スタッフのOさんから、このイベントの事を聞いて興味はあって参加を決めたけれど、ずっと心配だったのはちゃんと「参加」できるかな?ということでした。
自分からちゃんと積極的に発言したりしないと「参加」したことにならないし、楽しめないだろうと思うからです。SFの知識も特にないので、それがとても心配でしたが、Oさんの「大丈夫じゃない?」という一言で「そうかなぁ?」と安易に納得したところがかえって良かったのかもしれません。
実際には、私が想像していたのとはすこーーーし違っていました。私は何もかもをすっ飛ばして、異星人とのファーストコンタクトを考えていて(しかも自分は地球人のままで)、「言葉通じないのにどうやってコンタクトするのかな? 絵を描くのかな? 歌うのかな?」などと訳のわからんことを考えていました。あほです。
さて、初参加の感想ですが・・・。
面白かった、です。一日中座りっぱなしで退屈しないかな?(しつれいな!)と思っていましたが、あっという間に時間が過ぎてしまうくらい楽しかったです。あまり発言自体はしなかったので、スタッフの方々にはとても気を使って頂いたのと同時に気をもませてしまったかもしれませんが、私はかなり楽しんでいたのです。時々、自分のわからない事が多々出てきて魂が浮遊しかけていた時もありますが眠くはならなかったので、それなりに集中していたのかな?
しかし、1日のイベントということで、考証的には端折っていることもあるのでしょうか? 泊まりでみっちりやったら、ちょっと沈んでしまうかもしれません〜。
実際に使うシートを見せていただいた時、最初から時間の経過をきっちりして云々だと、ちょっと嫌になってしまうかもしれませんが、プレコンタクトをしていて、そういうのをきっちりさせておかないと混乱してしまうのが判ったような気がするので、納得すれば、ちゃんとやらないといけないと前向きになれますね。(多分)
プレコンタクトでは、ロールプレイ的な要素も入ってきたので、その辺はかなり面白かったです。
コンタクト時に一番興奮したのは、相手が30センチだったことです。今考えると不思議なのですが心の中でぎゃーーーっと叫んでいました。多分、心の中で相手を怖がっていて、それが30センチ(自分の1/10)だったので、その落差がおかしかったのかもしれません。コンタクト時は、ライブRPGのノリで、これまた面白かったです。しかし、コンタクト時には相手のサイズを前もって知っておいたほうがいいですよね?
姿形や言葉が通じないと、一見奇妙と思える風習・習慣、メンタリティを理解しようと向き合えるし、コンタクトを積極的にとりたがっている相手に対して誠実になりたいと(少なくとも私は)思うのですが、逆に、姿形も同じで言葉も通じる相手だとコンタクトのしやすさから、思わぬ落とし穴があるかもしれないなーと、ふと思ったのでした。あまり関係のない感想ですが。
イベントの参加が少人数だったので、逆に気負い無く参加できたと思います。人数が少ないとスタッフの方々も、私の様な初心者に気を配りやすかったからでしょうか? あまり参加人数が多いと、自分が発言しなくても進んでしまうけれど、少人数だから気楽に発言できた、という気もします。
急に本イベント参加は無理かもしれませんが、またDAYの方には出てみたいです。
スタッフの方々、そして一緒のグループの方々に心よりの感謝を。ありがとうございました。(椿史子)
閉会時に代表代理の大井様がおっしゃられたように、スタッフでない私たちが(「お客さん」ではなく)「会を構築してゆく参加者同士である」ならば、実際のシミュレーションに参加する皆様におかれましては、個人的な欲求を優先することなく、ある程度全体への配慮がなされると、よりよろしいかと愚考いたします。
「イチゲンさん風情が、ベテラン参加者の『(自称)わかってやってる暴走』に太刀打ちしようとするな」という(現地でも一部参加者の方より大声でご指導いただきましたが)ご意見もおありでしょうが、ごく一部参加者の皆様に、重ねて参加態度に関して再考いただければ幸いです。(山内剛)