分の一くらいの階一つや一階がぐしゃりと潰れて、そこから上が傾いでいる有様、歩道と車道の間や建物と地面の間に亀裂が走り、しばしば段差ができてしまっている有様など、日ごろ地震に無関心・無警戒だった関西人としてはどうにも信じがたい光景でした。
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人外協をはじめSF関係者一同、あるいはその主だった係累の皆さんは、わたしの知る限りでは全員無事のようです。ただ、同じ勤務先にはやはり死傷者がかなり出ておられる模様、また家屋などの物理的な損害は少なからぬようです。
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とはいえ、わたしが被災地を直接訪れたときはもう地震後2週間を経過していたせいか、忙我の状況はとおに過ぎ、「ぼちぼちなんとかやってまっせ」と、目の前の状況と格闘している……という雰囲気でした。ううむ、さすがは関西人:-)
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……という状況は、「こうしゅうえいせい7」の準備が全然進んでないことの言訳にはなりませんです、ハイ。ごめんなさい。中断してた連載の再開(『谷甲州は無謬である』って覚えてくださってます?)も今月は無理でした。
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とりあえず全員参加アンケートのテーマをそろそろ決めなくちゃいけないんですが。どうか皆さんのお智恵もお貸しください。早ければ3月画報、遅くとも4月画報では発表・募集したいと思っています。
- ごめんなさいといえば賀状の返事もまだでした……くださった方、ごめんなさい。
今度こそ落着きましたので、余寒お見舞い(でよかったっけ)を出します。
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ごめんなさいといえばもう一つ。去年の画報原稿のログデータを整理しているうちに、大変申し訳ないミスを発見しました。去年の12月号、図書館情報の記事中、《枚方・益田の図書館情報の報告者は藤井隊員》となっていますが、これは正しくは岡田[中国統一]隊員の報告です。岡田隊員、藤井隊員、ごめんなさい。
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甲州情報が一件。先月甲州センセが『こうしゅうでんわ』でいっておられた『歴史マガジン文庫』(KKベストセラーズ刊)の最新刊ですが、書店では『ワニ文庫』のコーナーで探すとよいようです。『闘将の戦記』というタイトルで、副題として『バーチャル戦記指揮官の決断力』となっています。論証の確かさ等甲州センセの記事が群を抜いていたというのはひいき目ではないと思いますが。
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最後に、本紙面では載せられなかった投稿について。平井博英隊員による、「スペースキャンプクラブ」(例の北九州の「スペースワールド」主催の会です)の会報でも、人外協隊員が目立ってますよ、ということでした。B5ペラ1のニュースですが、会員のお便り欄の5件のうち、2件までが人外協の隊員でした……
- 地震がきてもやっぱり世にはびこっている人外協:-) 来月までお元気で:-)
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