こうしゅうえいせい正誤は間違っている

 ……というタイトルは間違ってるかもしれない^_^; 誤字脱字の指摘はあまりなかったです。(いっぱいありすぎて一々指摘しても仕方ない……ような気がする……)人名や表題などの重大なミスについてはまだ指摘がありません。編集も気付いてません。今年は無かった……のだろうか??どうかそーでありますよーに……


「こうしゅうえいせい」正一クンの感想

花原[まちゅあ]和之

○早川に谷甲州を再版させる方法
 …実は、一番気に入ったのは、イラストだったりする。アイドルのイラストがよかったなぁ。人外協の誰かをアイドルにするよりも、アイドルの誰かを人外協に引きずり込む方が可能性が高い…ような気がする。(でも甲州ガールズもできることだし…できないこともないか)

○あなたの町の谷甲州
 これを見ての感想…あるところには、あるんですねぇ。(でも、ないところには、ない…)

○全作品リスト
 これを見ると、まだ読んだことのない作品がいかに多いかを知ってがく然としてしまふ。「百万石未来スケッチ」というのは、どういうものなんでしょうね。是非読んでみたいのですが。

○人名録
 いつも思うのですが、これはマジメに書いてあるのですね。冗談がないというか、なんというか。

○読んだふりをするための…
 甲州先生、ごめんなさい。

○ハスベル君の思い出
 「自分の好きな分野だけしか夢中で勉強しないため留年経験のある人か……ハスベル君は後者だった…」
 うんうん、そうだろうそうだろう。と、(自分では)思って、妙にハスベル君に共感を覚えた隊員も多かったのでは?(実際はともかく)
 それにしても、図書館の職員の皆さんに菓子折のお土産を買ってくるなんて、なかなか細かい所に気が回る人だったんですね、ハスベル君は。カリスト土産というのは、なんだったんでしょう。ダンテもお勧めのコーヒーまんじゅうとか。

○シャボン玉ホリデー
 航空宇宙軍史には、登場する女性が圧倒的に少ない!と思っていたのは私だけではあるまい。特に、ヒロインを演れそうな人物となると、ユウ、ジャムナ…くらいしか思い付かない。だいたい、いくら何でも、外惑星連合にだって(もちろん航空宇宙軍にだって)女性の軍人あるいは非戦闘員がいたはずだから、もっと物語に登場してきてもよさそうな気がする。現在の米軍にだっているんだし。
 しかし…女性の役どころというと、やはり…九ノ一という線でしょうか。とかい
って、航空宇宙軍忍者部隊とかいうのがでてきたら、ファンの層が変わるかも知れない…。

○甲州原論序説
 これを読んで思ったのは、「そっか…甲州はやはり、根が理系なんだよなあ」ということ。何故かといえば、我々がレポートなり論文なりを書くときには、基本的に余分な言葉は使わないので、言ってみれば「骨格描法」になってしまう。例えば、実験に使用した測定機の性能は(必要なので)書くけれども、それにしたって、その実験に不必要な事項は書かないし、何かというと、「C2級の関数f(x)で表すとする…」とかで、具体的にそれがどんな関数か(二次関数なのか指数関数なのか、それともサインかコサインか)は書かない。つまり、「要するにこういうことなのだ」ということばかり書いているわけである。
 ここで取り上げられている「CB−8」の場合にも、必要なのは汎銀河人と地球人が見て区別できることであって、それがどういう理由かは、物語の必要条件ではないから、特に書かれていないのではないだろうか。(私はCB−8を読んでいないのでよく分からないけれど)
 …だから、単純明解…というか単刀直入を好む、妙に(根が)理系の人に人気があるのでは?

○大阪夏の陣
 登ってみたい…とは思わないでもないのですが、(誰かが)登っている所を見てみたい、と思います。

○すぺしゃる れぽーと in 谷甲州
 甲州画報で連載しません? 新聞に必ず掲載されている四コマ漫画みたいでよいのでは?

○甲辞苑
 私はここで始めて「ノット」が何メートルなのかを知ることができました。それと、船の種類がようやくわかりました。…とはいっても、船の区別ってかなりあいまいなものだったんですね。

○相対論はやはり間違っていたはやはり間違っていた
 私としては、こうしていろものさんの解説が読める限り、ちょーの人にも頑張って本を書いていただきたい。(でも、不思議なのは、どうしてこんなにたくさん出版されているんだろう? ということ。売れているんでしょうかね)

こうしゅうえいせいの誤字など(^^;

池田[航空宇宙軍医科学校付図書館司書]明子

 従軍魔法使いさま
 残暑厳しい今日この頃ですが、お元気ですか?
 さて、こうしゅうえいせい正誤、楽しく読ませていただいております(^_^) 編集作業、ご苦労様でした。なにしろ、今回はハードな内容が多いので、少しずつ読んでいます。
 とりあえず、従軍魔法使いさまが担当なさったところの脱字ですが、p27上段17行目「輸送しすく」は「輸送しやすく」だと思います。
 甲辞苑は、専門用語をよく知らない私には「覇者の戦塵」を読むにあたって、大変参考になります。ハイフンが縦長になっていなかったり、「、」が逆についていたりしていますが、これはしょうがないですよね。p103上段3行目「設あああああああああ定」と「あ」が連なっているところがありました。しかし、専門用語をわかりやすく解説してくださっているので、しろうとには助かります。できれば、項目に、もっとフリガナをふって欲しかったです。
 アンケートの回答は、面白かったです。所々で笑いころげながら読みました。
 花原隊員の「読んだふりをするための・・・」と「汎銀河世界の歩き方」は、わかりやすく、楽しく読めました。
 実は、まだこれくらいしか読んでないのです。中途半端な感想ですみません。
 自分のは恥ずかしくて読み返してなかったりします(^^;)
 本当に枝葉末節、大意には影響ないところばかりなので、従軍魔法使いさまへの
メールとさせていただきました。
 まだ、暑い日が続きますので、お体に気をつけてお過ごしくださいませ。

