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イベントをおこなった際には多かれ少なかれ赤字が出るものと考えていた。必要な支出の予想はつくが参加者数が読めなかったため、なるべく支出を少なくすることを第一に予算をたてたのである。生駒山荘側の方針の変更で大広間やその他の備品の使用料が不用になり、また大量に消費されると予想されていた酒類が非常に安く手に入る段取りがついたため、参加者が５０人を越えると黒字になってしまうのではないかという新たな緊張（？）が生まれたのは２月も中旬を過ぎたあたりだった。
結局、参加者総数５６名（ゲスト除く、スタッフ含む）で、このようなアフターレポートの発行が可能となった。なんとか収入を使いきったわけである。赤字が出たときのことを思えば贅沢な苦労ではあるけれど、人外協の正会誌「こうしゅうえいせい」より豪華な表紙になってしまった。
ま、いいか。どうせ人外協が全面協力したらまっとーなものになるはずないのである。
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