特報沖田誠君会見記

安達[MARIKO・戦う殺人アライグマ・20点]裕章

 私たち2人が沖田郁夫氏&かつ子さんのご愛息、誠くんにお会いしたのはすっかり春めいた3月末の某日のことでした。最寄りの駅からこれから伺うと電話したあとで歩き始めた私たちは、沖田家まであと少しというところで、向こうから歩いてくる一人の「親父さん」に気がつきました。赤ちゃんを抱いて坂道をのんびり下ってくる人こそ、少し前まで、「独身主義&独身貴族」を旗印に、東京の夜を謳歌していた沖田氏その人でした。
 軽いショックを笑ってごまかして、まずは誠くんにはじめましてのごあいさつ。第一印象は「すげぇちいせぇ」
 大きさは生後3ヶ月の芝犬くらい。でも、全間接稼動でなかなか精巧に出来ている様子です。髪の毛もちゃんとはえそろっていて、本当にかわいい赤ちゃんでした。
 沖田氏の証言によりますと、出生直後は「ヒトの子供というよりは、ツバメのヒナに似ていた」とのことでしたから、かなり劇的な進化を遂げたと推察されます。(しかし、沖田さんはツバメのヒナなどどこで見たのだろうか)
 2時間ほどお邪魔させていただきましたが、食欲(ミルクだけど)も旺盛で、これからが楽しみな新人と思われます。
 簡単ではありますが、これにて沖田誠くん会見レポートを終わります。
 誠くんの健やかなご成長を心よりお祈り申し上げます。



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