Advance CONTACT 2 では、ワールドビルドを行う際にどのような問題点があるか、それを解決するにはどういうことを検討するべきなのか、ということを話し合った。以下にその議論の骨子を示します。
1)Day Contactで不満に思うこと
- 地球に近い惑星設定のため、生物の意外性が少ない。
- メンタリティが紋切り型で終わってしまう。
2)何がメンタリティを規定しているのか
- 我々が演じる上では、「日本人」である部分が強すぎる。
- まだインド人や台湾人とコンタクトした方が、より大きなカルチャーギャップを感じることが出来る。
3)メンタリティの限界点
- 「何故、人類とコンタクトするのか?」の部分にメンタリティが発揮されるはず。
- あまりにも異質すぎる相手とはコンタクトできない。従って、まずはお互いのメンタリティの共通項でコンタクトを行っているはず-> あまりにも突拍子なメンタリティが出てこない原因?
4)どのような設定項目を作ればよいのか?
- 対立する2つの項目から、どちらか一方を選択していってはどうか?惑星環境はその選択のための基礎資料となるかも。
対立項目の例)
個体の生存 種の生存 生物的欲求 精神的欲求 革新的 保守的 好奇心旺盛 引っ込み思案 まじめ ふまじめ うそつき 正直 利己的 利他的 好戦的 友好的 血縁重視 社会重視 論理的 非論理的 楽観的 悲観的 中央集権 地方分権 やさしい キビシイ 自己変革 環境変革 細かい おおざっぱ 協調的 非協調的 短気 鷹揚 あねご 舎弟 多種知性を認める ジェネラリスト スペシャリスト 閉鎖的 開放的 宗教がある 虚構を信じる 宣教師的 計画的 締め切りを守る(約束を守る) 結論からすれば、
- 社会の構成はどうなっているのか
- 集団としての性向は?
- 個体としての性向は?
- 論理と感情の優先順位は?
の4つくらいにくくることが出来るか・・・