CONTACT Japan

CONTACT Japan 2 ゲストからのメッセージ3

CONTACT Japan 2について  パトリック・コリンズ

 平成3年までにイギリスに住みながら何回もイギリスでのサイエンス・フィクション・コンベンションに参加したのに、CJ2は日本で初めてだった。とても楽しくて、イギリスと同じように、こういうコンベンションに参加する方々は面白い人だとわかった。皆さんは忙しいのにこの珍しいテーマに熱心なので頑張っている。
 私にとっても人類が他の星からの宇宙人と会うことの可能性は非常に興味深い話題である。面白いのは、科学研究者の中でその確率の見積もりは非常に論争的である。「コンタクト楽観的主義者」というグループの見積もりによると、銀河中知識人は約百万回進化したので、そういう宇宙人がすでに何回地球に訪問してきたと述べる研究者もいる。それに対照的に「コンタクト悲観的主義者」の見積もりによると銀河中の知識人は私達しかない! 今後の研究のお蔭でこの論争はだんだん解決されることになると思っている。
 ところで、皆さん御存知かも知れないが最近のハンコック氏のベスト・セラーの「神々の指紋」とその次の本の中では平成5年に出たエジプトの2つの大謎ははっきり説明される。第一に地質学者はスフィンクスを調べて、少なくても1万年前に造られたと結論した。これに対して、歴史学者によるとエジプトの文明は5千年前に始まったので歴史学者は誰が造ったかと全然説明できない。第二に、ドイツ人のエンジニアは大ピラミッドの中で秘密のドアを見つけたのに、今まで4年間中エジプト当局は開けることを許さなかった! その本の中でそのドアの写真は出ているので楽しんで見て下さい!「宇宙人はスフィンクスと大ピラミッドを造った」とすぐ結論しなくてもそういう可能性はあるので、そのドアを開けることはものすごく面白くて、私は待ちどうしだ!
 私がCJ2で日本ロケット協会の「観光丸」と呼ばれる宇宙観光旅行用ロケットのプロジェクトについての発表を聞いた記者は興味があったので、その研究について様々の記事、テレビ番組等はだんだん出てきた。今まで日本宇宙少年団のL5誌12月、朝日新聞12月21日、読売新聞1月6日、アエラ誌2月10日、そしてズームイン朝4月11日でもあった。
 今年の3月にドイツのブレメン市に世界初めて「国際宇宙観光旅行シンポジウム」は開催された。今年もアメリカで「宇宙観光旅行ソサエティ」が設立されて、今年の9月にロスで又シンポジウムを開催する予定である。私が今年から日本の宇宙開発事業団の招聘研究員になって、 NASDAでもこの話題がだんだんまじめに研究されることになっているので,今後宇宙観光旅行の実現は宇宙開発の大事な目的になると思う。
 ところで、宇宙についてのホーム・ページを探す時www.magicnet.net/~sam123/space.htmlでは面白いページを結構リスト・アップしている。テキストが英語なのに美しい絵はいっぱい入っている。 L5誌8年12月号でのホーム・ページでも米Popular Mechanics誌の95年2月号でも観光丸の絵が出ている。
 ところで、今度コンタクト・ジャパンにはSETIの基礎の「グリーン・バンク方程式」について発表したいと思います。とても簡単でも,それをわかったら、地球外知識人の進化の確率について結構わかることになる。又頑張りましょう!
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