「こうしゅうえいせい正」の締切は近い!

 まいどども、未だに3月からの職が定まらない編集兼従軍魔法使いでございます。
 そーいう事情で、先月お知らせしたように今年は編集作業を分担したい! ということなのですが、なにしろ初めての試みなので、編集作業に例年以上の時間がかかることが予想されます。だから今年の締切はホントに早いです。
 総合締切は5月末。例年は、当初の予定から若干延長していますが、今年はかなり厳しくせざるを得ないと思います。
 全員参加企画の締切は、もっと早いぞ。3月10日とします。募集用のアンケート葉書を今月同封していますので、どうかよろしく御願いいたします。
 これについては、締切を多少越してもたぶん受け付けると思いますけれども、場合によっては割愛させていただくかもしれません。その時はどうか御容赦下さい。
 全員参加企画の課題は、今年は

《あなたの想像する甲州像は? −こんな甲州がほしい!−》

です :-)

 甲州先生の作品から期待される :-)  甲州先生の姿を、あなたの想像力の赴くままに描破してください。現実の甲州センセを多少なりともご存じの方は、「こんな甲州であって欲しい」「欲しかった」でもいいし、まだ垣間みていない甲州像を、現在・過去・未来を問わず想像してあげるのもいいですね。
 文章でなくイラストでも箇条書のリストでもその他諸々でも構いません。3Dモノの場合は写真掲載ですね :-)  なお、解剖図(!)は既に中川[コウシュウザウルス]隊員に一件依頼しております。『コウシュウにはこんな内臓や器官や機関(^_^;)があるはずだ! あるべきだ!あって欲しい! あるかもしれない!』と主張したい方は、私の方へご連絡ください。責任をもってちゃんとお伝えします :-) 
 あ。内臓や器官(や機関 :-) )についてはそれ自体立派な単独記事でもあります。イラストになるかどーかは別として、片端から載せてもいいですね :-)
 お判りと思いますが、『甲州像』は外見や性格だけではありません。能力も特性も諸元^_^;も全部募集しております。

 アンケート葉書の他の項目も、どうかよろしく御願いします。
『主人公は誰だ?』については、統計処理をして掲載する予定です :-) 。

 企画案ですが、先月来、投稿はまだほとんどありません(;_;) (;_;) ^_^;
 とりあえず、・から直接依頼する形などで体裁を整えつつある特集企画の一覧を以下に揚げていきます。基本的に、記事の募集は何でも有り……なんですが、書きたいネタに迷っている方、特にこれが書きたい、という案がまだない方、これらの企画に文でもイラストでも投稿していただくと大変ありがたいです。

☆『軌道傭兵』特集
 とりあえず完結してしてしまったんですね、このシリーズは……
 ということは、来年以降の特集企画はむずかしいでしょう。だから、まずこの企画が・のイチオシ企画です。書きたい事のある方、企画のある方、大至急構想をとりまとめてやってください。なお、事前に「こういう記事をかくつもりです」とご連絡いただければ、締切は多少なら……延ばせると思います。
 アンケート葉書にも2件、載せています。「次のシリーズへの期待・要望」長くなるようなら、別紙かメールで出してください。 

☆『覇者の戦塵』特集
 このシリーズはまだまだこれからですが、特集記事を組めるくらいには展開してきていますね。史実との対照や用語解説、架空兵器(今月の「こうしゅうでんわ」にあるように、甲州先生に「愚にもつかん」といわれるかもしれませんが、ま、直接手紙を送りつけて困らせるわけじゃありませんから……)など、準備していただいています。こんな記事が欲しい! 書きたい! という方、緊急にお知らせ下さい。

☆『甲州年譜』関連特集
 昨年来準備が進んでいる甲州年譜は、メインの記事だけでは寂しいので、関連記事を募集しています。とりあえず、担当者の牧田隊員が伝言板で募集している
『あなたの知らない甲州のヒミツ』『あなたの知ってるこんな甲州』(ってことだよね、牧田君 :-) )に寄稿してやってください。

☆最後に『CB−8越冬隊』について
 
『CB−8越冬隊』はハヤカワ文庫のリストからいま落ちてしまっているので、今年の甲州フェアでの再版を先代が危ぶんでいます。で、先日読みなおして感動しなおしてしまったこの傑作に、特に皆さんの注目を集めておきたいと思い、一筆しています。
 殺意を持って迫る雪と寒さ、その凄艶な美しさと、素晴らしい男たちを次々になぎ倒していく残酷さ。『CB−8』はどんな山岳小説にもましてそれを描きつくして他に類をみません。極限状況でのエンジニアリング描写のリアリティと、凄絶な氷雪との戦いの陰に隠れて目立ちませんが、そのハード設定もまた凄い。主人公達が直面する破局は、なんと、汎銀河人が使った最終兵器?の後遺症だったのです。カリフォルニアがすっぽり入るくらいの大破孔。そして「惑星内部に衛星があるんじゃないか?」と思われるような奇怪な重力中心の移動。そしてその結果、柔らかな内部を持つ惑星CB−8は、潮夕力の影響で季節により十キロあまりも半径が伸縮するのです。地軸を横倒しにし、真円軌道を遠日点距離が近日点距離の5倍もあるいびつな偏心軌道に変えた超兵器がそれをもたらしたのか? しかしその正体は作中ではそれ以上追求されません。ところでこれは甲州ファンに対する挑戦とみなすべきではないでしょうか。
(誰か、軌道をそれだけねじ曲げるのに必要な運動量を算出してもらえませんか……)




●戻る