Advance CONTACT 6 についての感想
私がAdvance CONTACTに参加したのは、現在通っている専門学校の教師である北山先生から、貴重な経験になるといわれたからでした。
参加申し込みの段階で、初心者には難しいと書かれてあり、事実、講演会やその後の考察などは、やり取りされる情報量が大量かつ専門的であるため、知識の無い私にはかなり難解といえる内容でした。
といっても、つまらなかったわけではなく、ほかの方たちの話される内容を聞いているだけでも、十分楽しめました。ただ、聞き取ることに必死で、質問されたときに押し黙ってしまったのは、失敗でした。
そのあとの観望会では、昼間に出ていた薄い雲がうまく晴れ、きちんと星を見ることもできました。やはり、せっかく天文台まで来ているのに天候不良で星を見られないというのは、悲しいものがあります。とはいえ、こればかりはどうしようもないのですが。暗いところが得意ではないため、久しく星を見上げることなど無かったのですが、昔、親にねだって天体望遠鏡を買ってもらったときのことを思い出しました。
その後の、夜企画では、最終的にそれぞれがグループを作り、ばらばらに会話をするという形になりました。といっても、私に議論などができるはずは無く、話を聞かせていただいたり、資料を見せていただいたりしていました。それは、私にとっては有意義な時間でしたが、相手の方にとってはかなり物足りなかったのではないかと、反省しています。やはり、前もって資料をあさり、最低限の知識をつけて、参加すべきでした。
このような機会がまたあるようでしたら、そのときはもう少しましな会話ができるように、精進したいと思います。
(菅谷智美)
Advance CONTACT 2 in NishiHarima参加レポート
レポートを書けぇい! との天の声により、ただ今これを書いております。
CONTACT自体が初参加の谷内です。北山先生のお知らせプリント(?)より、勝手に参加させていただきました。そういえば、北山先生って、昔は『佐藤しお』だったとどなたか言っていたと思うのですが、本当ですか?
えーと、とりあえず、遅刻しました。
ありえないほど、遅刻しました。
思わず途中で帰ろうかと真剣に悩むぐらい、遅刻しました。
おのれ、姫新線……。途中で降ろしやがって……。次の電車が来るまで、一時間ぐらい、どうしたらいいのか判らず、途方にくれちゃったじゃないか!
そんなわけで、メインの2m望遠鏡を見逃しました……。
あれ? メインって、これでしたっけ? そう言ってましたよね?
CONTACTなのに、CONTACTがメインではないのはこれいかに……。
ああでも、あの星々から、異星人がやってくるのかと考えると、正しいのでしょうか。
2m望遠鏡は見れませんでしたが、夜の展望会は大変楽しかったです。お月様が粘土でできてるっぽかったですね。土星は、中にカスタードクリームの入ったどらやきでした。おいしそう。
一番驚いたのが、プラネタリウム職員さん(元でしたでしょうか)の講義(あれは講義ですよね!)。
判り易かったですねー! 星座に無知な私でも、説明を聞いて、大体把握できましたもの。びっくり。星座早見盤、結局必要なかったですねえ。
で、CONTACT。
とにかく理解しようとメモをとったり、友達と筆談で会話したりしながら、みなさんの話を聞いていました。
それで思ったのは、やはり小説の設定と、CONTACTの設定には共通項が多いことです。
判っていたけど、再確認させられたこと。
当り前すぎて気づいていなかったこと。
そういうことをたくさん聞けて、本当に勉強になりました。
今度は、本当にCONTACTがしたいですね。機会があれば、また参加させてください。
なにやら小学生の作文のようなレポート(もどき)ですみません。本当に小説家志望ですか、私。
今回、お世話になった皆様。大変楽しかったです。仲良くしてもらえて嬉しかったです。女性の方々、今度もお泊りのときは、布団を花びら状に敷きましょう!
(谷内都紀子)
Advance CONTACT 2 参加レポート
今回が初参加となりました「Advance CONTACT 2」。
こういったイベント事に参加した経験はあまりないことも手伝って、とても緊張しつつ当日を迎えました。
しかし、いきなりハプニング発生。一緒に行くはずだった友人から「遅刻する」との連絡が入り、一人で向かうこととなってしまいました。方向音痴の私は傍から見てかなり挙動不審者になっていたでしょうが、今回は珍しく無事に辿りつくことができました。
開催場所は、兵庫県佐用町にある「西はりま天文台」です。
駅から降りたところで、同じ学校の人と、同じくAdvance CONTACT 2に向かうであろう方々を発見。お互いに目が合った瞬間、何か同じ空気を感じ取りそのままタクシーに同乗して天文台へ。
まず最初は、天文台主任研究員の鳴沢氏による講演でした。
が、話のレベルが高く(私の知識量が少ないだけかもしれない……)途中から話を追うだけでいっぱいいっぱいでした(反省)。
その後には、異星人は何を目的としてコンタクトをするのかということや、自分たちとは違う社会を構築する際に必要な、基本的な項目は何か、といったようなことを考える時間がありました。
元々そういったことを考えるのはとても好きなので、色々と考えたり話し合ったりして楽しかったです。
そしてその後2m望遠鏡を見学させていただきました!
