1994年3月18日から20日までカリフォルニアはサンタクララで行われ,FCS(ファーストコンタクトシミュレーション)のイベントである CONTACT XI(コンタクト・イレブン)に大迫さんといっしょに参加してきました.観光無しでしたが楽しい数日間でありました.

1.飛行機・飛行機・飛行機

 イベントの会場はいわゆるシリコンバレーにありまして,もよりの空港はサンノゼ空港.大阪からの直行便はなくてサンフランシスコ乗り換えとなります.大阪-サンフランシスコ間の便ではビジネスクラスの席に座ることができてゆったり(航空会社のプレミア会員だった大迫さんのカードの威力)でありました.で,機内食で不思議に思ったことが2点.

  1. 洋食だったのですが,金魚型のプラスチックの醤油入れがついてました.外人さんはあれが何かわかるのでしょうか?
  2. 軽食としてフルーツを選んだのに,なぜか塩と胡椒がついてきた.いったい何にかけろというのでしょうか?
    サンフランシスコ-サンノゼ間は15分と短い飛行時間で18人乗りのプロペラ機.景色をみながらのなかなかスリリングな飛行でありました.

2.コンタクト・コンタクト・コンタクト

 でもって3日間のイベント.SF大会よりも学術的志向が強く,シンポジウム・ワークショップ・分科会からバンケットまでもりだくさんの内容.私はだいたいはシンポジウム会場におりました.参加者は90人くらいということで,日本人は我々2人,イギリスからも何人かこられていたようです.

3.時差ボケ・眠いぞ・英語がぁぁぁ

 会場にはいたものの.とにかく時差のせいか眠い眠い.会場でグーグー寝ることもたびたび.さらに英語力の不足を痛感してしまいました.1対1の個人的会話ならばそれこそ身振り手振りまで動員してなんとかコミュニケーションできるのですが,スピーチとかディスカッションとかは部分的にしかわからないというありさま.英語を勉強しなくては…(と以前ワールドコンにいったときも思ってたような…).

4.ホテルは豪華だスイートだ

 イベント会場はホテル.日本では泊まったことの無いスイートタイプの部屋で,ベッドルームともう一部屋,コンスイート(飲食部屋)として使ったりパーティをしたりもできる広さであります.で,気になるお値段は朝食付き一泊79ドル(税別)という安さでありました.普通は200ドルということで,コンベンション料金の威力(週末でもあるし)でありましょう.

5.日本・ジャパン・Japan

 今年の10月に日本でもFCSのコンベンションをやるのですが,なかなか感心は高かったです.全体的に日本への興味も高いようで,パソコンの日本語入力実演に感心するは会うたびに日本語で挨拶されるはジャパニメーション(日本アニメ)のTシャツを着ている人はいるは.中には私以上に日本文化をよく知っている方もいたりする.

6.やっぱり関西芸人

 バンケット・ディナーでのこと.実行委員会の事務局長的な方や受付担当の方と同じテーブルになりました.なんかの拍子にピストルを撃つまねをされたものですから,大迫さんとふたりで日本刀で切りかかり手裏剣を投げカラテで対抗するジェスチャーをしますと……真っ赤になって涙を流して笑いころげられてしまいました……やっぱりアメリカでも…….

7.SF作家もいたりする

 ポール・アンダーソン夫妻は CONTACT に以前から関係しておられて,アンダーソン氏は今回バンケット・ディナーでの講演もなされました.他にはルディ・ラッカー氏もシンポジウムの指定討論者として参加されていました(何を話したのかは聞かないように.英語がわからなかったんです…).最終日,企画が終わってからのこと.実行委員の方お二人とアンダーソン夫妻,大迫さんと私の6人でベトナム料理のディナー(わーいわーい).写真を撮る時にはしっかりご夫妻の間という位置を確保する私でした…….アンダーソン氏は補聴器を使っておられるもののお元気な様子.ご夫人のカレンさんは大学時代に源氏物語の研究をなされていたということで,日本にくわしい.恐竜のこと,猫のこと,ベトナム料理のこと,三種の神器のこと(!)などなどいろいろな話題で楽しい時間を過ごすことができました.

8.帰国・一人旅

 さてイベントが終わりますと.私はすぐに帰国であります.しばらくアメリカに滞在して恐竜関係のコンベンションに参加される大迫さんと別れての一人旅.といっても飛行機を乗り継いで帰るだけなのですが.サンフランシスコから大阪行きに乗り(今度はエコノミークラス),ブロイラーの気分を味わいながらの11時間の飛行であります(この記事は機内で書いていたりする).

9.さて,次は日本だ・来年もあるし

 というわけで,本場のFCSイベントを体験してまいりました.この10月の日本でのイベント(CONTACT Japan 1)に役立ちそうなこともいろいろとありました.
CONTACT XII は来年の3月10~12日に西海岸で開催の予定だとか.CONTCT Japan 1 の報告というのに誰かがいければいいのですが.

10.追記

 CONTACT XI の参加報告は,大迫さんがかかれる記事が4月発売のSFマガジンに載るそうです.よろしければそちらもご参照ください.


(中村孝)