北陸からの甲州だより

鵜川[お茶汲み少年]育子

 こんにちは。
 岩瀬さんや牧田さん達には、顔を会わせる度「北陸支部は?」「宴会は?」攻撃を受けている《お茶汲み少年》です。(そのうち宴会くらいは……と考えてますから。今、やる事が山積みなんです) さて、めったに原稿を書かない奴が、何故書いているのか。
 それは、先号の画報で皆さんご存じと思いますが、北陸の地方新聞「北国新聞」(誰!キタグニシンブンと読むのは!ホッコクシンブンと読むのよっっ)紙上で、谷甲州先生の連載エッセイがはじまったからです。
 いや、地元ファンの、というか、石川県に住んでいる奴の特権とか言って、独占しておきたいところなのですけど……それじゃ、皆さん黙っていられないでしょう?
 で、ですね、ホントは許されるかどうか(ホントはやっぱりダメなんだと思うけど)「北国新聞」から、エッセイだけ切りとって、甲州画報に載せたいと思います。
 谷甲州先生は、小松で、こんな事を考えてらっしゃいます。と、いう所でシメル。

 話はまったく変わるけど、金沢の古本屋って、おいしい。
 私、谷先生の「戦闘員ヴォルテ」と石飛卓美先生の「人狐伝」「天狐呪風」(全部、版元切れの重版予定なし)を手に入れました。
 おいしいなあ。
 でも、「惑星CB−8越冬隊」だけ、まだ手に入らない。
 誰か、古本屋で見つけたら連絡下さい。
(あ、でも、今年重版予定あるとかってハヤカワ文庫の営業マンさんが言っていたから、どうしよう……でも一報いただけるとうれしいな。うん。)


 アパートに一台きり存在するビデオデッキはSONYの通称「ソニー」君である。彼は今、一生懸命、昨年i−CONでの「日本一のいんぼー男」を再生してくれています。(清水宏祐さん、ホントにどうもありがとうございます。)ちなみにTVの方もSONYの「ソニー」君です。
 さて、私はと言えば、再生され続けている映像を見ながら、これをどーやってレポート構成するべきか迷っております。マンガが描ければ、けっこうおもしろいものが出来そうにも思うのですが、ポン! 私はコマ割りが出来ないんですね。こまったなあ。
 えっ? 何のためのレポート構成かわからない?
 もし、もし。「アフター・ケア」ですよ。おぼえてますか?(協力してくださった、また心にかけてくださった皆さま、その節はありがとうございました)
 もっとも、私からして全体の進行状況を実は把握していなかったりするんですよね^_^;でもHAMACONはもうすぐですしね。亀さんみたいに遅々と……しかし着実に……進んでる……はず……です…………
 時間は本当に速攻で過ぎていきますから。
 でもホントにこまったなあ。あぶない話がいっぱいあるんだもの。(笑)
 一番おもしろいと思ったのは、やはり、前野氏の「超絶の物理・研究発表」ですね。
 昨年、NIFTYにあがっていた台本(?)なるもののコピーを手に入れまして、(どこから手に入れたなどと、追及してはいけない)でも、それって論文みたいなものだから、おもしろさって今一つなんですよね。で、よくわからない所もあって、とりあえずSF大会資料として保存してはおいたんです。
 今回ビデオで、「超絶の物理・研究発表」を観てですね、ホントに笑いました。
 ほら、人間、話をする時って、感情をこめたり、その場の雰囲気にあわせてのアドリブを入れたり、そして身ぶり、手ぶりをするでしょう。それが、笑いを生むんですよね。
 でも、文章じゃ、なかなかそれって伝わらないでしょう。
 うん、やっぱり生に勝るものってないんですよね。

 話が、なんかとんでもない所へワープしてましたね^_^;
 補足の使命を果しましょう。甲州画報1月号の訂正です。
 岩瀬さんが、「北陸支部の鵜川隊員(私の事だけど)が北国新聞をとっているので……云々」と言っておりますが、これは間違いです。
 私がとっている新聞は、ぢつは「読売新聞」です。「北国新聞」は(だからあ、何度も言うけどキタグニじゃないのよ。ホッコクシンブンって読むんです。わかってる、岩瀬さん)谷甲州先生のエッセイのためだけに、日曜日の朝買いに行ってるんですね。(えらいだろう。自分で言ってて、ちょっとムナしい^_^;)
 ですから、これから1年、日曜日の朝、近所のコンビニエンスストアか、金沢駅のキヨスクで、めがねをかけたチビが「北国新聞」を買っているのをみかけたら、そりはきっと私です。
 今年一年「北国新聞」はもちろんですが、「読売新聞」も日曜日は大変おいしい。「北国」は谷甲州先生のエッセイなわけですが、「読売新聞」はなんと「南総里見八犬伝」なんですね。
 私は歩くと「八犬伝」にあたると言ってもいいくらい、ここ1,2年,古本屋なんかにいくと、関係書にあたるんですよねえ。「八犬伝」も深読みしていくとSFです。まあ、何でもそうかもしれないけれど。(そうでないのもあるけど)やはり一度は物事深読みする必要があるんだなと、一人、妙に納得して、締めたいと思います。

 最後に、これって伝言板に書けばいいんだけど、すみません。NASA関連の資料を集めてます。
 講談社ブルーバックス「スペースシャトルの科学」に書いてある参考文献等、コピーでもかまわないので、ゆずってくださる方いませんか?(実費等はご請求くださいね)
 他には、ブルーバックスの「銀河旅行 II」古本屋なんかで見つけたらお知らせください。どうぞよろしく。
 あ、連絡は、 鵜川育子 まで




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