まず、その望遠鏡の大きさにおどろきです。しかし、カメラを忘れてしまってせっかくのシャッターチャンスを逃してしまいました。仕方なく携帯電話のカメラで撮影しましたが、解像度がそれほど高くないので残念です。
望遠鏡自体を見学させていただいただけなので、是非今度は2m望遠鏡で星を見たいです。
2m望遠鏡の見学が終わった後、ようやく友人と合流。
その日の夜には星の観望会があり、望遠鏡で月や金星、木星、土星などを見ました。土星はぱっと見どらやきのようです。
星座の観賞の時間もあって、普段は数える程しか星が見えないので、空中を覆う無数の星の姿にはとても感激しました。私の家の場所はそれほど都会でもないのですが、やっぱり見えている星の数は少ないものなんですね。
夜も昼間の企画の続きということで、皆で部屋に集まって、そして乾杯。
しかしお酒の飲めない私は、烏龍茶の自己飲量を更新しつつ皆さんの話を聞いていました。ひたすらお茶とお菓子ばっかり食べていてすみません。
お酒を飲めない年齢というのは辛いものです。といっても、もともとお酒に弱い家系なので、そんなに飲めないでしょうが。
結局日付が変わったあたりで睡魔に襲われて、お先に眠らせていただきました。
いろいろと楽しい経験ができて良かったです。
星は好きなので、もっと知識を深めていきたいと思います。
(溝口)
参加者レポート
西播磨天文台に惹かれて、申し込みました。初参加でAdvance CONTACT 2です。
今回の内容を見て、これはまるで半分スタッフ会議かと・・・。ホントに来て良かったのだろうかと思いながら参加しました。
今までのコンタクトの問題点で、所詮日本人が異星人をやっているので結局は日本人的発想や行動になりやすいと云うことでしたが。それについて、普段から突飛な発想をする日本人離れした奴や、変人が異星人をすると良い(面白い)のかなと感じました。異星人がどんな考え方や行動をするかと云うことをチームでディスカッションする時間は必要だろうなと思います。
今回ショックだったのは、新しく出来る2m望遠鏡が経緯台だったこと。コンピュータ制御で赤道儀でなくても天体を追尾出来る様になったので、もう強度的に問題がない経緯台が現在の主流だと聞いて、知らない間に時代が変わったんだと。
(小鯛哲)
当日アンケートから
- 企画会議兼飲み会は楽しかったですね。いくつかまとまったこともありました。こういう畳のミーティングはアメリカのCONTACTにはないので、写真をあちらへ送っときます。秋のCONTACT Japan 6はがんばりましょう。
- 天文台の見学と観望会は良かったのでまた来てみたい。特に2m望遠鏡で天体を見てみたい。
- ワールドビルドに必要な要件の企画が途中で終わってしまったのは残念です。興味深い話題があったがもう少し絞り込んだ形で議題をだしてもらえたら漠然とした意見が減ったと思う。
- 異星人のメンタリティ設定に関して、我々どーも無意識の内に前提としていることがあって、我々自身もその前提に気付いていないので、結局、Day CONTACTなどで考える異星人のメンタリティが、同じようなものになってしまうのではないでしょうか? 今度、異星人のメンタリティを考えるような企画をやる場合、地球人や 日本人を他者が見た場合、どのように見えるかというような事をやってみたらどうでしょうか?
- 企画がもり沢山で堪能致しました。短い時間に「濃い」企画が次々と続き、お得な気分でした。コストパフォーマンス高い!
- 初参加なので、他の方の意見を聞くだけで精一杯でした。夜の観望会は、個人が普通持っている望遠鏡では、まず見られないものを見ることができて、かなり楽しかったです。いつか、2m望遠鏡で見てみたいものですね。正直なところ、ここはかなり距離があるので、もう一度来るのは難しいと思います。
- 今回は初参加なので、なかなか興味深いことがたくさんありました。けど、専門的なことがむずかしかったです。ただ、皆さんの話に度々ついていけなくなってしまったので、そこだけが残念という感じでした。
- FCSの完成度を上げるには、色々とすることがあるのだろうが、良いアイデアが出てこない。道は遠い…
- メイン企画(CONTACT Japanについての考察)の時間が少なくなったのは残念でしたが、やむを得ないところでしょうか。個人的にはSFファン同士の雑談会が泊りがけで久しぶりに出来て、楽しかったのですが。人数が思ってたより多かったのにも驚きでした。
- 宇宙人の作り方(?)が、自分のやっている小説にもすごく通じるものがあって、言われてみて「ナルホド」とか「そうだよね」と再認識することができました。自分がファンタジーを書く時、「魔法の使える人間」や「特殊な人間」といかに人間をこねくりまわしているかに気付きました。
- 会の雰囲気としては、良くいえばアットホーム。悪くいえば超内輪というカンジで、初めてだと入りにくいかも…。でも皆さんすごく親切で、色々話し掛けてもらえたので嬉しかったです。また機会がありましたらぜひ。
- 鳴沢先生のお話が面白かったです。ぜひ、ガンガン頑張っていただきたいです。夜になんとなく形になった図がCONTACT Japan 6に生かされますように!
- 鳴沢氏の講演はよかった。もっとSFファンと交流を持ってもらってアイデアを語り合ったらいいのではないでしょうか。
- 晴れてよかった。天文イベント、Goodでした。KJ法の分析までもっていった山田さんに感謝。あとは飲みすぎで、、、、、、