CONTACT Japan

CONTACT Japan 4 実行委員長挨拶

 
雑談に流れるスタッフを抑えて
何とか会議を進行させようとガンバる
実行委員長 大井俊朗氏
企画会議(2000年1月8日)にて
  「CONTACT Japan  3」からはや1年余りが過ぎました。あの日コンタクト・パワーを放電し尽くしたスタッフ達もようやく再充電を終え、ここに「CONTACT Japan  4」開催のご挨拶ができることとなりました。
 私は「CONTACT Japan  3」が初めての参加でいきなりスタッフという結構無謀な人間でしたが、それが認められたのか今回実行委員長の任をあずかることになりました。身に余る大役ですが、FCSを一度体験した方ならおわかりになるであろう「あの」感動を、再びみなさんと共有できるその日をめざしてスタッフ一同準備を進めています。
 さて、堅い話はこれくらいにして。
 1998年に本格的始動したSETI@homeプロジェクトはアメリカや日本はもとより世界中でSETIへの関心を高めました。1月現在で参加人数(アカウント)は160万を超えています。これを読まれている方にも、ご自分のPCでSETI@homeを動かして、その解析中のグラフ
を食い入るように見たという経験を持つ方は少なくないと思います。これだけの労力が注がれているいま、いつ未知の知的生命体からの電波を受信したとしても不思議はないでしょう。
 この盛り上がりのなか「CONTACT Japan  4」はいよいよファースト・コンタクトの核心に迫ります。今までどうしても到達できなかった「コンタクト」を実現するべく、今回は太陽系近傍に現れた異星人と通信による意思の疎通がある程度確立した時点からのコンタクトをシミュレートします。参加された方々には「コンタクト」は時間の問題だという切迫した状況のなかでその頭脳をフル回転していただきます。
 異星人の設定にはロバート・J・ソウヤー氏のご協力をいただく予定です。「スター・プレックス」で魅せたソウヤー氏がどんな異星人を作りだすか、みなさん見てみたいでしょう? もちろんソウヤー氏はゲストとしてコンベンションに参加していただきます。2泊3日の宿泊型コンベンションですから、充分ソウヤー氏と友情を育む機会があると思います。
 さて、最後に一言。そこのあなた、私でもなんとかなったのですから、スタッフになってみませんか? スタッフにだけ味わえる感動が間違いなくあります。
 「CONTACT Japan  4」はみなさんのご参加をお待ちしています。

CONTACT Japan 4 実行委員長  大井俊朗

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