CONTACT Japan

Proceedings of CONTACT Japan 3 Vol.1
CONTACT Japan 2 について

 CONTACT Japan 1(以下CJ1)の開催後、運営を担当したスタッフの間では、「もう、あれほど疲れる事はできないね(=2はどうしよう?出来るだろうか?)」という意見が多勢を占めていました。この時点で、CONTACT Japan nというCONTACTのコンベンションに関しては、年次開催という考え方は無くなっており、「じゃあ、オリンピックに合わせて4年に1回にするか?」などとスタッフが集まった時に冗談が交わされる程度で、CONTACT Japan 2(以下CJ2)に関する具体的な目処は立っていませんでした。ただ、スタッフの間でもCONTACTのコンベンションをしたいという欲求には強いものがあり、結局1995年のCJ1アフターレポート完成後しばらくしてからCJ2開催に向けての準備を始める事になりました。
 CJ2はCJ1と同じ構成ではなく、どこが面白かったか、どこに無駄があったか、どんな新しい事をしていきたいか、を(運営労力の軽減とともに)考えた上で計画されました。
 CJ2ではCONTACTというシミュレーションを行う上で必要となる、小さな要素について分科会を設置するとともに、SETIや宇宙科学などの研究者の方々に講演をお願いするという、スリムにしつつも欲張りなコンベンションとなりました。失敗も多々ありましたが、参加者の皆様の感想では、まずまず合格点を付けられるものとなったようです。
 我々CONTACT Japanとしても、数多くの強力な理解者、賛同者を得られたという点で、大変有意義なコンベンションとなりました。(もちろんCJ1に参加して、その後スタッフに加わってくださり、現在なくてはならない存在になっている人もいます)
 今回のCONTACT Japan 3(以下CJ3)開催で、 CONTACT Japanコンベンションは2年に1回(開催→翌年アフターレポート発行→また開催)という慣例が固まりつつあるように思え ますが、スタッフ(各人の時間的制約含む)の不足は慢性的で、ここで隔年のCONTACT Japan開催を約束するものではありません。できれば、今回のCONTACT Japan 3において、居心地の良い遊び場を見つけたと思われた方は、CONTACT Japanという組織に参加してパワフルな活動を行って項きたいと思います。(そうすれば、CONTACT Japan 4は2000年にきちんと開催できるでありましょう)
 CJ3の異星人側の設定は、ポール・アンダースン氏によって素晴らしいものが作成されています。(それを翻訳したり、説明資料作ったりするマン・パワーも相当に必要なのです。ポールと文通したい人募集!)
 CJ3開催まではもう少しです。期待して待っていてください。

CJ2実行委員長 落合[MSG]哲也

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