かしこ

「こうしゅうえいせい正一くん」の感想、意見その他諸々

中野[日本以外全部沈没]浩三

 おお、磯崎さんの表紙だ。
 土肥君も某氏も出てなかった。寂しい。
 「いろもの」さんだ。数式についていけない。・・・難しい。
 甲辞苑。プロ作家が混ざっている。読めない漢字がある。・・・なさけない。
 特集。笑えるが、冷静に考えれば、航空宇宙軍史の再版は難しいのか?
 笠原隊員の四コマ漫画、楽しめました。
 花原隊員の「索敵」の粗筋。素晴らしい。しかし、未読の方は読んだふりをしないで、やっぱり「索敵」を読むべきでしょう。個人的には「終わりなき索敵」よりも「惑星CB−8越冬隊」や「エリヌス−戒厳令−」の方が好き。
荻野隊員、イラスト感謝。
 編集さん、ご苦労さまでした。

いちゃもんじゃないよ……

阪本[初代]雅哉

表紙:
 やっぱり「正誤」が6だってのは誰にもわからないでしょうね。もっとも「正」が5なのは良いとしても「誤」が4だなんて分からん、すでに勘違いしている人もいることだし。
 表紙の色はいままでになく地味。河童顔の甲州先生と酒と軌道傭兵の登場人物はわかるけど牛がいるのはなんなのでしょう。

甲州から一言、巻頭言:
 当麻隊長と甲州先生の人柄がにじみ出るような挨拶であります。

早川に再版させる方法:
 一番おもしろかったのは岡田、三鼓、山口さん3人の案。でも三鼓、山口さんの案が上手く行くと仮定するなら甲州作品の持つ特徴が一般受けしないことになって、そんなもの再版されてもまったく意味がない。小林英明予想は正解率66%でおおかたの思考方法が似ていることが予測されてしまいました。

図書館情報:
 こうやって見ると甲州作品も結構あっちこっちの図書館にあるんですね。国立国会図書館に「サージャント・グルカ」がないのは、まだ新しいからでしょうか。
 ところで、文字がでっかくなっているのはなぜでしょう、字間はそんなに変わらずに文字がでかくなっていて見慣れないのでちょっと違和感がありました。

航空宇宙軍史年表:
 この書式だけはなんとかならなかったんでしょうか。見た目でものすごく損をしているような気がする。艦種艦名も下が空きすぎてさえいなければ。

読んだふりをするための終りなき索敵:
 花原[まちゅあ]氏による終りなき索敵のあらすじは今回の中で秀逸だと思いました。氏にはぜび全甲州作品のあらすじを連載してもらいたいものです。巽某にはもう一回このあらすじを読んでもらいましょう。

ハスベル君の思い出:
 ハスベルって誰だったか思い出せなかった。(以前の人名録を見れば良いんだけどね)

シャボン玉ホリデー:
 うーーーーーーーーーーぅ、全編ちっともイメージが浮かばなかった。もう年なのかもしれない。(ところで山本准将ってのは山下准将のことでしょうか)

超光速&時間旅行入門:
 読んでるときには納得していたような気がするけど、後になって考えるとやっぱり理解してないようだ。これと相対論はやはり間違っていたは間違っていたは横書きなんだけど、両方のフォントが違うのはなぜでしょう。私は相対論はやはり間違
っていたは間違っていたの方のフォントの方が良いと思った。

大阪夏の陣:
 中野さん、最近あんまり見かけないと思ったら職務質問にもめげず大阪城の石垣登ってたんですね。

スペシャルレポート in 谷甲州:
 たがみよしひさぁぁぁぁぁぁ、の4コマ漫画。きっと原稿が均等に割り付けられていたから結果として空白が不規則に見えてしまったのでしょう。
 MSGに聞いたら笠原さんはこういう人ですと断言していた。奥さんに有ったことはないくせに。

甲辞苑:
 文字がでっかくって空白も空きすぎ、これは 74% 縮小にすれば他とのバランスもとれてページ数も減ってちょうどよかったんじゃないでしょうか。
 ここの内容に差があるのはしかたないでしょうね。ところで、署名付きなのはなんででしょう。もしかして広辞苑って全項目署名付きだったのかも、これ書いてるいままで気がつかなかった。
 それと説明が無かったので項目の下の数字の意味が最初わからなかったし、できれば「?」はなんとかして欲しかった。

 最後に、今回編集関係の大きな問題点として指摘していただいた版組みのバラツキについて、少々。これは、編集の事情から今後とも編集分担をお願いせざるを得ませんので、完全な解消は困難ですが、編集依頼の際の説明をもっと丁寧にすることでかなり改善できるでしょう。なお、私は、字体や行間・字間のバラツキはまったく気にならない奴です。また、版組による読みにくさの度合いにも、かなり個人差があるようです。皆さんの意見を頼りに工夫していきたいので、『よみ辛い』、あるいは『平気だよ』等、感想ご意見をこれからもお寄せください。
 『こうしゅうえいせい』はヘヴィな同人誌ですので、読み通すのにどうしても時間がかかってしまいます。発刊からもう3カ月になりますが、これから感想をかいてくださっても少しもおかしくありません。どうか、今後の『こうしゅうえいせい』
のためにも、これからもご意見ご感想お寄せください。よろしくお願いいたします。
 なお、『表紙の牛』ですが、あれはハスミ大佐の母港たるルゥェンゾリ空港に日ごろ寝そべっている(発着のためにいちいちどかさなくてはならない)牛です…



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