12月の画報に、現在の赤字の解消と郵便料金値上げへの対策として隊費を値上げするという広報をしましたが、反対意見が全く来ませんでしたので(実際意見は賛成意見が一つ来ただけだった)、来年度から隊費を以下のように変更します。
年会費 4500円
高校生、またはそれに相当する年齢の方は4000円
(注;現在の隊費はこれとは異なっています。)
値上げ幅が大きいのは、今後の印刷料金の値上げ等にも対応できるようにするためと、現在発行を見合わせてもらっている支部報などの活動を復活させたい、との意見が多かったためです。
出費が大きくなりますが、今後ともよろしくお願いします。
現在、海上自衛隊の友人を通じて海上自衛隊横須賀基地の護衛艦見学を依頼しています。先方からの連絡によれば、大体10名以上であれば正規の見学申し込みが出来るとのことで、人数が増える分にはいくらでも構わないとのことです。そこで、東京支部の活動の一環としてみてはどうかとの助言を得て、画報の紙面をお借りして参加者等の募集を行ないたいと思います。
日程については、こちらの希望として、5月辺りの休日を交渉しています。
しかし、海上自衛隊は、3月をもって年度末を迎える為、まだはっきりした事はわかりませんが、5月か6月辺りの休日な可能かもしれないとのことです。
詳しい事は、年度末が過ぎる頃にわかるそうですが、ひとあし先に希望などを募ります。
見学艦種の希望(DDGとか、DDHとか、DDKとか・・・・)など、ありましたら中野[戦略物資調達局・糧食班長]達郎まで、電話、FAX、手紙、電子メール等で連絡を下さい。
また、パソ通をしている方は、人外協HPか、安達隊員のHPへの書き込みでも結構ですので、どんどん御意見を募集致します。
以前に「伝言板」で、科研費(奨励研究)の研究テーマを募集しました。「航空宇宙構造工学」らしいもの・・・ということだったんですが、例会のときなどに聞いた話しも含めると、だいたい次のような提案がありました。
個人的には(T)などがスケールも壮大で好みなのですが、科研のテーマとしてはとても受け入れられそうにはありません。(X)はすでに展開構造物という分野がありまして、「ミウラオリ」で有名な宇宙妍の三浦先生なんかがいらっしゃいます。(U)、(V)あたりはどうかと思ったんですが、「構造工学」の研究室としての諸々のご意向というのもありまして(大学も大学なりに、いろいろとあるんですよ…)、結局、一週間ほど悩んで
「超個体」システムに基づく宇宙構造物の基礎研究
というタイトルを考えました。一応、(U)の補修の問題と(V)のデブリの問題を考えた結果ではあるのです。研究目的の一部を抜粋すると……自立性と耐故障性を実現するために、ハチやアリなどの社会性昆虫のコロニー(巣)に見られる、多くの作業固体による団結あるいは分業といったふるまいを参考にしたシステムを構築することを目的とする。このようなコロニーは「超個体」とも呼ばれ、生物の個体システムの持つ機能上の特徴をコロニー全体として達成している……といった感じです。ま、研究費が当る確率は単純に3分の1くらいですから、当るかどうかはわかりません。
また、4月になれば新しい4年生も(望んでかどうかはともかく)我々の研究室に配属されるはずですので、何か面白そうな研究テーマがあれば(単なる思いつきでいいですから)これからも是非ご連絡ください。(4年生の卒業研究のテーマくらいだとかなりいい加減なものが許される…ような気がするので)